ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

離任式

2021-03-30 | 赤・朱の花

フサザクラ(房桜)である。
フサザクラ科の落葉高木。
赤い房状の花が咲く様子を、満開の桜に見立ててこんな名が。

秋から冬にかけて、房状にぶら下がる果実を見つけたのが数年前。
さて、これは何かねえ?と調べたら、フサザクラに行き当たった。
その時点でどんな花なのかは分かってたけど、やはり実物が見たかった。

昨日も書いたけれど、花弁はなく暗紅色の雄蕊が10本以上、垂れ下がっている。
雌蕊は雄蕊の根元の部分にある。
分かりにくいけれど、下の画像の雄蕊の根元付近に見える黄緑色のもの。

雄蕊が完全に落ちると見やすいのだけど。
木が切られてしまったので、間近で見れるものがなく、なかなか写真も撮れなかった。
欄干からカメラを持った手を伸ばしてこのくらいだ。

日本固有種で、原始的な被子植物とされ、古代植物の一つといわれてるそうだ。
中国やインドに仲間が分布するようだけど、日本においてはこれのみで一屬一種の木。
サイトによっては西日本に分布するとあるけれど、東日本の北のここにあるのだから、本州全土だろうなあ。

水分の多い谷筋や渓流沿いにはえる。
花期は3〜4月だが、ダム沿いに生えているものは終盤であった。


晴れてはいたけれど、昨日のようなスカッと晴れた青空ではなく薄曇り。
午後になってすっかり曇ってしまった。
朝のラジオで夕方から雨になるかもと言ってたが、今の所はその気配はない。
夜間に一雨あるかもしれないようだけど。
気温は昨日と同じくらい上がったんじゃないかな。
学校に行った娘が暑い暑いと言いながら帰ってきたし(笑)

離任式であった。
娘の学年が世話になった英語の先生が異動になったので、娘は出席することに。
一応、離任式は必ず出なければならないわけではないから、来なかった子もいたようだ。
娘も例年なら仙台に行ってただろうから、休んだかもしれないわ。

私はちょみっと庭仕事。
花壇の芝桜の合間から伸びてくるスイバを、ちみちみとひっこぬいていた。
大分、数は減ったけれど、多年草だから根っこまで除去できないのが伸びてくる。
大した大きさになるわけではないから、放っておいてもいいのだけど、何となく邪魔。
気が付いた時に抜いているのであった。

で、その時には青々としていたい芝桜だったが、夕方に外に出たら花が咲いていたのに驚いた。

蕾も多数出ている。

いやいや、6時間くらいでこうなるものなのか?
娘には朝、見落としてたんじゃないの?と言われたけど、それはまずあり得ない。
目立たない色ならともかく、この鮮やかな色を見落とすわけがない。
植物の成長の早さには驚かされることが多い。
昨日は枝しかなかったのに、今日には葉っぱがついていることもザラだもの。
どんだけの早さで細胞分裂してるんだと感心するばかりである。

庭木の剪定を少しだけどしたり、傷んだ椿の花を落としたり。
晩秋に義父が蒔いた春菊と小松菜だけど、わずかばかりが花を咲かせている。
結局、99%がダメになったんだろうなあ。
数本の生き残りが、食べられもせずに花を咲かせているのが悲しくもあり。
さて、今年は畑仕事をする気があるんだろうか、あの人は。

クロさんは限定して外に出してあげている。
暖かくなって外に出る欲求が半端なく強まり、手に負えなくなってきたからだ。
大体が朝、起きた時に一回、その後、1、2回くらいかな。
午後は基本、出さないが、納得しているのかあまり駄々をこねてはいない。
人の座椅子を乗っ取って、ぐっすり寝ていることが多いな。



3月も明日でおしまい。
今年も4分の1が過ぎ去ってしまったよ。
来週から学校も始まるし、束の間の休息期間だなあ。
明日は何をしようかしらね?
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