Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

鬼十則

2011年10月14日 | システム

一. 仕事は自ら創るべきで、与えられるものではない。

一. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

一. 大きな仕事に取り組め!小さな仕事は己を小さくする。

一. 難しい仕事を狙え!そして、これを成し遂げるところに進歩がある。

一. 取り組んだら放すな!殺されても放すな!目的完遂までは。

一. 周囲を引きずり回せ!引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

一. 計画を持て!長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫、そして正しい努力と希望が生まれる。

一. 自信を持て!自信がないから 君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

一. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ。

一. 摩擦を怖れるな!摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。

 

―この『鬼十則』は、電通4代目社長・吉田秀雄昭和26(1951)年に社員の行動規範としてつくったもの。 

ウチの会社でも朝礼の際、『○○十則』と、「鬼」のトコロを社名に変えた全く同じものを、でかい声で全員で唱和して出発する・・。 

その雰囲気たるや、推して知るべし・・であるが、その内容に関しては、いちいち納得させられるものがある。

 


人と話せる状況をつくる

2010年04月09日 | システム

以前、5stepsという交渉の流れについてまとめたものを紹介した。

(カテゴリー/システム:「営業の真髄」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/960764ae3875cb36c90d8e326af3ea75

 

1番最初の前置き(紹介)は、人と話せる状況をつくるための最も重要なステップといっていいだろう。

アポイントや紹介のないまま会う飛び込みの営業などでは、相手が訪問者と話すかどうかを決めるのに要する時間はわずか3秒だという。

第一印象、すなわち”見た目”が与える影響が大きいコトがよくわかる。

 

前置きのポイントはS.E.Eすなわち・・

S(smile)・・・笑顔

E(eye contact)・・・アイコンタクト

E(enthusiasm)・・・熱意

・・である。

 

人とのコミュニケーションにおいて、38%は声のトーンや大きさ、テンポなどの聴覚情報、55%は視線や表情、身なりやジェスチャーなど、見た目の視覚情報で、これをノンバーバル(非言語的)・コミュニケーションという。

言葉や文字などの言語情報そのもの、バーバル(言語的)・コミュニケーションが占める割合は残りの7%しかないとうのだ。

 

たとえば、「バカヤロー」という同じ言葉でも、怒りながら大声で言うのと、笑いながらボソッとつぶやくように言うのでは、受け取る側は全く違うイミにとらえてしまう。

いわゆるKY(=空気が読めない)とゆー言葉も、こうした言外のノンバーバル・コミュニケーションがうまく出来ない人を指すものであろう。

 

だから、こうしたブログなどでは、表現がコミュニケーションの手段としては全体の1割にも満たない言葉のみに限定されてしまうため、言葉を額面通りに受け取られるコトで、イミがまったく正反対にとられてしまったりして、誤解やトラブルの元になるコトも多い・・。

 

まったく、言葉とゆーのは便利なもの・・。(←皮肉

 

だから、←こうした絵文字は、結構バカにならないだ。

 

もう1つのポイントはK.I.S.S、すなわち、Keep It Short & Simple・・「短く、簡潔に」・・とゆーコト。

前置きの起承転結を表すA.R.E.A、すなわち・・

A(answer)・・・答え

R(reason)・・・理由

E(example)・・・例え

A(answer)・・・答え

・・とゆーものがあり、これを踏まえて話すコトがポイント。

答えに至るまでの理由から入ると回りくどくなり、聞いてる方も途中で「一体、何が言いたいんだ?」・・となってしまう。

 

―まあ、これらも踏まえておく必要はあるが、所詮、外的なテクニックにすぎない。

これを上辺だけのポーズでやってるのだとしたら、簡単に相手にそれと伝わってしまう。

いかに誠実に、誠意をもって相手に接するかが1番重要なポイントであろう。

「あなたのお役に立ちたいのです」と、本心から思えなければ、単なる物売りととられて、門前払いを食うコト間違いなし・・。

 

それも、わずか、3秒で・・。

 

 

 

 

 

 

 

 


リーダーと管理者の違い

2010年01月15日 | システム

「図解フジマキ流 アツイチームをつくるチームリーダーの教科書」藤巻幸夫著 インデックス・コミュニケーションズ)という本の中にあった定義であるが、

リーダーとは、あるものごと自分から「やろう」と切り出して、人々をその方向へと全力で導いていく存在だという。

 

なかには、ものごとがとどこおりなく進むようチームをまとめること―それをリーダーの仕事と思っている人もいるかもしれない。それは認識不足だ!

