ミツマタ（三椏）である。
中国〜ヒマラヤ原産のジンチョウゲ科の落葉低木。
枝が３本ずつ分かれることからこんな名が。
奈良時代に渡来し、樹皮から製紙用の繊維を採るのに利用された。
いわきでも遠野町ではミツマタから作った和紙を、小中学校の卒業証書に使っている。
この紙を漉く作業は卒業生が行う。
自分でこさえた和紙でもらう証書だから、思い入れも一入であろう。
紙幣の原料にもなっているほど強度が優れている。
花期は２〜３月だが、フラワーセンターのは今月に入ってから咲き出したところである。
今日も朝からいい天気。
気温は14度で、昨日よりは弱まったものの、午前中はそれなりに風はあった。
朝食を終えた義父が、明日なんだけど...と声をかけてきた（珍しい！）
お墓に線香をあげに連れてけかな？と思ったのだが、趣味の会の集まりに乗せていけであった。
やれやれ、伴侶の線香上げよりもそっちが優先かいなと、ため息である。
でも、残念ながら、明日は通院日なので、何れにしても集まりには参加できない。
その旨、伝えたら、ああ、そうなの？みたいな曖昧な返答で部屋を出て行った。
デイサービスに出かけたあと、義父の部屋に行き、会から届いた封筒を確認。
いつも最後の週の金曜に集まっているのになと思ったからだったが、案の定26日と書いてあった。
先月もそうだったけれど、何をとっちらかってるんだろう。
今日が25日と認識しているのか。
毎朝、カレンダー、次いで新聞の日付を確認しているというのにねえ。
で、床を見れば、食べたお菓子の空き袋が床に散乱している。
来る度、散らばってるので、それらを回収してるのだが、何でゴミ箱に捨てないかなあ。
鼻をかんだらしいティッシュが、ゴミ箱周辺に大量に散らばっていることもあった。
さすがにこれは手を出さなかったけど...。
ボケがどうのという話じゃないと思うが、ゴミ屋敷になる一端を垣間見たような気もする。
使用したマスクや紙おむつも捨てずに溜めてるし、まいるわぁ。
お墓に行って、残った雑草を引き抜き、除草剤を撒いた。
倒れた蓋が土で汚れていたので、それも洗い流す。
花を供えて、飛ばされないように切った茎を隙間に詰め込んでおいた。
さすがにこの風の中、線香をあげるのはまずかろうとやらなかったが。
土曜に旦那が来るから、その時にしてもらおう。
明日は午前中、デイサービスのケアマネさんが来る。
午後一で病院の付添いもありで慌ただしい。
何か取りこぼしているような気もするのだが、自分のことでないと忘れてしまう。
あ、そうだ、明日は息子に送金してあげないといけないんだった。
ますます忙しいわ（行ってる時間があるのだろうか...）
