観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「スマイル」2回しか観てないけどね!

2009年10月19日 | 映画・ドラマ
 全くノーマークだった「スマイル」。6回目と最終回だけ観た。最終回で全てが分かる作り。全部観てないから、ごめんなさい。 松本潤はベトナム人なの? フィリピンだった。新垣結衣は失語症でしょ? 最終回では普通に話してたけど、いいの? まあ、何年も経ってるからいいのかも?
 死刑が決まって留置されてた、松本潤。なんか髪の毛ぼさぼさで(長髪駄目だね、彼)、「狼少年ケン」みたい(古っ)。「ばばんぼぼぼん、ぼんぼぼん」って主題歌のヤツ。
 そして、最終回はお見事。
 まあ、時間的に、死刑はないなとは思っていたけど、全て丸く収まって、視聴者の気持ちを軽くしてくれた。もし、これが映画だったら、ビト(松本潤)は死んでいたかも知れないね。
 でもドラマだから。お茶の間での人々に希望を与えるから。
 松本潤。ラストの短髪。まるで子ども。最初分からなかった。
 小栗旬のいやーな男っぷり。小栗ってやっぱ幅が広い。イケメン俳優として人気を博してるけど、演技派だよね。イケメンにしては鼻の下長いし。「サマースノー」で魅せた演技は凄かった。
 中井貴一も文句無し。久し振りのいしだあゆみもいい。
 でもさ、松順とガッキーは今イチかな? 松順は道明寺を脱する強烈キャラに挑戦した方がいいし、ガッキーは若手女優陣の中で頭一つ出るには微妙。
 これが、ニノと上野樹里とかだったらどうかな? 小出恵介と井上真央だったら? 松順主演でもヒロインは、蒼井優でいって欲しかった。
 まあ、この数日はまった徳山秀典が出てるってんで観たけど、徳山秀典。やはり深夜枠のおとぼけキャラが似合ってる。フォンなのに後免なさい。ただ単に、綺麗な顔立ちの役者は多いので、三枚目でやって行ったら? 彼のブレイクもしくは代表作を祈る。声いいよね。

 

「釣り吉三平」夏休みにピッタリの映画だよね

2009年10月15日 | 映画・ドラマ
 何も考えずに童心に戻れる作品。雄大な自然を背景に釣りにかける七人の中で、少年三平を主演にした大ヒットコミックの映画化。
 夏休みにピッタリ。
 主演は、須賀健太、そして塚本高史、香椎由宇、土屋太鳳、小宮孝泰、萩原聖人、渡瀬恒彦らのベテランが脇をかためる。須賀健太が子役から、役者への一歩を踏み出した作品と言えるだろう。「スリーピース」でドラマ初出演したあの子どもが、今や声変わりで青年へと変わって行く、そんな成長過程を子役が画面にさらしたのは、「北の国から」の吉岡秀隆と. 中嶋朋子が初めてだったのではないだろうか?
 子役で活躍し、成長期を経て、大人になってまた画面に現れるというのが定説で、しかもその過程で、殆どの子役はずんぐりむっくりのとっちゃん坊やに成り果てていた。
 吉岡秀隆. 中嶋朋子も、大人からのスタートだったら厳しいところだが、子役からの貯金があるからね。
 それをも打ち払ったのが、須賀健太と神木隆之介。「釣り吉三平」の後、「赤鼻の先生」で図らずも共演しているが、この2人は俳優としても、子役で有名だったからではなく、十分にルックスそして演技力でやっていけると思う。
 例えるなら、一昔前は、スポーツ選手は、スポーツするしかないようなご面相だったが、今や、スポーツ選手もイケメン、かわいこちゃんの時代。芸能界も、層が厚くなって、大変だよね!
 大分話しそれたけど、渡瀬恒彦はかなり映画を引き締めてます。
 が、大自然にはどんな役者もかなわない。これ、監督の一人勝ち。家族で、何も考えずに楽しめる作品だ。
 そして、この作品で、須賀健太は大人の俳優に脱皮した。神木隆之介にもこんな作品を与えて欲しい。「NHK大河ドラマ・義経」で、滝沢秀明の子ども時代も良かった。あの、せつない表情もいい。
 若手イケメン層は厚いが、ここいらで神木隆之介主演の映画作ろうよ。「妖怪大作戦」からしばらく経ってるし。
 今、調べたら、わたくしが知らないだけで、すげー出演してるんだね。
 でもさ、老若男女を問わない人気作品で主演張れるだけの力あるんだから、代表作を期待します。

