かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

背番号42

2009-04-16 12:38:40 | スポーツ
今日、見るとはなしに、BSのメジャーリーグの試合を見ていると、ヤンキースの打者の背番号が42。
この選手は今年ヤンキースに移籍したので、背番号までは知らなかったなあ、と思っていると、
レイズの投手も42番。
まあ、こういうことって時々あるはなあ・・。
とその時、次に松井選手が代打で出るようだ、素振りをしている。
打者が打ったボールがバックネット方向へ、この時松井選手らしき次打者の背中が映ったのだが、背番号は42。

あれっ?おかしいなあ?  
今打席にいる打者が、バッターボックスを離れてあんな位置にいるはずないなあ~。
と不思議に思っていると、なんとその後出てきたコーチまでもが背番号42である。
これはおかしい。何かある。

そういえば、昨年もなんかこういう日があったなあ、と思い出した。
番組を初めから見ていれば、アナウンサーがこのへんの事情を解説してくれていたのだろうが、途中からチラ見していたものでわかりませなんだ。

 チョイ調べしてみると、
黒人として初めてメジャーリーグの人種の壁を破ったジャッキー・ロビンソン選手が、ドジャースでデビューした1947年4月15日を記念して、この日全選手、コーチ、審判が背番号42を着用することを米大リーグ機構が決定していたそうだ。
昨年は全選手ではなかったけれど、今年は初めて全選手だそうである。

この背番号は、全球団対象の永久欠番になっていると思うのだけれど、それが決定される前に同番号を付けていた選手は別で、確か現役ではヤンキースのマリアーノ・リベラ投手だけが背番号42だったと思うなあ。
それにしても、審判までも・・・。
審判って、普段背番号があったっけ?
第1回のWBCでいんちき審判として日本で有名になった、ボブ・デービットソンも今日は42を着用しているのだろうか?
それとも、もうすでに引退しているのだろうか? 


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僕の心細道(57:ネパール再び編-第十六章)

2009-04-15 10:58:11 | 旅行
-ネパール10日目-
6時前起床。
昨夜少し雨が降ったようですが、今朝も快晴です。 
顔を洗い、久しぶりに歯を磨きました。
トレッキング中は、ガイドの人たちが毎朝洗面器にお湯を入れて持ってきてくれます。
そして、それで顔は洗うのですが、歯磨きは面倒でついついずぼらします。
6時半、紅茶とビスケットが運ばれてきました。これも定番で、朝食の前に必ずこのセットを用意してくれます。ありがたいです。
ところが、相棒はまだ寝ています。

やがて朝食となりました。今朝のメニューは、おかゆ、パン、玉子焼きです。
8時テント場としたヒマラヤ・ホテル前を出発です。
この場所は谷合にあるため、遠くのヒマラヤの山々は見えず、両岸とも絶壁が切り立っております。
 1時間近く歩いて、往路の時テントを張ったドバンに到着です。 
見上げると、絶壁の間に滝が見えています。


 Tip Topからはマチャプチャレのしっぽがみえてきました。もう少し進むと、手前の山に隠れかけてはいますが、高くそびえるマチャプチャレの山頂付近が見えました。


10時バンブー到着です。ここにはロッジが4軒あります。
ここの住民でしょう、竹で何か作っております。


筵に座って竹細工作業するおじさん。 わが田舎でも子供の頃、こういう光景はよく目にしていたのですが、最近はまったく見かけなくなりました。
20分ほど休憩して出発です。 


【赤いしゃくなげの花】

しばらくなだらかな道が続いた後、ぐっと登りが続き高度を上げていきます。
クディ・ガールに11時到着です。
往路でもここで昼食を摂ったなあ・・と思い出しました。
ここでは珍しく井戸があり、手押しポンプで水を汲み上げ、今回のトレッキング中初めて髪を洗い、さっぱりしました。

食事が終わった頃からポツリポツリと雨が降り始めたため、ロッジにお邪魔してテーブルを前にしてしばらく休憩です。
数人(その後10人ほどに増える)の西洋の方々が昼休みしておりました。

