観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「嵐がくれたもの」最終回。意味わかんねーは。

2009年10月31日 | 映画・ドラマ
 途中で、「嵐がくれたもの」に結構はまってます。で書いたが、はまったのははまったが、後半、「なんじゃこりゃー」と私の中の松田優作がお怒りモード。
 順子(三浦透子)って子が、「何やってんだか」。こいつの無神経さが、次から次へと問題を起こして行く。いくら親の神崎節子 (岩崎ひろみ)に「家居ろ」と言われても、勤め先まで押し掛けたり、勝手に、そこのお嬢様の宇田川亜弓(山口愛)の部屋にまで入り込むずうずうしさ。
 嫌いなんだよなー、こういうガキ。
 そもそも、節子 の言いつけを守らず、勝手にやって来たから、神崎恭平=宇田川龍太郎 (永岡佑)も死んじゃった訳じゃん。で、後から後から余計なことばっかりしてさ。
 可愛気もありゃしない。
 最後は、お決まりの、運命のいたづらで、「世の中狭すぎる」ってな展開さっ。日本人って一体何人居るんだよ。それが、こんな狭い地域に訳ありの人たちが集中しちゃうんだから、凄い。運命って(笑)。
 この帯は、みんなこんな流れだけどね。そしてまた、こういう、小せえ世界でのすったもんだが、世間の婦女子は、「たまんね」ときてる。
 きっと、私生活も満たされてないんだろうなー。
 はまっていることははまったが、後半は腹立たしさで、はまったのだ。
 そして、最終回はこれまたお馴染みのみんないい人になってのハッピーエンドだけど、なんで? 節子は姿を消したんだーっ。そんな意味あるの? 
 菅原って悪役だった男(順子の実の父親)を説得し、更生させて、「(自分が父親に相応しい人間になるまで)順子を頼む」って頼まれてるのに、節子さん行方をくらましちゃって、いいの? 順子まで宇田川家に押し付けて、1人で居なくなる意味がわかんねー。責任感ないじゃん。これ、最初から宇田川家を嘗めてるよね。
 宇田川家で、「他人の子だから面倒見ない」って言われれば、この子、孤児じゃん。
 この菅原ってのが、最初はいい人だったんだけど、いい人顔じゃないし、11歳の子どもまで居るってことは、アラフォーでしょ? そんな男が宇田川百合子(宮本真希)に振られたくらいで、誘拐だとか、心中するとか、この本書いたの、どこのモテないおばちゃんだよっ。
 菅原を演じた俳優さん、名前も解らないけど、悪役になってからの方がいい表情してる。
 そして、最大の演技派役者は、宮本真希。盲目の役をお見事に演じ切った。
 わからないなー。まだまだ、わたくしが、子どもなのか?

「傍聴マニア09」、今、深夜ドラマが面白い

2009年10月31日 | 映画・ドラマ
 こちらも、またまたコミックが原作。
 傍聴を趣味(?)とする、南明奈、六角精児とふとしたことから知り合った、向井理が徐々に傍聴に引き込まれていくってお話。1話完結なので観易いし、事件性や被告、原告の人間性や背景も描いていて、面白いぞ。
 向井理と六角精児のコンビネーションもいいし、南明奈もわりかし簡単な役ながら、好演している。
 しかし、このところ、面白いドラマって、深夜枠に持って行かれちゃってる感が強いのだけれど。