「子育てプレイ&MORE」最終回が待たれるけど…

2009年10月15日 | 映画・ドラマ
 「親孝行プレイ」。これね、大のお気に入り。で、その流れで、「子育てプレイ」をちょっと観たけど、田中圭、福士誠治、大口兼悟、田口浩正が出ている割りには、面白くなかったんだよね。「親孝行プレイ」の強烈な印象が大きくて。舞台も居間がほとんどで、あとは縁側とか。そして安田顕、要潤、斎藤工ほとんど3人で回してる、お芝居みたいであり、かつどこまでがアドリブか分からない面白さ。
 居間でも、時々シーンを選んで観ちゃうもん。なんでゴールデンでやらないかね!
 でも、ゴールデンで放送したら、「ザ・クイズショー」みたいに、またジャニーズに持って行かれちゃうか?アングラ的要素がいいんだけどね。
 そして、本題の「子育てプレイ&MORE」。正直、期待してなかったが、阿部力、戸次重幸、細田よしひこ、山崎樹範、青木崇高、大堀こういち、温水洋一らの個性光るレギュラー陣が面白かった。F4の阿部力も「花より男子」亡き今は、まあ、妥当な配役だろうね。
 そして、レギュラーの中でも、 徳山秀典の出ているシーンが面白いのなんのって。こういう役の俳優さんではないみたいだけど、私は初めて知った 徳山秀典。とても面白かった。「親孝行プレイ」の時に斎藤工を初めて知ったのと同じだけど、まあー、今や、なんてイケメン俳優さんが多いことだろうか…。
 この番組、深夜でなく、ゴールデンとまでは言わないが通常、殆どの人が起きている時間に放送されたら、 徳山秀典は一気にイケメンのメジャーに躍り出たと思う。
 彼が「イケメンパラダイス」や「ごくせん」、「ルーキーズ」などに出演してない方がおかしいって。これ、斎藤工にも言えるけどさっ。
 とにかく、作品とチャンスに恵まれるか否かだよね。
 徳山秀典はどうやら、戦隊もので人気で人気出たんでしょ? そこまでのイケメンなら今や、ゴロゴロしてるけど、このドラマでは「いい味出してるじゃん」。プロヂューサーさん、彼をメジャーで使おうよ。絶対いける。7
 で、この徳山秀典が演じてるスターの七瀬ヒカル、うざくて、側には居て欲しくはないけど、すんげー、いいヤツなのが、また笑える。とことんうざいけど、気配りは出来て、本縁は凄い優しい、世話好き。いいねぇ。このキャラ。
 そんなうざいいい人を徳山が演じ切った。
 「仮面ライダーカブト」能登気の方が顔がシャープで、甘さがなかったのは役柄か、若さからか?
 実は、お恥ずかしながら、今日半日「仮面ライダーカブト」を観てた。違う意味でおもしれー。これ、「仮面ライダーカブト」として別に書きます。
 15歳の赤西仁にも目を付けた。「IWGP」の坂口精二。「ウォーターボーイズ」の市原隼人。「G.T.O.」と「サマー・スノー」の小栗旬。これは凄いと思った通り、数年後の今、彼らはトップである。小出圭介がこのところ、いいのだが、加えて、徳山秀典をママさんのアイドルだけではなく、トップに押し出す、代表作を作ってほしい。
 と、ここまで押しても、他の作品はさわりしか観てないし、写真とか観ても、「ふーん」。この作品が彼の魅力を引き出したと思う。二枚目だけど、三枚目も出来るって感覚が良かったのだよね。それに声がいいよねー。
 そして、これ、ナレーターは安田顕だよね。森崎も出てたし、HBCがそうとう絡んでるよね。安田顕は何を観ても面白い。ドラマも、バラエティも。そもそも、「水曜どうでしょう」にはまったのは、大泉洋のトークの面白さだった。「サイコロの旅」を最初に観て、続けて、全ての「水曜どうでしょう」を観たところ、お気に入りは、「釣りバカシリーズ」と、「試験に出るどうでしょうシリーズ」、「対決列島」。これ全部、安田絡みだ。
 それからは安田サーフィンで、「ハナタレナックス」を発見し、「鈴井の巣」。そして、安田が出ているドラマも観たNHKもね。すげーよ。安顕。
 こちらとしてはこのところのナックスの活躍が嬉しいが、北海道の方は彼らが皆、東京をベースにしていて寂しいんだろうね。もし、自分が北海道出身だったら絶対にナックスは北海道だけのスターでいて欲しいもん。
 大分話しそれました。
 でも、申し訳ないが、「子育てプレイ」よりメジャーどころがいないまでの第二作にありながら、第一作を越える役者陣とスタッフに敬意を示す。出演者が多かったってのもあると思うけど。
 本編にも勝る、フリートークはかなりいけている。
 最終回に期待大。って、どこで最終回観ればいいんだろうか?