むしろそれは、スケジュールやコストを管理する、いわゆる「管理者」の仕事。

もちろん管理者の存在も大事だが、リーダーが果たすべき役割は本質的には別のところにある。

みんなで進もうとする方向性を「自分が決める」。それができる人こそが、リーダーだ。」cf.P38

 

そして、チームをまとめるには・・

「志」 ・・チームで実現させたいコト、いわゆるビジョン

「人間力」 ・・メンバーを強力にまとめる求心力

「システム」 ・・仕事の手順などを体系的にまとめたもの

「ルール」 ・・みんなが守るべき決まりごと

 

・・以上の4つが必要であるが、この中で「システム」と「ルール」のみによってチームをコントロールするのが、いわゆる「管理者」。

この4つをバランスよくあやつって、チームをまとめるのが理想の「リーダー」。

 

人間の心は、「システム」や「ルール」だけでは絶対に動かせない!

「志」や「人間力」なしに、チームに火が点くコトなどありえない!

アツいチームを作るのは、アツいリーダーのハートなのだ!

 

 

 


完璧さと愛の違い

2009年12月16日 | システム

完璧さは、「人」よりも「自分」を優先し
 愛は、「自分」よりも「チームワーク」を優先する

 

完璧さは、常に急ぎせかすが
 愛は、忍耐があり、時間をかける

完璧さは、結果にこだわり
 愛は、そこに至る道のりを大切にする

 

完璧さは、パフォーマンスの批評に時間をかけ
 愛は、励ますことに時間と努力を費やす
 

 

完璧さは、自分よりも優れている者を尊敬し
 愛は、周りのすべての人を尊敬する

 

完璧さは、命令し
 愛は、提案する

 

完璧さは、頭に訴え
 愛は、心に訴える




完璧さは、些細なミスを素早く指摘し
 愛は、すばやくそのミスをフォローする

  

                        「バイマンスリーアクティベート誌」より

 

前回、厳しく戒め、教え導く父性的な「厳愛」と、すべてを受け入れ、包み込む母性的な「慈愛」について書いた。(カテゴリー/人生覚書き:「五省」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/459701470ea325c28f96bac0c92bbde9

これはさらに噛み砕いていてわかりやすい内容ではないかと思う。

 

決して完璧さを求めるコトが悪いワケではない。

でも、たまには立ち止まって「よく頑張ってるよな」と、自分を認め、ほめてあげるコトも大事ではないか?

 

せめて、自分くらいは、自分の味方になってあげよう 




リーダーに願われる3要素

2009年11月13日 | システム

信頼性(trust)

当たり前のコトだが、信頼されないリーダーでは誰も従わない。

見本・手本となり、自らが部下を信頼し、支援するリーダー。(カテゴリー/システム:「自律型人間を育てる3つのポイント」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/17f67b324faffa65e61a094861a40c3e

「信頼されているコト」は、リーダーとして最も必要な要素といえよう。

さらにくわしく言うと、信頼されるには以下の3つが不可欠である。

それは・・

 ①正直さ(honest)・・ウソつきは信頼されない。言葉に行動が伴っているコト。         

 ②私心のなさ(unselfish)・・自己中心的でなく、公正・公平なコト。

 ③忠誠心(loyalty)・・所属する会社や組織のみならず、地域や国、世界・・と、

               より大きく公的なものを先立たせる精神。       

情熱(passion)

情熱―もっと端的に言うと、やる気があるかないか?

情熱、熱意は部下にも伝染する。

しかし、情熱だけでも空回りしてしまう。

その前に信頼するに足る人格を備えなければならない。

だから、はじめに信頼性となる。

 

実力と実績(ability & achievement)

実力と実績の前には、誰もが従わざるを得ない。

しかし、いくら実力や実績があっても、人間的には尊敬できない人もいる。

常に「謙虚さ」を忘れず、絶えず自分自身を修練し、人格を磨いていく姿勢、そうした「私心のなさ」に人は心から屈服する。

信頼するに足る人格こそ、何よりの実力と実績といえよう。 

 

常に「為に生きる」指導者、奉仕するリーダーを目指して頑張ろー!! 

道は遠い・・。 


自律型人間を育てる3つのポイント

2009年11月04日 | システム

以前、「自律型人間」(カテゴリー/システム:「自律型人間」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/55164c0467020fc1626d1f88bb529736)という内容を扱ったが、そうした素晴らしい人材を育てるために必要な3つのポイントがある。

それは・・



見本であれ!手本であれ!