その後、少し小止みになったころを見計らって12時半頃ロッジを後にします。
その後も雨は断続的に降り続いたため、期待していたマチャプチャレは見えずです。
本日のトレッキングも終わろうとしていた頃、ガイドのランバートルさんが、「ガソリンが少ないのでチョムロンの先の薪のあるところにキャンプしよう」と言っていたのですが、
結果、チョムロンの村の中腹の雑貨屋で交渉してブースとガソリンをレンタルし、そこの庭にテントを張ることになりました。3時40分頃到着です。
小降りながら依然雨は降り続いておりました。
まだまだ、夕食までには時間がありましたので、今日も勝手にウェルカム・ビールを2本です。
 相棒と二人であっという間にビールを飲み干し、雑貨店にブランデーがあったのを見つけ、それを相棒が買います。
ところが、これがことのほかまずかったのです。
ゲエー! 

そんながっかりの中、雨が上がり、雲の切れ間からわずかにマチャプチャレとアンナプルナ・サウスが見えました。


【すっきり凛々しいマチャプチャレ】


【左前方を見上げれば アンナプルナ・サウス】

でも、その後は厚い雲で覆われ、結局今日も期待した夕陽での撮影はできませんでした。

7時頃夕食。
今夜のメニューは、ライス、カレー、野菜炒め(ジャガイモ、豆他)、スープ(コンソメとダル)、そして焼きそば。
今夜も腹いっぱい食べました。 
≪つづく≫


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松の中のカラー

2009-04-14 11:38:32 | 草花・樹木
 天気予報どおり、久しぶりに昨夜から小雨が降っております。
このところ天気がよかったもので、菜園の土もカラカラに乾いていたので、ちょうどよい湿りをいただきました。

庭のカラーにも雨粒が光ります。



このカラーは母が植えたのだろうと思うのですが、すぐ脇には松の木が植わっているため、そのはりはりの間から窮屈そうに背伸びして、大輪の花を咲かせてくれます。
ところで、真ん中の黄色いニョキニョキは雌しべじゃろうか? 
では雄しべはどれじゃろうか? 
と、思っていたら、
なんと 、私が花だと思っていた純白の部分は、花ではなく仏炎苞というのだそうです。
確かに、この部分は茎からそのまま伸びており、漏斗状に巻いているだけです。
私が雌しべかしら? と思った黄色い部分が花のようです。
ふーん、知らなんだ! 

そんな松の間から生えているカラーですが、
時にはこんなデュエットを見せてくれます。

【2008年5月撮影】

見つめ合っております。 


ラナンキュラス

2009-04-12 12:45:09 | 草花・樹木


いつぞや町へ行った際に衝動買いした花 ラナンキュラス
立派に咲きました。
この花、ゴワゴワッとしていて、なんだかしっとり感がありません。
それに、赤っぽい花ばかりです。
きっと、そのほかの色の苗は、店にあった時、先に売れてしまったのでしょう。

 ラナンキュラスは、西アジア~ヨーロッパ東南部、地中海沿岸部が原産地だそうで、原産地では、湿地に自生する多年草で、湿地に生えることと、葉の形がカエの足に似ていることから、ラテン語のrana(カエル)を語源とする。とウィキペディアにあります。



確かに葉っぱはカエルの足に似ていなくはないです。
それよりも、湿地に生えるのであれば、せっせと水遣りせにゃならんなぁ。
もう1株は鉢が浅いせいでしょうか、強い陽射しの中、今日は元気がありません。
多分、水が欲しいのでしょう。

ということで、本日の記念撮影には入っていないのです。
残念! 

