かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(57:ネパール再び編-第十六章)

2009-04-15 10:58:11 | 旅行
-ネパール10日目-
6時前起床。
昨夜少し雨が降ったようですが、今朝も快晴です。 
顔を洗い、久しぶりに歯を磨きました。
トレッキング中は、ガイドの人たちが毎朝洗面器にお湯を入れて持ってきてくれます。
そして、それで顔は洗うのですが、歯磨きは面倒でついついずぼらします。
6時半、紅茶とビスケットが運ばれてきました。これも定番で、朝食の前に必ずこのセットを用意してくれます。ありがたいです。
ところが、相棒はまだ寝ています。

やがて朝食となりました。今朝のメニューは、おかゆ、パン、玉子焼きです。
8時テント場としたヒマラヤ・ホテル前を出発です。
この場所は谷合にあるため、遠くのヒマラヤの山々は見えず、両岸とも絶壁が切り立っております。
 1時間近く歩いて、往路の時テントを張ったドバンに到着です。 
見上げると、絶壁の間に滝が見えています。


 Tip Topからはマチャプチャレのしっぽがみえてきました。もう少し進むと、手前の山に隠れかけてはいますが、高くそびえるマチャプチャレの山頂付近が見えました。


10時バンブー到着です。ここにはロッジが4軒あります。
ここの住民でしょう、竹で何か作っております。


筵に座って竹細工作業するおじさん。 わが田舎でも子供の頃、こういう光景はよく目にしていたのですが、最近はまったく見かけなくなりました。
20分ほど休憩して出発です。 


【赤いしゃくなげの花】

しばらくなだらかな道が続いた後、ぐっと登りが続き高度を上げていきます。
クディ・ガールに11時到着です。
往路でもここで昼食を摂ったなあ・・と思い出しました。
ここでは珍しく井戸があり、手押しポンプで水を汲み上げ、今回のトレッキング中初めて髪を洗い、さっぱりしました。

食事が終わった頃からポツリポツリと雨が降り始めたため、ロッジにお邪魔してテーブルを前にしてしばらく休憩です。
数人(その後10人ほどに増える)の西洋の方々が昼休みしておりました。

その後、少し小止みになったころを見計らって12時半頃ロッジを後にします。
その後も雨は断続的に降り続いたため、期待していたマチャプチャレは見えずです。
本日のトレッキングも終わろうとしていた頃、ガイドのランバートルさんが、「ガソリンが少ないのでチョムロンの先の薪のあるところにキャンプしよう」と言っていたのですが、
結果、チョムロンの村の中腹の雑貨屋で交渉してブースとガソリンをレンタルし、そこの庭にテントを張ることになりました。3時40分頃到着です。
小降りながら依然雨は降り続いておりました。
まだまだ、夕食までには時間がありましたので、今日も勝手にウェルカム・ビールを2本です。
 相棒と二人であっという間にビールを飲み干し、雑貨店にブランデーがあったのを見つけ、それを相棒が買います。
ところが、これがことのほかまずかったのです。
ゲエー! 

そんながっかりの中、雨が上がり、雲の切れ間からわずかにマチャプチャレとアンナプルナ・サウスが見えました。


【すっきり凛々しいマチャプチャレ】


【左前方を見上げれば アンナプルナ・サウス】

でも、その後は厚い雲で覆われ、結局今日も期待した夕陽での撮影はできませんでした。

7時頃夕食。
今夜のメニューは、ライス、カレー、野菜炒め(ジャガイモ、豆他)、スープ(コンソメとダル)、そして焼きそば。
今夜も腹いっぱい食べました。 
≪つづく≫


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