「めちゃイケ 3時間SP」これは面白い

2009年10月12日 | 映画・ドラマ
 フジテレビの歴代のバラエティを振り返る企画で、「ひょうきん族」や「ものまね」などの一世を風靡した番組から、ビートたけし、明石家さんま、志村けん、加藤茶、とんねるず、うっちゃんなんちゃん、などの若かりし頃の映像を紹介。
 これは好みだが、わたくしは、ダントツで、とんねるず。チビのりダーをもっと観たかった。
 そして「めちゃイケ 」で一番好きな企画は、初期の頃の中居クンと日本一周。後は、色とり忍者。
 そう言えば、極楽とんぼのあの人もVTRに出てたけど、そろそろなのでしょうか?

「jIN-仁-」これ、この10年で最高のヒットでしょ!

2009年10月11日 | 映画・ドラマ
 とにかく面白い。当初観る予定はなかったが、大沢たかおが番宣してたので、ほかに興味ある番組も無く観た。「すげー」である。この脚本家「すげー」。
 現代で手術した身元不明の患者が、坂本龍馬だってことはすぐに分かった。だから、それを最終回まで繋ぎ、彼から取り出した嬰児が、植物状態の恋人(中谷美紀)を組成させる鍵だろう。「ネタバレ」と思っていたが、俄然話しが違って来ていて、全く先が読めない。
 先の現代で手術を受けた患者が坂本龍馬ということは、第一話で知らせているが(そうだよね。彼は頭に太刀を受けて死んだのだった)、だから、なぜ、こうなった。が読めないのだ。
 面白い。連ドラでなく一気に放映して欲しいくらいに気持ちが高揚している。ここしばらく、こんなドラマ観たこと無い。
 第一話で登場した、子役の伊澤政樹って子、凄い。今、第一人気の「天知人」の加藤清史郎に勝るとも劣らない大人顔負けの演技っぷり。加藤清史郎君、うかうかしていられないぞ。
 そして、大沢たかおが主演を務めるだけ合って、脇の顔も凄い。。中谷美紀、綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、武田鉄矢、藤田まこと、高岡早紀、山本耕史、麻生祐未、小日向文世、内野聖陽などなど。まあ、来年の大河ドラマ撮影始まっちゃっただろうから仕方ないが、これに香川照之加わったら、鬼に金棒のキャストだろう。
 麻生祐未の迫真の演技がすげーんだ。これまた、大沢を食う勢い。
 今回の小出恵介、桐谷健太を観て「ルーキーズ」は本当に卒業しちゃったんだなー。
 とにかく、毎週日曜日は「天地人」を観て、「jIN-仁-」。これに決定。
 しかし、これも漫画が原作。今や人気ドラマは全て漫画家に委ねられてるってのはちと残念。が、原作の村上もとかって天才だね。
 今後が楽しみ。月曜からの仕事に対し憂鬱な気分を「サザエさん症候群」と呼んでいたのはもう古い。これからは「jIN-仁-症候群」だ。
 と、わたくしが、ここまで難癖漬けないで絶賛するのは珍しいので、是非観てたもれ。
 幕末という背景もいけてる。しかい、龍馬さんもあっちこっちに駆り出されて忙しいよね。
 そうそう、ナックスの戸次重幸も出てた、これナックスのファンには嬉しい。が現代の外科医としてのシゲより、江戸時代の飛脚のシゲの方が、似合ってたのは「ハナタレナックス」を観すぎたせいか?
 「ハナタレナックス」全部観てます。

