観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「誰かが嘘をついている」これぞ、現代の怪談だよね

2009年10月07日 | 映画・ドラマ
 全男性が、怖さを噛み締めたんじゃないだろうか? 「ちかん」は疑われたら最後。罪を認めなくても認めても、社会的に葬られてしまう怖さが、水谷豊主演でシュールに描かれていた。
 水谷豊と妻役の宮崎美子が自然な老いを見せているあたりも臨場感あり。社会派ドラマだからね。夫婦の子どもに手越祐也と谷村美月ってのも楽しみだったが…。
 手越クンって、「しゃばけ」シリーズは身体の弱い若旦那役だから、あんな感じなのかと思ってたら、若旦那のままだったけど…。他の役でもああなの? 長瀬智也主演の「マイボス☆マイヒーロー」の時はパシリっぽくて合ってたんだけど、ああいう、弱っチイ役が似合うのかなー?
 裁判や世間の動き等も良く和からドラマでした。
 最後に、ドラマは偶然から「無罪」を勝ち取るのだが、こんな偶然がそう起こる訳でもなく、また、「無罪」となってもその代償の大きさ等、本島に、社会の怖さを知った思いだ。
 被害者の女の子が、「じゃあ、誰が(ちかんを)やったのよ」と泣くシーンで、今回は加害者側の視点だが、被害者にも辛い出来事だと言うことを現しているんだよね。

「世にも奇妙な物語2009秋のスペシャル」難解でした

2009年10月07日 | 映画・ドラマ
 お馴染みタモリがストーリーテラーの長寿番組。今回は、この5本。

 『検索する女』井上真央
 『自殺者リサイクル法』生田斗真
 『理想のスキヤキ』伊藤淳史
 『呪い裁判』釈由美子
 『夢の検閲官』石坂浩二

 短編オムニバスで恐怖やら心温まる話しやらを色んな要素を盛り込んだ不思議なお話で、好きな番組。今回は、「ちょっと難しくないか?」。難解だったのと、近年徐々に現実味と掛け離れた(元々そうだけど)内容が多く…。
 自分が年取ったからかな?