水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

十色屋のクリスマス

2007-11-28 | ワーク

Dscf0011 この森で十色屋を始めてから、4年目にして念願かなってのクリスマス企画「十色屋のクリスマス」をやります。キリスト教徒ではないけれど12月になるとイエスの誕生日“クリスマス”が待ち遠しい。もみの木のツリーや煌めく飾り付けにウキウキしてしまう。ず~っとやりたかったクリスマスイベント、12月1日からクリスマスまでやります!どんなものが並ぶのかは来てのお楽しみ。参加してくれる友人は、横尾弘美(ガラス) 佐川とも子(リース) 鈴木有紀子Dscf0014 (キャンドル) 小久保隆司(陶器)の個性的な面々。私も今からとっても楽しみで、ソワソワ気分です。見に来てね~!雪、ふらないかなぁ。


月明かりの夜

2007-11-26 | 日記・エッセイ・コラム

お月さまが好き、月の光で明るい夜も。眠る時、天窓から差し込む青白い月の明かり、優しくて不思議で眠りにつくのがもったいない気分。月夜と闇夜、白い夜と黒い夜ではきっと見る夢も違っているんでしょう。「うさぎうさぎ なに見て跳ねる 十五夜お月さん 見て跳ねる」明るくて丸い月を見ると、つい口ずさむ。この唄の旋律がお月さまに一番似合う気がして…


「スミ研」正当派安曇野風土蔵

2007-11-23 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0003 ちょっと用事で友人のMちゃんの工房「スミレ研究所」を訪ねた。いつもここに来るとワクワクする。木立と塀に囲まれた立派な門構え、安曇野風の母屋に隣接したナマコ壁の美しい土蔵が彼女の仕事場でもある「スミレ研究所」だ。ここで家業の牧畜を手伝いながら陶芸を仕事にしているMちゃんは、おっとりしたがんばり屋さん。彼女の手から産み出される物もユニークでかわいい。行った日は寒気の近づいている日で、北アルプスから吹き下ろす風に干し柿が実を縮めるようにゆれていた。美しい景色と生き物をあつDscf0002_2 かう気のはる仕事、真面目で働き者でなければ勤まらないなとMちゃんを見てて思う。12月のガルガ(松本)の個展、楽しみにしてるよ。来年の東京もがんばろうね、Mちゃん!






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極楽の貸し切り温泉

2007-11-20 | 日記・エッセイ・コラム

縁あって山の中の一軒宿「M館」を訪ねた。                   
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途中の山道の紅葉がみごとで、晴れわたった秋空にくっきりと映えて「うわ~」と歓声をあげる。いい日に出かけたなぁ。
若いご主人夫婦の「よかったら温泉につかっていってください」のお言葉に甘えて、お風呂場の戸を開けると…絶句!この温泉にたった一人で入れる贅沢…時間が止まりました。目の前に山と渓流があるだけの静寂、お湯の溢れて流れる音だけが聞こえ、広い広い湯船に私だけがプカプカ浮いていた。Dscf0010


箱詰めの街と森

2007-11-18 | ワーク

焼き物の「小さな家と教会」と「クリスマスツリー」が、お菓子の箱にギッシリと詰まって来た。うわぁ~、すごくかわいい!このまま飾っておきたいような気分だけど、これらは12月からの「十色屋のクリスマス」の重要なメンバー。ひとつひとつがどこかのお家で、クリスマスの雰囲気作りに小さな役をになうでしょう。この白い素顔のツリーを、どう仕上げるかが腕の見せ所ね。Dscf0001


冬支度

2007-11-17 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の気温、マイナス5度。この秋初めて冬の足音を聞いた気がする。昨日まで森の中を彩っていた木の葉がいっせいにパラパラと落ちてゆく。降り積もった落ち葉の上を歩く散歩は木の間ごしに朝の日射しをあびつつ、ふわふわして夢見ごこち。寒いのは苦手なんだけど、ピリッとした冷たい空気や凍りついてキラキラひかる苔や、冬の朝の風情は好き。来たぞ来たぞと気を引き締める。


昇月にながれる美味しい時間

2007-11-15 | おいしいもの

Dscf0011 夏、秋と慌ただしくて、なかなかゆっくりと話せなかった仲良しの友と、お昼を食べに「昇月」に行って来ました。穂高有明の名店、茶会席の「昇月」がお昼膳を始めたのを知ってから、ず~っと行きたくてとうとう行けました。以前からここの主人のお料理のファンだったけど、夜の会席はなかなかいただく機会がなく、お手頃なお昼のおまかせ料理がとってもうれしいです。                           打ち水をした紅葉の散る踏みDscf0012_2 石の庭、朴や柿の葉の散りゆくままの縁側、自然を取り入れた演出もさることながら、順を追って出てくる料理も秋を感じさせる旬の味わい。お米から野菜まで自家製の手のかかりようです。どれもこれも何気ないのに自分では真似できない美味しDscf0015_2 さでしたDscf0016 が、たとえば「ゆず味噌の香り豊かな大根と牡蠣の炊いたの」「一粒ずつ米粒のつやつやした紫米と薩摩芋のごはん」。女三人組、しめの芋きんとんとお抹茶まで全てたいらげました。   昇月さん、しあわせな美味しい時間でした。                       Dscf0020

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雨の軽井沢

2007-11-12 | 旅行記

軽井沢に用事で行ってきました。この地を訪れるのは二度目で、前々から楽しみにしていたのにあいにくの雨。しかしさすが軽井沢、ロマンチックな霧雨のような冷たい雨でした(カップルでもないくせにね)。旧軽井沢のメインストリートには、秋も終わりに近づいた雨の日だというのに、傘をさした観光客とおぼしき人々で賑わっていました。
Dscf0001                                                                                                         道すがら見つけたちょっと素敵な古い建物は「軽井沢観光会館」と書かれていました。新しいキラキラした店が立ち並ぶ中、由緒正しい避暑地にとてもお似合いです。                                                                                              Dscf0004



お洒落なイタリアンやフレンチのレストランがたくさんあったけど、育ち盛りを含む4人家族は美味しそうな店構えのラーメン屋へ。「あってり麺」というネーミングは、(あっさり+こってり)÷2=あってり。つまりはあっさり魚介スープとこってりお肉スープの融合で、美味しかったです。チャーシューも香ばしくとろけるようでした。

と、ちっともお洒落でない雨の軽井沢ウォッチングでしたが、帰りに立ち寄ったローカルな公共の温泉も含め、楽しい家族の休日でありました。