「知」の世界で得たものを「知」で伝えていくのではなく、それを体験を通して伝えていくコトが大切。
自分の経験、体験から感じたものをそこに乗せて伝えていく。

「論語読みの論語知らず」では説得力がない。

信頼する!

自分から勇気をもって一歩踏みだす。
「信頼」という関係性を大切にしよう。

(カテゴリー/システム:「信頼」と「期待」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/f6f8933ac9dfdc1f2114de780431b8b1

支援する!

最高最強の支援は、「励ますコト」!
相手の立ち位置に立って、励まし続けるコトが最高の支援。
自分自身の経済状況とかが問題ではない。


「人のために火をともせば、我がまへあきらかなるがごとし」

(カテゴリー/人生覚書き:「1人じゃない!」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/8d3a335cb84b5ec0a0a964f616aa68b8


 

誉めても、叱りつけても、どのように接したとしても、人はそれに応じた育ち方をする。
子を見れば親がわかり、部下を見れば上司がわかり、社員を見れば社長がわかる。

人が勝手に一人で育つコトはない。

人は育てたように育っている


自分のまわりにいる人は
自分の鏡である。

相手がそういしているのは自分がそうしてきたから。



相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから。

怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから。

まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを助けてこなかったから。

部下が上司を信頼しないのは、上司が部下を信頼してこなかったから。

収入が少ないのは、価値を与えていないから。


つまり、得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い

他人を変えたければ、自分を変えれば良い。

人を育てたければ、自分が育つ姿を見せるコトである。
 

過去と他人は変えられない!

未来と自分は変えられる!

 


 


バディシップ

2009年10月24日 | システム

バディシップとは「お役立ち精神」のコト。


バディ(Buddy)とは仲間、相棒、親友。


仲間や親友に「何かしてあげたい」、「役に立ちたい」という思いは皆持っている。

しかし、「やる」、「やらない」に分かれるのは、スイッチが入っていないから。

仕事、雇われてる身となれば、なおさらのコト。


そのスイッチを入れよう!

人を喜ばせたいという思いからの行動が、商売の原点。
親を喜ばせたい。お客さんを喜ばせたい。

人を喜ばせたいスイッチを常にオンに。


自分の仕事に精一杯で、他のコトに気付かない バッドサービス

お願いされて、「はい、喜んで」と応じて行う    グッドサービス

声をかけられる前に自分で判断し、行動する
   エクセレントサービス



グッドとエクセレントの差は、してあげたいと思うか思わないかの差。

主体性、主人意識。
まさに、バディシップ。

一流ホテルのリッツ・カールトンでは、このバディシップがあるかないかを見抜く面接を行う。

 

バディシップの六原則

 問題をプラス受信する

 自分自身に問題の原因があると考える

 状況の変化や、相手に期待せず、自らの可能性に期待する

 今、自分にできる事から全力で取り組む

 自分が完全に納得いくまであきらめない

 相手を全面的に認め、信頼する




最高・最大の感動はいつ得られるか?
自分が努力したコトによって、他人が感動するコトによって得られるのでは?

仕事は何のためにするのか?

価値と感動を与えるために。

それに対してしか代価は帰ってこない。


イチローの年棒は、価値と感動を与えたものに対して支払われている。

仕事も同じ。
どれだけの価値と感動を与えられるか?


感情の6段階

怒り→不満→満足→感動→感激→感謝


「満足」は一つの感情。
期待通りの結果を生むコトが満足。
CS、顧客満足度と言われる段階。

満足の一段上の「感動」領域。

さらにもう一段上の「感激」領域を目指す!

「すごいね、まいった!」と言われるくらい。

最後は「感謝」されるトコロまで。



 


自律型人間

2009年10月02日 | システム

20年前なら、1人の優秀なリーダーがいればなんとかなったが、現在は時代の変化のスピードが早く、激流!
ゆえに、今はそうした環境にあるコトを自覚し、自らの判断で動ける自律型人間が必要である。


いま、求められる人材、自律型人間とは・・


自律している人間

変化に対応できる人間

他人に”元気”を与えられる人間

何事も“本気”で取り組む人間

新しい価値を生み出せる人間



自分で立つ「自立」だけを意識すると、孤立してしまう。もっと大切なコトは、自分を律するコト。

「律する」=コントロールするコト

「雨が降ると憂鬱になる」のは誰しもそうだが、雨という「環境」はコントロール出来なくても、「自分」の心は訓練によってコントロール出来る。



自律の姿勢、自律の定義とは・・

「いかなる環境・条件の中においても、自らの限りなき能力と可能性を最大限に発揮して、道を切り開いていこうとする姿勢」!!


