カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

南 流石さんの眉間にシワ

2006年02月13日 | 星観る人

三宅裕司の「イカすバンド天国」。『イカ天』の愛称でおなじみですよね。キノコさんのバンド『星観る人』実はイカ天に出たんですよ。1990年11月の放送でした。15年くらい前ですね。読者の皆さんは当時、中高生くらいだった方が多いのではないでしょうか。審査員の一人にステキな女性振付師、南 流石(みなみさすが)さんが来ていました。
三宅 裕司「南さんどうですか?」
南 流石「えっと私、あの…音楽わかんなくて、変な事言うかもしれないんですけど。(眉にシワがよる)こういう風にあの…途中で展開が変わる??…ナンかわかんないけど(ますます眉間のシワが深くなる)」
森 雪之丞「変拍子?」「あそうだ変拍子。こういうの好きなんですよ、ワタシ。(笑顔)」(審査員一同:笑)
相原 勇「ちっともヘンじゃないじゃないですか」
三宅「こういう風に眉毛にシワがよってたので『こういうのは苦手です』って言うのかと思ったら」
南「ナンかドラマチックな感じがしてねー。こういうの好きなんですよ。ワタシ、実は。」「変拍子って振り付けしにくいですよね?」「いや変拍子で振り付けするのが、好きなんですよ。」「リズムにノるのが難しいんじゃないんですか?」「リズムが…先が読めないリズムで踊るのが好きなんですよ。(笑顔)」(審査員一同:へえぇ~)
客観的に考えるとその時演奏した『百鬼夜行』というオリジナルは確かに変拍子バリバリの曲でした。でも言い訳じゃないけど演奏していた本人の私は「フツーにノれてた」わけですよ。私は「変拍子にしてやろう」と企んで作曲したことはなく 変拍子=『自然に変化した拍子』」と考えていました。その辺の話は深いのでまた改めて…
というわけで残念ながら1週も勝ち抜けなかった「星観る人」でしたが『流石で賞』をいただきまして、ちっちゃなトロフィーを囲みながら楽しいお酒を飲ませていただいたのでした。

コメント (9)
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