水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

哀愁のキリン

2009-01-30 | 日記・エッセイ・コラム

哀愁のキリン
「草地に佇む悲しげなロボットのキリン」に見える器械があった。朝の散歩道の牧場のそば。牧草を刈る器械かなぁと思うけれど、私には座っているキリンに見えてしかたがない。なんだか空を見上げて泣いているようで悲しい。


克服したもの

2009-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0485 Dscn0517 冬はきらいだった。夏生まれのせいか好きな季節は春と夏で、寂しい気分になる秋と冬は苦手だった。でも、ここに暮らし始めてから少しずつ変わって来たのは、この澄みきった空気の凛とした景色に出会ったから。乳白色にけむった幻想的な森も冬の醍醐味。寒いのは弱いけど、冬もきらいではなくなった。マスクをして縮こまって足早に歩く都会の冬は、今でもだめだけど…。


チョコレート工場

2009-01-27 | 日記・エッセイ・コラム

今日、ずっとずっと気になっていてなかなか会いに行けなかった友達のところに行けた。すると、知らない間に素敵な建物が建っていた。木造の小さな工場のような校舎のような建物は、Mちゃんのお家兼お店。「チョコレート工場?」とMちゃんが言うから、もうすっかりそんな気分で見てしまう。いいないいな、黒い木の壁とたくさんある四角い窓、薪ストーブがパチパチ燃えてあたたかい部屋の中が想像できる。
知らない間にお家が出来ているほど、ずいぶんご無沙汰していたのに昨日も会ったような会話、来てよかった。そしてまた次ぎに来る楽しみが膨らむ…。Dscn0520


天国にとどくアリア

2009-01-25 | 日記・エッセイ・コラム

天国にとどくアリア松本市民芸術館での中丸三千繪の「亡きパヴァロッティに捧げるアリア」を聞きに行って来た。

天国にとどくアリアすばらしかった!!

オーケストラもなくたった一台のピアノの伴奏だけで奏でられるアリア、その歌声は広いホールに響き渡り、息づかいまでもが感じられ心に響いた。アンコールを含め14曲を熱唱し、師であり飲み友達であるパヴァロッティとの思い出を語る中丸三千繪さんは、手が届きそうなくらい身近な気がした。ほんとうは雲の上の人なんだろうけれど…。このチケットを手に入れた時、まさか彼女の歌がこんなところで聞けるなんて!と、かねてからのファンの私達は興奮した。CDかテレビでしか聞けないと思っていたから。プログラムにあった全曲を歌い終わり拍手が鳴り止まない中、彼女が選んだアンコールの別れの曲(ショパン)は、今までに聞いた事のない叙情的な絵画のような美しいショパンだった。


FELISSIMO CONTENTS

2009-01-22 | ワーク

去年の12月にあったカッコイイ女の子4人組の取材が形になりました。「フェリシモ コンテンツ」というフリーペーパーの2月号に「色のおしゃべり」というテーマで。ちょっと恥ずかしいけど、写真のがとってもキレイで文章も照れるくらいカッコイイので…身近な方がフェリシモとっていたら見せてもらって。これがきっかけで、また素敵な出会いがあるかもとドキドキしています。
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フェリシモのHPのコンテンツ.ピープルを見てみて。


只今作業中!

2009-01-20 | ワーク

作品展まであと2週間と少し、そわそわしてきました。思いついたり行き詰まったりの繰り返しの日々。息抜きも必要かと午前中は友達と遊んでしまう…「いいんだいいんだ」と言い聞かせながら。午後から黙々とミシンに向かって作業を進める。相変わらず机の上を山盛りに散らかして、「そうだ!こうしよう」とか「やっぱりこのほうがいいかも」とか、あっちこっちに帆先を変えつつ行方の定まらない舟のように…。「まぁいいや、なんとかなるわ」と開きなおるまでの、ジリジリとしたジレンマの日々。Dscn0516


持ち寄り新年会

2009-01-17 | おいしいもの

気のおけない食いしん坊友達が集まって我が家で新年会。この冬一番と気象庁が言う寒~い日のこと。でも、楽しい友と美味しいお酒で家の中はポッカポカだった。忙しいなんてばかり言ってないで今年はたくさん楽しい事をしよう!と決めた。友達との時間を大事にしようとあらためて思った。今までよりもっとね。
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雪見ドライブ

2009-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0503 Dscn0506 休みの日の朝粉雪が舞っていたので、もっともっと雪を見たくなって白馬まで車を走らせる。大町を越えるとどんどん雪は深くなり、何台もの除雪車とすれちがった。この冬初めて見る一面の銀世界、すごくキレイ!ここに暮らす人は大変だろうけれど、真っ白な雪におおわれた風景に目をうばわれる。Dscn0504_2









お昼ごはんを食べたあと、貸し切り状態で白馬の温泉「倉下の湯」に入りトロけそうになる。不覚にも帰りの車の中でウツラウツラと眠ってしまい、記憶には片道だけの雪見ドライブだった。残念!


コウモリ

2009-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

またもや高校生の次男の話、先日彼はデッキの雪かきをしていて雪の山からコウモリを見つけた。弱って動けないけど生きてるようで、手のひらに乗る小さな小さなコウモリ。空き箱に入れて家の中に保護していたら、しばらくしてガサガサ動き出した。そーっと覗くとどうやら逆さになりたいらしく、時間をかけて箱の隅に足を引っ掛けてぶらさがっていた。息子はなんとか元気にしたくてネットでコウモリのことを調べたりしていたが…やっぱりダメだった。次の日、彼は寂しそうに森の中に小さな命をそっと埋めていた。Dscn0495