水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

夾竹桃の甘い甘い香りが…

2006-08-30 | ノスタルジー

久しぶりに夾竹桃の花が咲いているのを見つけました。私の育ったところでは、あちらこちらに咲いているけれど、このあたりではとっても珍しい。通っていた小学校の校庭には、夾竹桃の大きな木が何本も植わっていて、そのむせ返るような香りの下で友達とよく遊んだ。バニラにも似た甘い甘い香り…。不思議です、記憶というのは景色だけでなく、その匂いまでが鮮明に残っている。濃い緑の葉と、重そうなピンクの花。木造校舎の脇にあるブランコのそばに咲いてたっけ。遠い遠い夏の日…。Dscf0009_2


高校野球と熱い夏

2006-08-28 | 息子たちの青春

今年の高校野球はおもしろかったぁ~。甲子園での熱戦は、仕事中にもかかわらず気もそぞろで、何回もミシンの手が止まった。(実は工房のテレビで観てました)早実と駒大苫小牧の決勝は、本当にどちらにも勝たせたかった。思えば我が息子も、この夏大会のはしっこにいたんだなぁ。いいなぁ~青春、全力で駆け抜ける君たち。  ー写真は松本市営球場ーDscf0005_5


物語のある帆布のトート

2006-08-25 | ワーク

新作できました~、帆布のトートバック!われながらイイ感じ。ひとつひとつのパッチワークに、少しストーリーがあるような…。夜の窓、金色の雨、ストロベリーソーダなど、題名をつけた。スニーカーを履いてさっそうと、このバック提げて誰かが歩くんだ、広い歩幅で。フフフッ、いい気分!Dscf0018_1


「かもめ食堂」を観てきたんだ

2006-08-22 | 映画

ずっと観たかった、北欧フィンランドが舞台の日本映画。朝日新聞の「銀の森へ」を読んでから、近くで上映されないか願っていた。塩尻の東座でやってくれた。あぁ~良かったな~。見終わって、毎日をガンバロって思える映画だった。よけいな説明がなく、過剰な演出もなく、スッキリしているのにあたたかい…。オシャレで面白い。それをまたレトロな映画館でやってくれるじゃない。上映前に女主人がスクリーンのわきに立ち、映画の説明や注意事項を、観客に向かって丁寧に述べ、おじぎをした。自然と拍手がおこり、見る側の気持ちが引き締まった。いい時間をすごしたなぁ~。
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宵待草

2006-08-20 | 日記・エッセイ・コラム

「待てど暮らせどこぬひとを 宵待草のやるせなさ  今宵は月も出ぬそうな」
竹久夢二のこの歌が好きで、ときどき一人で運転中のときなんか口ずさんだり…。月見草の黄色は、淡いレモンイエロー。夜、ひっそりと月を見上げて咲く。なんともいえない、いい香りを漂わせて。でも、こんなに群生していると、ちょっとそぐわない。あのせつないような ほのかな香りもしなかった。夢二はきっと、一輪ひっそりと咲く月見草をみて詩をよんだのかも。う~ん、ロマンチック。Dscf0010_4


発掘「ファンタ」の瓶

2006-08-16 | ノスタルジー

Dscf0009_1犬の散歩から帰った夫が、なにやらゴシゴシ洗っていた。みればファンタのビンでは…!懐かし~い!こんなに素敵なデザインだったっけ?スマートなボディにブルーのマーク。カッコイイ~!道端に埋まっていたらしい。いったい何年前から?これからは、うちで大事にしてあげるからね。昔のデザインってすごく好き。


北欧の香り漂う「バロ」

2006-08-12 | おいしいもの

松本に用事があると、時々立ち寄るカフェ「バロ」。ナチュール.サワダというパン屋さんの傍らにあって、どちらも食通好みのおいしさ。行くと決まってデザートのようなパンを買い、バロの珈琲と一緒にニンマリいただく、しあわせ~なひととき。オーナーのMちゃん夫妻はとってもセンスがいい。「バロ」というネーミングも、ロゴマークのデザインも、北欧から…。素敵だ!移動カフェもやっている彼らは、誰に対してもとっても感じがいい。今度、11月のイベントの時に、うちに来てくれることになった。今から楽しみだ~!


ひまわりと煙のでる家

2006-08-03 | ワーク

私の作った焼き物の家に、師匠のTちゃんが煙をつけてくれた。か、かわいいじゃないか!お家はお店で売るつもりで作ったのに、ちょっとこれは非売品。好きだな~この世界。大好きな向日葵を、隣に飾ったりなんかして「ククッ」と笑った。