毎朝、毎朝、「今日1日、自分の能力と可能性を最大限に発揮するぞ!」と自律のスイッチ、本気のスイッチを入れて出発できているか?

環境に引っ張られるのではなく、環境を引っ張っていく人。

それこそが、本当に優秀で必要とされる真のリーダー。

 

自律を深めるには、「安楽」から「充実」へのパラダイム・シフトが必要。
人間は、その相反する二つの欲求をもつ。

「安楽」の欲求とは、食欲・睡眠欲・性欲・物欲・支配欲・私利私欲など。

生きていくための欲求、楽したい欲求なので、誰もが持っていて、いつもスイッチが入っている。

 
「充実」の欲求とは、自己実現欲・自己成長欲・価値創造欲・社会調和欲など。

努力した後に充実感を持ちたい・・という欲求なので、意図的にスイッチを入れないといけない。

「充実」のスイッチは入っているだろうか?

「充実」のスイッチを入れるトコロから、自律型人間への一歩を踏み出せる。 

 


「自律」型を知るには、「依存」型を知ると分かりやすい。


問題を解決から遠ざける11の依存姿勢 とは・・

 

①転嫁        ・・人のせいにする

②逃避       ・・問題から遠のく

③指示待ち ・・指示があるまで何もしない

④傍観       ・・第三者的にじっと見ている

⑤無視       ・・知らんぷりをする

⑥拒絶       ・・一切、受け容れない

⑦正当化    ・・自分の正しさを主張する

⑧責任分割 ・・自分も悪いが、他人も悪い

⑨妥協       ・・仕方ないとあきらめる

⑩迎合       ・・自分を捨てて、相手に合わせる

⑪我慢       ・・変化を期待して、じっとこらえたままでいる

 

問題が起きた時に①~⑪のパターンで対処しようとする。

依存型にもっとも多い特徴は頭の回転が速く、問題が起こると、それが起こった状況を判断をするために情報収集する。

それを組み立てて、11のパターンに当てはめて対処する。

夫婦間や家庭内でも、これは出てないか? 
 

自律型人間の姿勢はただ1つ!

「受容」 !!



自律型人間は、どんな大きな問題でも小さな問題でも、物事を受け入れるというコトからスタートする。


依存型は、自己中心の「安楽」の欲求のみで、全く受け入れていない。 


自律した者同士が相互に支援する関係性が最高で、どの立ち位置にあっても、同じ方向性を向いている組織が一番強い。

そのために必要なのがミッション理念


 

自立(律)の5つの概念

自己依存 ・・他に期待せず、自分自身に期待する

自己管理 ・・自らの可能性を最大限に発揮する

自己責任 ・・問題の原因は自分自身にあると考る。これが一番大切!

自己評価 ・・自分が納得いくまでとことんやる

他者支援 ・・他人を信頼して支援する


・・この全てを他者に置き換えると、依存型になる。



マズロー5段階の欲望の最高段階は自己実現欲

そのさらに上の6段階目に、他者支援の欲求があるといえよう。



人生脚本

2009年09月26日 | システム

交流分析という心理学を打ち立てたエリック・バーンによると、人は3歳から14歳までで「人生脚本」というものを書きあげているという。


その「人生脚本」のパターンは以下の4つ。


 I’m OK、You’re OK


 I’m OK、You’re Not OK


 I’m Not OK、You’re OK

 

 I’m Not OK、You’re Not OK



―これを書いたのが自分だと気づけると、いつでも書き直すコトが可能なのだ。

当然、が一番良いが、それは、いつからでも書き直せるのだ。


脚本=パラダイム

 

人がいきいきしていない原因は、パラダイムにある。

人間は、生まれながらに皆大きな器をもっているが、年をとるごとに、周囲から小さく小さくされていっている。


何かやろうと思うコトに対して否定され続けると、自分のやろうとしているコトを表現しないほうが良いのでは・・と、やりたいコトに対して、フタをしてしまう傾向がある。


突破力に欠けてくる。


何かをやろうという大切な時に、何か別のところから躊躇させられるのは、パラダイムがささやいてくるからである。

全て内的要因、自分のパラダイムが原因なのである。


 

自分がいきいきしない「人生脚本」を書いていないだろうか?

いきいきしないパラダイムの中にとらわれてしまっていないだろうか?

 

自分自身のパラダイムを見つめ直していくコトが重要である。