この花の話は  こちらにちょこっと 「ちりめん丼定食」(2009年3月31日)

育て!夏野菜たち

2009-04-11 11:10:39 | 菜園
 昨日、町のホームセンターで買った夏野菜の苗。
それぞれ2株ずつ購入しました。すべて1株198円。


左から、ミニトマト、ピーマン、ナス、そしてキュウリです。
この4種が私の夏野菜苗の定番です。 
それぞれの品種は、ミニトマトが「千果」、ピーマンが「京波」、ナスが「千両二号」と「庄屋大長」、キュウリが「夏すずみ」です。
例年なら、これにトマト(中~大玉サイズのやつ)が加わるのですが、今年は例のピートモスに種を植えた中玉トマトがありますもので・・・。


【4月1日時点のピートモス畑のトマト】

カボチャやゴーヤーは、多分昨年のこぼれ種が芽を出すだろうと思って苗を買いませんでした。 
それに、カボチャはスペースをとりますから。

遅くに植えたジャガイモも発芽しました。 


買った苗とトマトは、数日後に畑に定植しましょう。 
そして、これからどんどん暖かくなって、夏野菜たちがスクスク育つことでしょう。


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デイジー満開です

2009-04-10 14:06:32 | 草花・樹木


 はーなが咲いた はーなが咲いた いろんな色が
    さーみしかったぼーくの庭が 明るくなーった
 
 
今年も友人から苗をもらったリビングストンデイジー。
3月は日照時間が短く、なかなか咲きそろわなかったのですが、4月に入り天気がよい日も多くなり、咲きそろいました。
今回はオレンジ色が圧倒的に多いです。

 赤や白がもっとあればよかったなあ、と思うのですが、咲くまで花の色は分かりませんから。






それにしても、ここ2,3日暖かいです。
というより、今日など汗ばむ陽気で暑いくらいです。
きっと“夏日”ではないかと思います。 


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甘茶でかっぽれ

2009-04-08 12:02:11 | 田舎の生活
今日4月8日は花祭りです(本来は旧暦ですが)。

花祭りといえば甘茶。
甘茶といえば、♪かっぽれ かっぽれ 甘茶でかっぽれ♪
を思い出します。

えっ? それって 何?  
と問われても私もわけわかりません。
子供のころ、意味もわからず口ずさんでおりました。

とはいえ、「花祭り」は仏教では「潅仏会(かんぶつえ)」といい、お釈迦様の誕生日だそうです。
子供の頃は、この日お寺に行くと甘茶が用意されていたのですよ。
なんかわけわかんないけど、樽? 桶? みたいな中にお釈迦様の像があって、その像に甘茶をかける。
そして薬缶に甘茶を入れて、家に持ち帰ってきていた記憶があります。
そのころはジュースもコーラもなく、この甘茶の甘さは子供心に魅惑的だったような気がします。

そんな行事ですが、当地区でも、とうに廃れたものと思っておったのですが、
なんと引き継がれております。

てなわけで、本日、地区の無人のお寺へ行ってまいりました。
甘茶の入ったたらいの中に小さな像が立てられております。
ちゃんと係りの方が用意してくれています。



たらいは木のほうが趣がありますが、これも時代の流れでしょう。

さて、釈迦像は小さくて、表情はよくわかりませんが、
このポーズは、あの「天上天下唯我独尊」でしょう。
釈迦が生まれたときに、七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして言ったという伝説の・・・。
お賽銭を忘れましたが、私もお釈迦様の像に甘茶をかけさせていただきました。



そして、柄杓で甘茶を汲んでペットボトルに入れて持ち帰りました。
まず一杯と、少し飲んでみました。
やさしい甘さがいいです。
懐かしい味でしょうか。
またひとつ、引き継がれている田舎の行事に久々に出会えて満足です。

ところで、先に記しました「かっぽれ」とは何ぞや? ということになるわけですが(個人的には)、
この「かっぽれ」は、江戸時代にあった「かっぽれ」という踊りの囃子詞(はやしことば)だそうです。(そんなこと誰も聞いちゃいないか)
そんななか、ある民謡の文句「私しゃお前にかっ惚れた」を取り入れて、「かっぽれ」が誕生したらしいです。
本当かどうかは知りません。