「マイガール」相場ちゃん、これ厳しいぞ

2009年10月10日 | 映画・ドラマ
 初回だから、説明が必要だったせいがあるかも知れないが、全く「面白くない」。「相場ちゃんの個性が出てない」。「次回観たいかな?」。という展開。
 話しは、恋人を留学先の不慮の事故で突然失った正宗(相葉雅紀)の元に、娘と名乗るコハル(石井萌々果)が現れる。そして、コハルとの交流を通して、正宗が成長して行く過程を描くのだろう。
 似たような話しはこれまでもドラマ化されてるし、きついなー。相場ちゃんのキャラを変えての、新境地を目指したのかも知れないが、初めての連ドラは、お茶目で、憎めない、お調子者みないたキャラの方が良かったんじゃない? それか、ベテラン俳優さんのドラマで、新米刑事みたいな役とか。それか、大泉洋の弟分みたいな役なら、言葉の掛け合いで、相場ちゃんの良さが出たと思う。武田鉄矢の息子役とか。
 それにしても、KinKi Kidsの主演ドラマで、「ぼくらの勇気 未来都市」だったっけ? あの時、相場ちゃんと、ニノが出てたけど、「冴えないなー」と感じていたこの2人がここまでになろうとは。
 ニノは、もう押しも押されぬ演技派。相場ちゃんにも代表作を期待する。くどいけど、もっと明るくて、いい人を前面に押し出した、可愛いキャラがいいって。
 同じ深夜枠での大野聡の「歌のお兄さん」は面白かったけど、相場ちゃんのせいではなく、本だよね。初回だから、次回からは説明ではなく、人間性が描かれるんだろうな。そうだよね。きっと。
 優香、村上信五、北村有起哉、山崎樹範が出演。

「誰かが嘘をついている」これぞ、現代の怪談だよね

2009年10月07日 | 映画・ドラマ
 全男性が、怖さを噛み締めたんじゃないだろうか? 「ちかん」は疑われたら最後。罪を認めなくても認めても、社会的に葬られてしまう怖さが、水谷豊主演でシュールに描かれていた。
 水谷豊と妻役の宮崎美子が自然な老いを見せているあたりも臨場感あり。社会派ドラマだからね。夫婦の子どもに手越祐也と谷村美月ってのも楽しみだったが…。
 手越クンって、「しゃばけ」シリーズは身体の弱い若旦那役だから、あんな感じなのかと思ってたら、若旦那のままだったけど…。他の役でもああなの? 長瀬智也主演の「マイボス☆マイヒーロー」の時はパシリっぽくて合ってたんだけど、ああいう、弱っチイ役が似合うのかなー?
 裁判や世間の動き等も良く和からドラマでした。
 最後に、ドラマは偶然から「無罪」を勝ち取るのだが、こんな偶然がそう起こる訳でもなく、また、「無罪」となってもその代償の大きさ等、本島に、社会の怖さを知った思いだ。
 被害者の女の子が、「じゃあ、誰が(ちかんを)やったのよ」と泣くシーンで、今回は加害者側の視点だが、被害者にも辛い出来事だと言うことを現しているんだよね。

「世にも奇妙な物語2009秋のスペシャル」難解でした

2009年10月07日 | 映画・ドラマ
 お馴染みタモリがストーリーテラーの長寿番組。今回は、この5本。

 『検索する女』井上真央
 『自殺者リサイクル法』生田斗真
 『理想のスキヤキ』伊藤淳史
 『呪い裁判』釈由美子
 『夢の検閲官』石坂浩二

 短編オムニバスで恐怖やら心温まる話しやらを色んな要素を盛り込んだ不思議なお話で、好きな番組。今回は、「ちょっと難しくないか?」。難解だったのと、近年徐々に現実味と掛け離れた(元々そうだけど)内容が多く…。
 自分が年取ったからかな?

「おしゃれイズム・イケメン大集合SP」目に優しかったー。

2009年10月05日 | 映画・ドラマ
 ビートルズを模した格好でCMに旋風を巻き起こしている、妻夫木聡、小栗旬、瑛太、三浦春馬が勢揃い。MCアシスタントの藤木直人も陰るくらいのイケメンぶり。でも、よくよく見れば、藤木直人の方が調ってはいるけどね。
 瑛太は一昔前のトーク苦手の役者路線。妻夫木は気さくなお兄ちゃん。小栗はその中間。そして注目が、三浦。「ごくせん3」で誰もが、ジャニースの高木がメインになろうであろうところを押さえて、ポッと出で、一躍人気を博した。
 この番組、クリーム上田のトークの巧さで、俳優陣の個性が見られてかなりいい。でも、森泉、いる? 無礼だよね、彼女。「ナイナイ」の自腹番組でも、無礼千万と思ってたが、あるインタビューで、敬語とか使えるんだね。と分かった。でも、森家の血筋が無かったら…。スタイルはいいけど。顔もパーツがでかいだけだし。
 数々居るイケメンの中で、本格的イケメンは、玉山鉄二だけだと思う。小出恵介、内田朝陽が好きだとは書いた、好き嫌いはある。冷静に、このイケメンを見たところ、文句無しなのは玉山鉄二。


「左目探偵EYE」これ、連ドラなの?

