ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

震災から10年

2021-03-11 | 黄色の花

クロッカスである。
地中海沿岸原産のアヤメ科の多年草。
糸のような細長い雌蘂をもつ種があり、ギリシャ語で糸の意味があるクロケが名前の由来となっているそう。
地中海沿岸から小アジアにかけて、80種類が分布する。
日本では春先に咲く花の一つとしてあげられるのではないだろうか。
紫や白、黄色や色が混じったものなど、花色も豊富だ。
画像は我が家のだが、植えた覚えのない場所で咲いていた。
どこからきたのだろうなあ??


今日も朝からいい天気。
日中は12度まで上がったが、風がちょっと冷たかった。

東日本大震災から10年となり、テレビもラジオも特集を組んでいた。
福島は原発事故が絡んでいるので、他所の県よりも状況は複雑だ。
復興が進んでいるかと聞かれれば、そうであろうと答えるけれど、心の奥では疑問符がついている。
国が都合のいい言葉を並べてるけど、放射能で汚染されたあれこれを引き受けてくれる都道府県などあるわけがない。
多額の補助金でも出れば違うかもしれないけど。
東京電力の電気を使っている都県が引き受けるべきなんだろうけどね。
場所が見つからないと先延ばしされて、有耶無耶にされてしまうことは、容易に想像できる。


ジャングル地帯に残っていたセンダングサを片付けた。
昨年、種になり始めたのを3分の2くらい刈り取って捨てたけれど、残り3分の1はそのまま。
今じゃすっかり枯れて、種も落ちたりくっついたりでなくなっているものも多い。
でも、今だに猫はくっつけてくるし、入り込む私も鬱陶しい。

そんなわけで、残りを全て刈り取って袋詰めした訳だけど、結論としては枯れる前に処理した方が楽だいうことか。
茎が枯れて乾燥して折れるし、絡んだまま枯れてるのを迂闊に引っ張れば種が散らばる。
今年はとっとと刈り込むことにしようと反省である。

その作業が終わってから、喪服を取りにクリーニング屋さんへ。
急ぐ必要はないからと言ったのだけど、喪服はいつ必要になるか分からないからと特急で仕上げてくれたんだよね。
そうしてもらってるから、仕上り日に行かないわけにはいかない(笑)

3着のうち、厚地の冬用とシングルの喪服は洋服ダンスにしまった。
普通地のダブルだけ、仏間の鴨居に引っ掛けておいた。
同じ場所に全て置いておくと、片っぱしから着られる可能性もあるしね。


地震があった時間にサイレンが鳴っていた。
学校では黙祷したそうだ。
色々とあった10年だったが、短かったように感じる。
またニュージーランドで地震があったことだし、一月後に同じように揺れるかもしれないなあ。
活動期に入っているから、大きな地震が起きることは仕方ない。
願わくば、寝ている時間帯に来ないで、かしらね。
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