水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

日帰りで静岡へ…その2

2008-11-29 | 旅行記

富士市にカルティオを訪ねた時、お昼ごはんに連れて行ってもらったレアな食堂は、まさしく私達好みの昔懐かしい地元の台所でありました。「呉竹」というJR富士駅近くのその食堂、子供の頃から慣れ親しんだ変わらぬ味と彼女は言う。どれどれ、とラーメンのスープをすすり、炒飯と餃子をいただく。「美味しい!」シンプルな醤油味だけど、さすが静岡、煮干しダシがきいているスープに極細麺がサッパリと合う。餃子も炒飯も懐かしい味で、昔おばあちゃんに連れられて通った食堂を思い出した。思いがけない所で出会ったソウルフード、私の昭和の味。今度来たらもう一度…
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夜、ビスコッティを焼く

2008-11-28 | おいしいもの

時々ふとお菓子を思いっきり焼きたくなる。ド~ンと山もりに!今回はチョコとナッツの入ったビスコッティー。ちょうど軽井沢から帰って来ていた食いしん坊の息子を助手に、オーブン皿ふたつ分ギッシリと焼いた。夜中の台所に甘くて香ばしいお菓子の匂いがたちこめて、母と息子は仲良くつまみ食いをする。嬉しそうな目と目が合って、シアワセな気分になる。今度のクリスマスは仕事で帰れないらしい彼、再来週くらいにサンタに内緒で一足早く大っきいケーキでも焼こうかなぁ~。またこんな顔見たいもん…。Dscn0385
























日帰りで静岡へ…

2008-11-27 | 旅行記

Dscn0369 Dscn0375 Dscn0377 Dscn0374 中央高速を走り富士の裾野を越え、海の見える街「静岡県富士市」まで行って来た。定休日を利用しての日帰りドライブ。おめあてはその地で小さなギャラリー.cafeを営み、そしてキャンドルの作家でもあるカルティオに会うため。お土産に林檎の詰まった大きなフクロを抱え、地図を便りにたどり着いたkoko kaltio.は、住宅街に佇む黒くて小さいオシャレなお店だった。気取る事なく心もスッピンで付き合える彼女は、居心地のいい少しヨーロッパの香りのする空間を造っていた。やっと来れた…なのに前にも来た気がする不思議な空間、香り豊かな珈琲をすすりながら時間が止まったようなひととき。再会を懐かしみ、お互いの近況を話し、そしてこれから始まることの楽しい相談をする。
話に夢中でふと気がついたらお昼を過ぎていて、「じゃあ行きつけのお店に」と彼女のご幼少の頃から慣れ親しんだ地元の食堂へ。(ここの話は後日)
フランス人のオーナーが焼くパン屋さんでたくさんパンを買い込み、ギャラリーに戻るとまたおやつの胡麻プリンと珈琲をいただく。カルティオ、もうお腹も心もいっぱいで何にも入んないよ!おかげでお土産に買おうと思っていた「富士宮焼きそば」をすっかり忘れたワタシ。まぁいいか、来年の二月の楽しみにとっておこうっと、うふふっ。


チムチムチェリー

2008-11-24 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0364 Dscn0361 「チムチムニー、チムチムニー、チムチムチェリー、私は煙突そうじ屋さん♪」
来たよ来たよ、冬将軍がもうそこまで!アルプスは白い粉砂糖のような雪をかぶり、麓の村は葉っぱの落ちた柿の木が寒そうに震えている。いよいよ薪ストーブの出番となり、我が家のチムニースウィーパーは、今一度高い高い屋根に登り煙突のススを落とすのであった。こわいよ~~、落ちないでね~。


きりたんぽの会

2008-11-22 | おいしいもの

夫が郷里の秋田から秋田杉で出来た「きりたんぽの串」を取り寄せた。土蔵に住むIさん宅できりたんぽ鍋を囲もうと言う事になり、自家製きりたんぽを作る事になったから。送料のほうが高くついた「きりたんぽの串」は、秋田杉のいい香りもして思った以上に優れもの。半殺しにつぶしたご飯をつけて網にのせあぶったら、どう?このできばえ!香ばしくてモッチリしていて…お鍋の中でのほどけ具合も絶妙でした。もちろん、義母仕込みの鍋の味付けも(私の担当)好評だったけど…。身も心もあったまる美味しいきりたんぽの夜でした。Dscn0349           
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しっとりと「ゆこもり」

