水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

夜のカーラジオ

2008-05-30 | 日記・エッセイ・コラム

夜、電車の時間に合わせて部活帰りの息子を待つ間、軽ワゴン車のAMしか聞けないクラシックなカーラジオから古いジャズが流れる。曲名も演奏者もわからないけれど、田舎のスーパーマーケットの駐車場が都会の片隅に思える。自転車ごと息子を回収する目的のおんぼろワンボックスが、アンティークな渋い愛車になる。こうやって一人で誰かを待つ時間(息子でも)、贅沢なひと時だといつも思う。一瞬で過ぎて行ってしまうもの、ラジオから聞こえる音楽のように…。Dscf0026


五月の森のギャラリー

2008-05-26 | ワーク

Dscf0007 Dscf0010 Dscf0005 先週から始まったギャラリー.シュタイネでの「菊地均・パネルとファブリックス」。爽やかな新緑の森の中、窓から差し込む光に透けて、染まった布が揺らめく様が優雅でキレイ…。シュタイネの落ちついた空間に散らばる小さな布のパネルも、ひとつひとつが違う世界の窓のようで面白いかも。こんな気持ちのいい季節に、ゆったりと隠れ家のようなギャラリーでの作品展、夫が羨ましいです。よろしかったら皆さんも「五月の森のギャラリー.シュタイネ」へいらしてくださいな。


バケツいっぱいの花束

2008-05-23 | 日記・エッセイ・コラム

散歩の友Yちゃんからバケツにいっぱい花束が届いた。彼女の素敵なイングリッシュガーデン(ピーターラビットが出てきそうなので)に咲いている可憐な花。「白と紫ばかりだった…」とYちゃんは言うけれど、いいの、それがいい。清楚で可憐で、そういうのが好きなの。たくさんの色であふれたお店の中に、緑と白と淡い紫がとても清々しい。Yちゃんどうもありがとう。Dscf0042


十色屋洋品店

2008-05-22 | ワーク

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今日から始まった
「ふんわり・・・よそおいの頃」洋服とアクセサリーとバッグの三人展。朝からウキウキソワソワと気持ちが弾む。普段の十色屋を知ってる方ならこの変わりように「おっ!」と思ってくださるはず…。まるで森の中にオシャレな洋品店がOPENしたかのような新鮮さ!白い壁に飾られたカジュアルな洋服と、出会った事の無いユニークなガラスのネックレス。そして頑張って作った私のカバンたち。どれも着てみたかったり付けてみたい可愛いものばかりなので、今回は試着室(我が家の洗面所)も有りです。初日の今日も待ちこがれて(?)来てくださったお客さまが試着して行かれたりで、店主はとっても嬉しかったです。しかも「会期終了後のお渡し」を快く承諾してくださりホントにありがとうございます。明日は誰に会えるかなと楽しみいっぱいの気分で、今夜は早めに寝ます。たぶん遠足の前の日効果ですぐには眠れないだろうけど…。


何処かの街?

2008-05-18 | ワーク

5月22日(木)よりギャラリー.シュタイネであるパネルやのれんの新作展。すでに秒読みに入った工房はいつものごとく大忙しで「猫の手も借りたい」相変わらずのありさま。私も同じ日取りで「ファッションの三人展」を十色屋でやるので夫婦そろって閉め切り間際!こうしてパソコンに向かうのも息抜き状態なので手短に…。          
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すごく心ひかれる小さなパネル。描かれているのは何処か遠い異国の街?空の色、小さな窓、階段、とてもエキゾチック。
実物を見たい方、シュタイネに来てね。


緑の森

2008-05-16 | インポート

緑の森
ひと雨ごとに深まってゆく緑、圧倒されそうな生命力。ついこの間まで木の間ごしに透かして見えていた景色がいつの間にか緑に覆われている。散歩道にある気になる朴の大木も、形の良い大きな葉を空に向かって広げていた。隙間から零れる朝の光りがきれい…疲れた身体に少し力を分けてもらった気がした。


母の日

2008-05-11 | 日記・エッセイ・コラム

2008年5月11日、今日は記念すべき日。この春から就職で家を出た息子から「母の日のプレゼント」が届いた。彼が働く軽井沢デリカテッセン の薫製の詰め合わせ。以前から私が食べたがっていたローストビーフも入っている…。小さい頃、弟と戯れに「肩たたき券」や「おつかい券」を作ってくれたのは今でも大切にしまってあるけれど、初給料で買ってくれた初めての母の日ギフト。ありがとうありがとう、なんだか食べる前に胸がいっぱいになったよ。Dscf0015


秘密の庭のすみれ洋裁店

2008-05-08 | 日記・エッセイ・コラム

今日(5/8)から5/11日までの4日間、松本のはかり資料館に「すみれ洋裁店」のMちゃんが来ているというのでイソイソと会いに行って来た。
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まだ足を踏み入れた事の無かったはかり資料館、裏の入り口から門を入ると…なんとも素敵な秘密の庭が広がってるではありませんか!土蔵に囲まれた小さな裏庭には、興味深い古い道具がオブジェのように置かれていて、手入れの行き届いた庭木が威勢のいい花や葉を茂らせていた。Dscf0007
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もちろんすみれ洋裁店おなじみの“貸し茶碗”でいただく珈琲はこの雰囲気ある庭でいただいた。朝配達してもらったというシュトラッセの香り高いのをね。そして、庭でいただいたおかげでよかったのは「小さな小鳥の巣」みっけ!
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Mちゃんが1日1つ作ったユニークで微笑ましいBagに感心して、その刺繍の題材になった物たちにとてもそそられた。そして、Mちゃん作のガチャガチャ「花」と「夢」に50円を入れてガチャガチャ回して…今日ここに来て手に入れた「不思議なもの」を持って帰った。



干し犬と干し椎茸

2008-05-06 | おいしいもの

爽やかな五月の晴れ間にテラスで椎茸を干しています。地元の農家が栽培した取れ立ての椎茸を直売所で安く売っていたので。国産の干し椎茸は少しの量でも高くて、でも中国産は買いたくないし…と悩んでいたら、「簡単だから自分で作れば?」と料理人のSさんの助言。そうか、自分で作ればいいんだ!とお天気のいい日は椎茸の登場。犬もすっかり慣れたようで「食べちゃダメ」とあきらめて、並んで日光浴。ちょっとのどかな光景にGWの忙しさを忘れてホッと一息でした。Dscf0008


ゴールデン.ウィーク

2008-05-04 | ワーク

まとめてお休みのとれるこの時期にしか安曇野にこれず、混雑を覚悟のうえで遠方から訪ねてくださる有り難ーいお客さま、感謝です!こんな小さな店ですが少しでも日常から離れて「楽しい」と思う時間を共有してくだされば嬉しく思います。
けれども、せっせと準備したはずのバッグもそろそろ品薄になりガッカリして帰られる方もおられるかも…ごめんなさい、すみません。ちょっと一言、勇気を出して私に声かけてみてくださいな。もしかしたら時間をいただいたら作れるのもあるかもしれません。よろしくです。Dscf0011_2







これは「海の中」のイメージのポシェット。連休の始めのほうに来てくださったBさん(男性)が買って行ってくださった。彼は私のバッグ三個めです。ありがとーう。

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尋ね人です。このバッグを買ってくださった箕面市の塾の先生(男性)、チャーミングな高校生のお嬢さんとご一緒だった方、もしこのブログを見ていただいてたら連絡ください。ご住所を聞くのを忘れました。先生の意外な反応がとっても嬉しかったです。メールアドレスは http//:www.toiroya.com のHP内にあります。よろしくおねがいします。