彼の心の寄りどころはピアノ。ピアノといってもお手軽な電子ピアノです。11歳の頃、突然「習いたい」と言い出した。音符もまったくよめないのに…。でも、気が付いたら もう夢中!CDで聞くモーツワルト、ベートーベン、ラフマニノフ、リスト、なかでもショパンがお好きな様子。今は1年ちょっと前からショパンのバラードを練習中かしら。なんて 羨ましいんでしょう。こんな楽譜がよめて、素敵なクラシックが流暢に弾けたら…。きっと色白のおとなし系の少年だと 思われるでしょうね。ところがどっこい、彼はムキムキの高校球児!家ではヒマがあったらピアノをさわってるのに、高校にいれば白球を追っている。いつまでも どんな仕事を将来していても、ショパンが心の友であるように 陰ながら応援しているよ。(たまには聞かせておくれ)
ギャラリー.シュタイネで春展にバックを出すことになりました。ウキウキするような、どこかに出かけたくなるような、春風を感じるような、お洒落なバックをつくりたい!と、いつになく真剣にスケッチブックなど広げていたら、あらららら、雪が空から落ちてくる。しんしんと もくもくと 積もっていきそうです。気持ちは「春色ストライプ」なのに、窓の外は「白いドット模様」。まあいいか。このギャップもなんだか楽しいかも…。
休日の散歩(ウオーキングのつもり)の途中に、穂高の足湯に寄り道。久々に来てみると 八面大王さんに屋根が付いていた。これで雨も雪もしのげるので ありがたい。持参した「浦沢直樹」をゆっくり読もうと足を浸けたら、あちちちちっ…けっこう熱かった!おみ足を茹でたり冷ましたりしながら 景色を楽しむことにした。そういえば野沢温泉の外湯も かなり熱かったなあ。90歳くらいかと思うおばあちゃんが
平気な顔で入っていた。温泉で手足をのばしてフニャ~ッとしてたいな たまには。
古い建物が好き。もちろん明治や大正の文化の香りがする長老もいいが、特に昭和初期(中期)ものがいい。ここも通りすがりに見つけた、雰囲気ある木造建築。かつては村役場?それとも学校?窓の形がいい、中が障子なのもいい、はげた塗料の色がいい。老朽化の問題もあって、このまんま残せないんだろうな。中は廊下の油引きの匂いや、ストーブの匂いや、印刷のインクの匂いがしそう…。思わず 小学校の木造校舎を思い出してキュンとしてしまった。