2008-11-20 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0309 Dscn0311 Dscn0313 Dscn0316 先週の事、浅間温泉にある隠れ家ギャラリー「ゆこもり」さんを訪ねた。今やっているのは、南部恭子さん渡辺大輔さんご夫婦の陶展「ふたつのカタチ」。庭の石段に積もる落ち葉を踏みしめてギャラリーの入り口である縁まで下りてゆく、このアプローチがすごく好き。訪れる季節を楽しみながら、戸の向こうに広がる作品への期待を膨らませられるから。渡辺さんの織部釉の緑は深く深く落ちついた魅き込まれる色で、南部さんの自由な形や模様は楽しい気分になる。作風は異なるけどさすが夫婦、違和感なく一つの空間を共有していて気持ちがいい。中庭の紅葉も拝ませてもらってオーナーのTさんとしばし談笑、しっとりと時間は過ぎて行きました。


冬が来た

2008-11-19 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0347本日、初雪がふった。積もるほどじゃあないけど、昼前に粉雪が風に舞って冬の到来を告げた。きのうから調子が悪くて(けっこう弱虫)早く寝て遅く起きたユルユルの私も、少し気持ちが引き締まった。寒いのはニガテだけど、雪は好き。日常を別世界に変えてゆくし、白い結晶で何もかもを包み込むさまがとてもロマンチック。とうとう来たんだ、冬。

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トナカイの角のような作品、スタイル.ガレのFさん作の暖簾を掛ける木。冬っぽくって優しい形。


水色のマウンテンバイク

2008-11-16 | 日記・エッセイ・コラム

ある日の夕方、穂高有明で「やまめ工房」を主催するTさんがやって来た。彼はプロのマウンテンバイクライダーで、どうやら雑誌の取材でこの辺りを案内しているらしい。「写真撮ってもいいですか?」「どーぞどーぞ」と取材はおまかせして、太いタイヤで綺麗なボディの水色のバイクに夢中のわたし。なんてお洒落なデザインなんだ!どこのか聞いたら確か「ゲーリーフィッシャー」といっていた。そして玄関先に馴染んだバイクに「うちであずかろうか?コイツ」とTさんに戯言を言う。あんまり見てると本気で惚れちゃいそうだから、来月出る雑誌の写真で我慢する事にしよう。かわいかったな、水色のバイク。Dscn0306


静寂の満願寺

2008-11-15 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0269 Dscn0268 先日、都会から訪ねてきた叔父のお供で、早朝の満願寺にお水を汲みに行った。朝の澄みきった空気の中、落ち葉ひとつなく掃き清められたお寺の境内は、身が引き締まるようで心地よかった。秋のこの時期に来た事はなかったなぁと、美しい紅葉と歴史あるお堂や鐘楼が、みごとに映える風景にため息が出る。叔父がせっせと水を汲む間に、本堂にお参りをして静寂の満願寺を散策した。眠いけどついて来てよかった…。
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好きな感じの小さな土蔵もみつけたし。


チヂミのおばちゃん復活

2008-11-13 | おいしいもの

近所にあった美味しいチヂミのお店「ハセガワ」、ある日突然なくなっていた。ビックリしておばちゃんのケイタイに電話をしたら引っ越しをしたって…。あれから3ヶ月?11月11日にJR安曇追分駅近くの国道147号沿いにはれてOPEN!やったー、うれしいなぁ、また食べれるよおばちゃんのチヂミ!早速お祝いに駆けつけたらおばちゃん元気そうだった。今度はお好み焼きも始めたらしい。テイクアウトもお店で食べるのもOKで、チヂミ¥250、お好み焼き¥500、特製キムチ¥500。安くて美味しくておばちゃんがあったかくて…とにかく密かなハセガワのファンの私としては、うれしい再会でありました。           
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