2009年10月05日 | 映画・ドラマ
 タイトルはだせーっ。けど、話しは結構面白かった。久々に観た石原さとみは可愛いくて、ホリプロが女優しかさせないで、大切に育ててるスターさんってことが良く分かった。これ、はまり役だし、何より、可愛い(繰り返しだけど)。演技もいいじゃん。
 ただ、同年代の女優陣、近年まれに見る層の厚さだからねー。宮凬あおいが頭一つ出たってところか? 個人的には、「拝啓、父上様」で観て、「完璧じゃん」と思った美しさの黒木メイサが一押し。その後、「白虎隊」でも多くのベテラン陣の前では「可愛い女の子」だったが、その後の目覚ましい演技力と本当に完璧な美しさ。松雪泰子、中谷美紀、あと名前忘れたけど真○広之とスキャンダルがあって、その後ハワイで誰かと結婚離婚を繰り返して消えた女優。この3人は、私の中のパーフェクト美だった。
 その後、矢田亜希子が現れ、「なんで、こんな綺麗な人が主役じゃないんだろう」とこれからの活躍が期待されたその時期に休業。復帰はしてみても、時代は変わっていて、代表作は作れないまま、美人女優としてだけでは難しい年齢になった。
 言いたいのは、菅野美穂、仲間由紀恵、宮凬あおいと続くトップに石原さとみが加われるか否かと言うこと。今後の作品次第だよね。現時点では俄然、黒木メイサに一票。演技力だけなら、上野樹里。
 井上真央も突き進んでいるが、菅野美穂と被るのがちょっと残念。今後は演技力次第だろう。長澤まさみは厳しいかな?
 相武紗季と榮倉奈々は女性からも好感持たれるキャラだが、これも被る。

 話しが大分それてしまったが、主演の山田涼介。平成ジャンプだよね。昨年くらいから、ジャニーズ事務所一押しだよね。彼。確かに「古畑任三郎」の少年時代とか演技は巧いけど、あれだけの人材の中から彼がここまで脚光を浴びてる意味が分からず。ジャニーズ事務所も人数多いから厳しくなってるねぇ。その中で第一線で走り続けるってのは凄いよね。
 そのいい例が「SMAP」。だって1人1人観たら、ふつーの顔だよ。歌も下手だし。内に秘めたスター性があるのだろう。「嵐」は、歌もダンスもいい上にバラエティも出来る強みがある。「SMAP」から、「嵐」の間、そして「嵐」以降に後続が亀梨しか居ないところで、山田だ。
 個人的には、ああいう甘い顔は古いと思うが、プロから観ればスター性があるのだろう。
 5年前くらいまでは、ジャニーズ無くしてはテレビ界は成り立たない。と言われていたが、今や、他のイケメン俳優の層も厚く、ジャニーズを起用しなくても数字の取れる、若てイケメンには事欠かない。
 が、30年前までは、女性アイドルの方が絶対数レベルが高かった時代に、郷ひろみ、としちゃん、マッチ(よっちゃんは微妙)、シブガキ隊等をを送り出したジャニーズの底力は計り知れない物がある。
 ここで、小栗、瑛太、妻夫木、水嶋、市原、速水などを超す存在として送り出されたのが山田だろう。山田のライバルは、岡田将生と溝口淳平、三浦春馬だろうか?
 書き切れないくらいイケメン俳優多いなー。
 個人的には若手では、小出恵介、内田朝陽が好きです。
 女優さんでは、真矢みきさん、木村多江さんが大好き。古くは、吉田日出子さん、その次が、田中裕子さん。女を武器にはしてなていなく、かつ自分を持っている「カッコいい」女性が好きです。
 大幅に話しそれたけど、横山と堀内健の入れ替わり方も見事だったし、全体的によくできたドラマだった。連ドラならそれでいいし、スペシャルとしても後編が出来る流れ。
 楽しみにしよう。まあ、時間が合えば観る程度だけれど。

