水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

「私の中のゴッホ」は…

2007-10-28 | ワーク

11月の企画展でギャラリー.シュタイネのYちゃんからの課題は「ゴッホ」。自分の心の中にあるゴッホのイメージ作品。子供の頃から印象派の絵は好きで、ゴッホの色彩もとっても好きだけど、それを私流に表現するってなんてムツカシイ!ゴッホはあんなにたくさんの作品を残しながら、人生で売れた絵はたったの一枚。精神を病んだり、けして幸せとは思えない生涯のなかで、キラキラと光を感じる色彩鮮やかな絵を描いた。アルルの跳ね橋、夜のカフェテラス、星月夜、ひまわり…。どれも好きだけど、なかでもひまわりを描いた頃は、友人であるゴーギャンを部屋に迎えるために花を飾ったり、きっとウキウキしていたろう。そんな気持ちを形にしようかなぁ、私も好きなひまわりで…。                                            
Dscf0001                                                                                                                                                                                                                                       それぞれの「私の中のゴッホ」展、11月1日からギャラリー.シュタイネであります。どんなふうにみんなが表現するのか楽しみです。観に来てね。
    


透きとおる日射し 染まりゆく木の葉

2007-10-24 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0005 Dscf0004秋の日射しはキラキラと目映く、急に冷え込んだ冷たい空気に、植物の葉っぱや実が思い思いの色に染まってゆく。
自然の色ってキレイ…



              

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Dscf0004_2 今年は木の実も豊作の年で、ドングリもどっさり。熊さんもお猿さんもお腹いっぱい食べてる様子。よかった。


憧れの鼻眼鏡

2007-10-21 | 日記・エッセイ・コラム

両親の遺伝子のおかげで生まれつき視力は1.5以上でした。はっきりとなんでも見えるのはありがたかったけど、少しずらして鼻にかけた眼鏡に憧れていた。キリッと引き締まった知的な眼鏡でなく、ゆる~い感じがなんとも優しげでおおらかな気がして…。そしてとうとう去年あたりから細かい辞書の文字などが見えなくなり、老眼鏡を購入したら(歳がバレました)すごいな~、こんなに見えるんだ!ショックよりもうれしかった。新聞や書物を読む時に、鼻の上にチョコンと眼鏡をかけて、それが似合う女性になりたかったから。呼ばれたらちょっと眼鏡を下げて、上目遣いに見たりしてね。老眼鏡の似合う可愛いおばあちゃんになりたいな。Dscf0010_2


ネルスムとガルガ

2007-10-17 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0004 「ネルスム」とは、松本の島内駅の踏切脇にできたインテリアshopとカフェであります。ずっと行きたくて今日やっと叶いました。音楽文化ホールのすぐ傍にあり、大きな杉木立と線路に挟まれた、素敵なロケーションです。                             Dscf0006






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Dscf0001_2 インテリア雑貨や緑の植物もセンスがよく、2Fには建築設計のコーナーもありました。そしてカフェにはアプリュスの焼き菓子、なにより気に入ったのが時折響く踏切の警報機と窓の外を通る電車の音。旅に来たような気分に浸れるのがちょっと嬉しかったな。                                                                                                             そして、土蔵のギャラリー「ガルガ」のacts展に行きました。nagiさん一家(4人)の白いシンプルなそれでいて懐かしい気分の世界にふれました。ひとつひとつがみんな、丁寧な手仕事を思わせるやさしい感触で、そしてとってもオシャレで…。土蔵の2階の意表をつく白い空間も楽しかった。                        Dscf0013                                                                                                        
Dscf0010Dscf0016_2                たくさんの暮らしの中の道具たちに触れて、刺激的な今日一日でした。                               


