水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

息子のショパン

2006-02-24 | 息子たちの青春

彼の心の寄りどころはピアノ。ピアノといってもお手軽な電子ピアノです。11歳の頃、突然「習いたい」と言い出した。音符もまったくよめないのに…。でも、気が付いたら もう夢中!CDで聞くモーツワルト、ベートーベン、ラフマニノフ、リスト、なかでもショパンがお好きな様子。今は1年ちょっと前からショパンのバラードを練習中かしら。なんて 羨ましいんでしょう。こんな楽譜がよめて、素敵なクラシックが流暢に弾けたら…。きっと色白のおとなし系の少年だと 思われるでしょうね。ところがどっこい、彼はムキムキの高校球児!家ではヒマがあったらピアノをさわってるのに、高校にいれば白球を追っている。いつまでも どんな仕事を将来していても、ショパンが心の友であるように 陰ながら応援しているよ。(たまには聞かせておくれ)


もうすぐだよ、もうすぐ…

2006-02-22 | 日記・エッセイ・コラム

春夏秋冬 どの季節もいいけれど、今度の冬はとてもせっかちで 秋を押しのけてやって来た。おかげでまだ冬支度もそこそこに、ストーブに火を入れた。薪ストーブの暖かみは ほんわかと家中を包んでくれてとてもいい。そして 家の中にいて静かに燃える炎を見ていられる贅沢。大好きだけど、それにしてもこの冬は早すぎた。去年せっせと集めた薪が(蟻とキリギリスの蟻の様に)もう残りわずか…。日に日に太陽の日射しが力強くなってきて、春はたしかに近づいている。もうすぐ、もうすぐ。せっかちな冬は 行ってしまうのもなんだか早そう。森の中にはもう、春のにおいがしている。Dscf0001


お釈迦様の誕生日から始まる春展

2006-02-20 | ワーク

ギャラリー.シュタイネで春展にバックを出すことになりました。ウキウキするような、どこかに出かけたくなるような、春風を感じるような、お洒落なバックをつくりたい!と、いつになく真剣にスケッチブックなど広げていたら、あらららら、雪が空から落ちてくる。しんしんと もくもくと 積もっていきそうです。気持ちは「春色ストライプ」なのに、窓の外は「白いドット模様」。まあいいか。このギャップもなんだか楽しいかも…。


温泉大好き

2006-02-17 | 日記・エッセイ・コラム

休日の散歩(ウオーキングのつもり)の途中に、穂高の足湯に寄り道。久々に来てみると 八面大王さんに屋根が付いていた。これで雨も雪もしのげるので ありがたい。持参した「浦沢直樹」をゆっくり読もうと足を浸けたら、あちちちちっ…けっこう熱かった!おみ足を茹でたり冷ましたりしながら 景色を楽しむことにした。そういえば野沢温泉の外湯も かなり熱かったなあ。90歳くらいかと思うおばあちゃんが
平気な顔で入っていた。温泉で手足をのばしてフニャ~ッとしてたいな たまには。


バレンタイン バースディ

2006-02-14 | 日記・エッセイ・コラム

2月14日、今日でここ水晶山にて 十色屋をはじめて3周年。覚えやすいようにと バレンタインディからお店を開けた。そして、この主人作の看板も すっかり我が工房兼お店のトレードマーク。「なんだろう?」と入って来てくれる人、めざして来てくれる人、地味だけど あるじの心意気を少し主張しつつ役に立ってます。これまで3年間そうであったように、たくさんの人と出会いたい…それが楽しみ!Dscf0003_1


昭和ノスタルジー

2006-02-11 | ノスタルジー

古い建物が好き。もちろん明治や大正の文化の香りがする長老もいいが、特に昭和初期(中期)ものがいい。ここも通りすがりに見つけた、雰囲気ある木造建築。かつては村役場?それとも学校?窓の形がいい、中が障子なのもいい、はげた塗料の色がいい。老朽化の問題もあって、このまんま残せないんだろうな。中は廊下の油引きの匂いや、ストーブの匂いや、印刷のインクの匂いがしそう…。思わず 小学校の木造校舎を思い出してキュンとしてしまった。