「白旗の少女 命のドラマスペシャル」感動していいのかな? こんな悲壮な実話に、日本人として恥じました

2009年10月01日 | 映画・ドラマ
 とにかく涙涙で、心も身体も活性化される思いだった。どこかで観たことある? という思いが15分くらいで蘇った。「終戦45年ドラマスペシャル 白旗の少女」。1990年だから20年程前になる。当時ハリウッド女優として馳せた工藤夕貴が印象的だった。玄米のおにぎりを握って「ねえねえがわるかったねー」という台詞と、にいにいが海岸で眠っている間に射殺されていた。そして、洞窟の中で、手足の無い老人の若山富三郎。その妻に子どもが豆をかんで柔らかくして食べさせる。それが20年を経て印象に残っているシーン。
 自分も若く、沖縄も中国も知らない頃だったので、あまり興味が無かった。ただ、怖いという思いだったが、今回の「白旗の少女 命のドラマスペシャル」を観て、「終戦45年ドラマスペシャル 白旗の少女」とほぼ同じの進行。原作があるからそうなのかも知れないが、本人富子(八木優希)と鈴木杏。凄まじさを感じた。そして、前回より、臨場感ある作り方で、本当に、あの戦争を憎まずにはいられない。こうして書いている今でさえ、涙が止まらないのだ。こんなこと初めて。
 沖縄の人々は古来から独自の文化を守り、そして平和に生きていた。日本と言うより、中国に近い文化が発達しているのだから、彼らを日本人の枠に入れるのは気の毒でさえある。それがたまたま、日本に属していたことから、日本人としての義務を余儀なくされながらも差別、酷使され、そして、民間人でさえも4人に1人は命を失った。それも生きられる命を失った人も多い。
 実は、沖縄が好きで、今月中にも長期旅行を企画していたのだが、このドラマを観て、軽々しく行けない気持ちになって、断念している。そう、不本意ながら、私は、日本人なのである。
 ドラマに話しを戻そう。主演の子役・八木優希が巧い。「蛍の墓」の節子とオーバーラップしたが、こんな小さな子がたった1人で数カ月生きていたのが奇跡だ。運命だと思う。彼女に冷たかった人々も、攻めることは出来ない。誰もが、自分のことで精一杯の極限状態だったのだから。我々はそんな極限状態を生涯実感出来る日は無いと思う。
 そんな富子に希望と平安を与えてくれた老夫婦。ご主人は手足が無く、奥様は目が見えない。それを今回は、菅原文太、倍賞千恵子が演じていた。富子自身も、彼らのお陰で生きていると悟っているが、今、この平和な時代で、大人の自分だったら、ガマの前で、「ここにおじいとおばあがいる」と白旗を振ったであろう。が、あんな小さい子にそんな考えもないだろうし、西洋人というだけで怖い時代だったのだから仕方ない。
 あの老夫婦は、命を失ったことだろう。が、なぜ? あんな立派な人が死ななくてはならなかったのか。寿命を全う出来なかったのか?
 倍賞千恵子さんが自然な年齢を演じていて、素晴らしい。殆どの女優はリフトアップなど整形をしている中、自然な老いを魅せている。これも女優としての義務なのではないだろうか。いくら若いと言われても顔のしわが無いだけで、背格好は老人そのもの。しわが無いだけにかえって哀れな某女優たち。倍賞さんみたいに力があれば、見栄えなど関係ない。自然に老いて、老いたからこそできる演技。倍賞さんこそ、昭和を代表する本物の女優だ。
 菅原文太もしかり。押さえた中にも重みがある。今、重みのある演技を出J切る役者はどれだけ居るだろうか? 数字ではなく、演技。若山富三郎を越えた、菅原文太。
 今や、イケメン若手のドラマばっかしじゃん。それに、バラエティに押されてるテレビ界。技量のある役者、俳優とかタレントではなく、役者の本当のドラマを作ろう。
 このドラマだって人気役者を起用せず、作ったからこそ深いのだ。まあ、そこで黒木瞳。1人くらいはネームバリューが必要だろう。彼女の回想とナレーションで話しは進むが、ごめんなさい。彼女、必要なかった。
 自分は、アメリカが好きで、今度産まれ変わるならアメリカ人になりたいとさえ思っていた。しかし、アメリカは、自分たちの恥部を封印している。封印して更なる悲劇を生みすぎている。ベトナム然り。中東然り。
 おかしな大和魂に汚染されて散った人々。前にも書いたが、武士道は捕虜になることは認めている。いつから武士道が大和魂になってしまったのだろう。
 ここまで突き詰めさせるドラマだった。後世に残して欲しい。
 そして教科書にさえ、その姿をさらした彼女の気持ちを、今やっと分かったような気がした。それはほんの少しである。白旗の少女の写真を目にした時、戦争を知らなかっと子どもの頃は、ただの風景写真だったのだ。そして、あの写真を目にした瞬間、富子さんは生存していたとう事実が凄い。