諏訪湖の畔を観光してきたつづきの話です。野球観戦のために作っていったおにぎりを、午前中に完食してしまった私達は、(朝5時起きだったもの)湖岸道路を車で走っていて、「中華そば」と書かれた赤い暖簾に目を奪われた。古びた建物といい、中華そばという名前といい、なんかおいしそう…。暖簾をくぐって中に入ると、なんとレトロ。しかもおばあちゃん二人が「はい、いらっしゃい」とゆっくりと厨房へ。ちょっとドキドキしながら待っていると、おばあちゃんが運んで来たのは美味しそうな正当派中華そば。あっさり醤油味の懐かしい味、満足でありました。調理担当のもう一人のおばあちゃんによると、チャーシューも自家製らしく美味しかった。「また来てくださいねー」と言われなくとも、また来たいお店でありました。お店の名は「大橋家」、諏訪の原田泰治美術館の向かいにあります。おばあちゃん、ずっと元気にラーメン作っててね~。
息子の野球のOB戦(引退した3年と現役の試合)に付き合って、諏訪湖スタジアムまで行って来た。火曜日のお休みと重なったので、野球部のバスに乗り切れない野球小僧を車に積み込んで…。貸し切りの球場はなんとものどかで、いつもの熱気と緊張感が嘘のよう。緑の芝生でウォーミングアップする高校生が、放牧された羊のようでほのぼの~。
一試合だけ見とどけて、諏訪湖の畔を観光したんだ~。まずは久しぶりにスミレ洋裁店へと、お店の前まで行って「あっ、お休みだ!」。商店街の駐車場のおじさんの「気の毒だったね」のやさしい笑顔で、残念気分がフッ飛ぶ。
諏訪湖の足湯で湖を眺めながらタラ~ッとして、温泉の間欠泉が吹き上がるのを見物した。クジラのような地面の呼吸(プハーッ)に思えた。
今日の夕方、東の空に茜色に輝く入道雲!うわ~キレイ~!オレンジ、ピンク、ブルー、空の色は一瞬だからなおさら美しい。ここ最近、毎日のように現れる入道雲だけど、遠くに見えるだけでなかなか近づいてくれない。おいでおいで、怖がらずに、乾ききった地面にザーッとおもいっきりの夕立、待ってるんだけどな~。
この猛暑のさなか、食欲不振から夏バテにならないように、家族の健康をあずかる主婦は真剣である。なんとか息子らに食べさせる栄養満点、しかも美味しい野菜はないものかと…。そこで最近ハマッているのが「空芯菜」。中国生まれの安曇野育ち、近所の物産で出会いました。‘ビタミンA,C,B類、カルシウムも豊富’と説明書き付きの、見るからに葉緑素たっぷりって感じの濃い緑。炒めると粘り気が出て、しかも茎の部分はシャキシャキのはごたえ。オイスターソースと仕上げの胡麻油で風味倍増です。むかし「青いパパイヤの香り」っていうベトナム映画を観たときに、主人公の女の子が作る緑の菜っ葉の炒め物、こんなだった気がする。そう思って食べると、ウ~ン、ますます美味しい!ためしてみて。