あの~ それと、もうひとつ勉強になったのは、
失敗してものをダメにすることを「おしゃかにする」と言いますが、これは今回の話に関係があって、江戸の鍛冶職人の隠語として、あぶり過ぎて鈍くなってダメにしてしまった金物に対し、江戸っ子訛りで「しがつよかった(火が強かった)」=「四月八日だ」=釈迦の誕生日、というつながりでできた言葉のようです。
お後がよろしいようで・・・

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佐田岬あっちこっち(3.室鼻)

2009-04-07 10:27:35 | 風景
国土地理院の1/25,000地形図でみると、佐田岬半島には「○○鼻」という箇所が20ほどあります。
」というのは、海岸線で陸地が出っ張った地形のことをいうようです。
ここ室鼻は、伊方町の中でも最も東側(半島の付け根側)に位置します。



この“鼻”の出っ張りかたがそれほど強調されてはいませんが、“鼻”には小さな灯台があります。
そして、手前にはいかだが並んでおります。
何を養殖しているのでしょうか? 

そして、“鼻”にはちょっとした平地があり、公園になっております。


国土地理院の地図では「室ノ鼻」と表記されていますが、地元の地図や看板などでは「室鼻(むろばな)」とあります。
まあ地図でのこういったちょっとした食い違いは、少なからずありますです。

公園内には海水プールがつくられています。 
こんな楽しそうなループ式滑り台(ウォータースライダー)まであります。
夏は、子供達の歓声でにぎやかなことでしょう。


キャンプができるイベント広場もあるとのことです。

磯に出てみると、岩にフノリがついておりましたが、ワカメが見当たらないようなので、
ニナを拾っていたおじさんに声をかけて、
ワカメはとれますか?」と聞くと、

ここは波が穏やかだから、ワカメはおらん」とのことです。
岩場があっても、ワカメはある程度荒い海でないと育たないようです。
ふーん! 


【室鼻の先端部は岩盤が弱いのでしょうか。擁壁・法枠で保護されております】

こんな風にして、半島の鼻を全部制覇しようと思っております。
といっても、遠くから眺めるだけ、というのが多くなりそうです。



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小学校への道

2009-04-06 10:41:53 | 風景
入学式の季節となりました。 
・・・
ですが、6年前に廃校となった我が母校名取小学校。


【2008年9月14日撮影】

ここは、もう2度と新入生を迎え入れることはありません。 
校舎内を覗いてみると、壁に寄せ書きが残されております。

【校舎内に残された寄せ書き】

この小学校への進入道路の新設工事が昨年夏から始まっていたのですが、このたび完成し、先日3月27日より共用開始となりました。
さっそく“ひとり通り初め”に行ってきました。

うーん、きれいに出来上がっております。
(出来たてほやほやだからきれいなのは当たり前か。)





校門脇の石垣は一部残されておりますが、校庭脇にあった従来の石垣のほとんどはなくなりました。
校門脇の石垣を残したということは、せめてもの配慮でしょうか。
そして、校門の脇にあったサクラの木は切り倒されました。
樹齢のこともあり、移植は難しかったのでしょう。
っていうか、そんな手間かけてられなかったのでしょうか。

道路ができる前の佇まい
誰も蹴り入れることのないサッカー ゴールがさびしそうです。

【2008年10月1日撮影】

工事途中の光景

【2008年11月2日撮影】

 道路が完成したことだし、今後はこの小学校の跡地利用に関して、本格的に検討されることでしょう。 

関連記事は  こちら 「進入路工事開始」(2008年9月14日)


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リナリア

2009-04-05 16:19:01 | 草花・樹木


2月に友人から苗をもらったうちのひとつ、リナリアが咲いております。
ヒョロヒョロっと高く伸びているのですが、雨にも負けず、風にも負けず、倒れずに凛として立っています。
花は小さいですが、かわいいです。
和名(別名?)は姫金魚草だとか。
なるほど、金魚のしっぽのような形をしています。



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