秋色のお出迎え

2007-10-14 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0009今、十色屋の玄関の戸を開けて入るとすぐに、紅葉した小さな木と不思議な建物、そして「water cross」という題のパネル。やさしいオレンジとシロで暖かい気持ちになるよ。ちょっとマイブームのディスプレー。小さな木はロウで出来ていて、富士市に住むキャンドル作家のkaltioの贈り物。そして不思議な塔のような家のような白い建物は、ひつじ屋T氏の奥様による紙粘土の作品。パネルは布で台は木で、みんな違う素材で出来ているのになんだか合うのは、どれもが尖らずやさしいから…かな。とにかくこの秋色、とても好き。


お知らせ 「すこゆる」と「安曇野スタイル」

2007-10-12 | ワーク

Dscf0015 今日から、遠くの鳥取市にあるギャラリー「そら」さんで始まった「すこゆる」に夫が参加しています。「すこゆる」とは“日々の暮らしを すこやかに ゆるやかに”というテーマに、16人の作家による作品展であります。シンプルで素敵な感じのギャラリーの写真に、行ってみたいなぁーと思うのですが…。作品展は10月12日から21日までです。もしも行かれた方がありましたら、様子をおしえてくださいね。なんだかよさそう。Dscf0017                                                                                                                                                                                                           そして今年の秋の「安曇野スタイル」のイベントは、11月1日~4日の4日間、たくさんの工房、ギャラリー、美術館、飲食店などが参加して行われます。今年の十色屋では、「スミレ研究所」の陶器、「カレン」のリース、「アプリュス」の焼き菓子、3日土曜だけ「バロ」が移動カフェで登場します。わぁ~、盛りだくさんだ~、楽しみです!時間があったら、十色屋も是非のぞいてね。美味しい…あっ、ちがった、楽しいよ~、きっと。Dscf0018


秋だ!アップルパイを焼こう

2007-10-06 | おいしいもの

紅玉りんごがお店に並びだした。うれしいなぁ、秋だなぁ~。そう、この時期ならではの旬のお菓子「アップルパイを焼こう!」紅玉がいいんだ、しっかりした歯ごたえと酸味があって、なによりその爽やかな香り。そして味にうるさい我が家の息子が「アップルパイは紅玉に限る」と断固として譲らない。そんなわけで我が家のアップルパイは秋の定番で、秋の季語でも通用する存在である。特大のパイが焼き上がって、おやつの時間が待ちどおしい今日一日でした。Dscf0002


バベットの晩餐会

2007-10-04 | 映画

Dscf0003 時々ふと観たくなる映画の一つに「バベットの晩餐会」というのがある。1987年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞した古いデンマークの映画。文庫本も持っているけど、たしか映画を観たのが先だったように思う。この映画のもつ不思議な雰囲気や、未知なる数々の素晴らしい料理、そしてその中に表される芸術観。目に見える形だけに惑わされてはいけないということ、心と全身の感覚で感じなければいけないと思う事、自分に時々思いおこさせるよう。ラストシーンのバベットのセリフがまるでバイブルの様に心に残って消えない。


小鳥

2007-10-02 | 日記・エッセイ・コラム

散歩中のうちの犬まろが、飛べない小鳥を拾った。正確には見つけたかな?パタパタしている小さな鳥に鼻先をくっつけてクンクンしていたらしい。可愛い目をした小さな鳥に、我が家の次男はとても落ち着かない、なんとか助けたくて…。あくる日、たまたま用事でやってきた心優しき大工のHINAさん、なんてグッドタイミング!「小鳥拾ったんだけど…」と言うと、大工の目が輝く。以前、巣から落ちた雛をとても大事に育てて、放し飼いでも側から離れないくらいなつかれてたHINAさん。「もらっていっていいの?」と嬉しそうに大事に連れて帰ってくれました。ところがその小鳥には生きる力がなかったようで、その日の夕方悲しい電話がありました。優しい両手でそっと包まれて、幸せに天国へ旅立ったと思うよ、HINAさん。最後にあんなに可愛がってもらったもの。愛くるしい目をしていたね。Dscf0019