合唱っていいですよね。コドモの合唱団はまだ男の子が声変わりしてないので「全員がソプラノ」なんですが、オトナになると男女の分担する音域が幅広くなります。同性の中でも声域の得意・不得意の差が出てくるので、皆さんご存知の通り「ソプラノ」「アルト」「テナー」「バリトン」とパートが分かれるんですよね。
ファミコンは3和音までしか発声できないので通常、「第1パート=ソプラノ(メロディーに専念)」「第2パート=アルト(ハモリ or カウンター or エフェクト)」「第3パート=バリトン(ベースライン+雑務全般)」…とだいたい役割が決まっちゃうのですが「迷宮組曲」のメインBGM(城内)のワルツでは「上品な感じを出す」ためにちょっと工夫してみたのです。その工夫とは…
そうです。「第1パート=アルト」にしてみたのです。で、アルトにメロディーを歌ってもらって「第2パート=ソプラノ」とし、ソプラノに「上で」ハモッてもらったんです。こんな感じ。
♪ ソプラノ |ミ ー ー|ミーー |ミ ーー |ミ ーー |
アルト |ソーラ |シード |シーラ |ソーー |
ソプラノ |ソーー |ミーー |ファーー|ファーー|
アルト |ミファソ|ラシド|ド#ーー|レーー|
私は作曲理論を全く知らないので「感覚」で「下でメロ歌って上でハモるとちょっとスマした感じじゃねえ?これ大発見じゃねえ?」と悦に入っていました。楽器を弾ける方は上記ソプラノを1オクターブ下げて「フツーに下でハモって」みて比べてみてください。なんか上品な感じが消えちゃうでしょ?
その後展開部では悪ノリで第3パート(バリトン)にもメロをやってもらい「あらま。ますます格調高いざーます。おーほっほっほ」とゴキゲンなキノコさんでした。でもちゃんと作曲を勉強した人がこれを読んだら「お粗末!なんと低レベルな話!」って叱られちゃうんだろーなー…怒っちゃイヤ~ン。