サザンカ(山茶花)である。
ツバキ科の常緑高木(日本固有種)。
中国語の椿の中国名「山茶花(サンサカ)」が転訛したとされる。
山地の林内や林縁に生育する。
日本固有種ではあるが、自生地は四国や九州、沖縄など南西諸島。
画像は我が家のものだが、東北で見られるのは改良された園芸品種だろう。
園芸種の花色はピンクや赤、白、絞りなど多数あるが、自生種は白色のみ。
暑さが長引いてはいたが、今年も例年と変わらずの開花。
ジャングル地帯の西端、道路に面した位置にあるこれが10月下旬にまず開花する。
その後、花壇やジャングル地帯の東側にある濃桃色のが咲き出す。
秋の植物は、気温に左右されるものとそうでないものがあるが、サザンカは後者なんだな。
花期は10〜12月。
今日は朝から青空が広がり、久しぶりに一日、晴れていた。
気温は20度まで上がり、過ごしやすい一日であった。
8時過ぎに足場の解体に作業の人が来て、30分もかからずに終了。
これで、今回の作業は終了である。
このところの押込み強盗のこともあり、2階に簡単に上れる状態だったのでホッとした。
今考えると、面格子をつけてもらえばよかったのかもしれない。
その後、所用で出かけたが、用事が済んでから自然の家に足を伸ばした。
来月に里山さんぽ企画があるのだが、そのチラシに掲載されていた植物に興味を持ったため。
ここ、市内の小学生は宿泊体験学習などで利用していて、うちの子たちも行っている。
が、私はその日に息子を送って行っただけで、施設内を散策したことがなかった。
駐車場に車を停めて、案内板を眺め、施設の西側にある3コースを歩くことに。
行ってみたら、上り坂を延々と上ったり下りたりの系登山ルートであった。
しかも、人の出入りはほとんどないみたいで、大きな蜘蛛の巣が道を塞ぐように幾つもあった。
なるべく壊さないように潜って移動したが、壊しちゃった巣もあって申し訳なかったな。
先の地図では、施設の裏側を通って、キャンプ場に抜けられる道があった。
このルートで行こうと考えていたのだが、分岐の案内板に問題があって迷うことに。
だだっ広い草原の中の広場に到着後、東に行く道を探したが見つからない。
仕方なく西に伸びる道を進んで行ったのだが、どこにいるのか分からなくなる。
本館と書かれた案内板は途中でなくなり、獣道がそちこちにあって惑わされる。
獣道に迷い込んで行き止まり、戻ることも何回か。
途中、ぬかるんだ急な下り坂で滑って尻餅をついてしまった。
私、このまま帰れないんじゃないかと、泥だらけになった尻まわりにため息。
結局、行く途中にあった展望台に、偶然たどり着けたので事なきを得た。
にしても、案内板の不備はまずかろう。
最初に記した場所にたどり着くまで、別の場所を記してはいけない。
特にこういった山中は、遊歩道として道を作っている以上、最低限である。
上の地図の画像は、戻ってから撮影したのだが、展望台の位置も書いてなかったね。
あの広場がどこにあったのかも分からない。
ああ、戻れてよかったあ。
泥だらけだったので、座席に新聞を敷いて帰宅した。
汗もかなりかいたこともあり、到着後はシャワーを浴びて、ジーンズの泥も流した。
乾燥して払った分もあったせいか、思っていたほど泥がついてなくてよかった。
羽織っていたワイシャツは右肘の辺りが泥だらけになっていた。
右側に傾いて尻をついたようだが、現状、痛みなどはない。
明日は筋肉痛になってそうだけどね(笑)
10月最終日は、何をやらかしてんだで終わったな。
でも、一生分のコウヤボウキを見れたので良かったとしよう。
そういえば、今日はハロウィン?
娘が昨夜、友達に配るんだとお菓子(スイートポテト)を作ってた。
朝、試食させてもらったが美味しかったな。