ウレシい知らせが舞い込んだ。
遠く房総半島に引っ越した友達がお店を再開した。しばらくは日曜だけのカレー屋「チャイ タビビトノキ」。古いオンボロ民家を改装中とは聞いていたけれど…送ってくれた写真を見て想像以上のオンボロさ、そのノスタルジックな佇まいに感動している。なんて素敵！建物のユニークさもさることながら、彼らの発想や生み出すモノのファンである私は、すぐにでも行ってみたくてジリジリ。きっときっと行くからね。ある日ふらりとお店の片隅に座ってカレーを注文し、ビックリしてお盆をひっくり返すYちゃんの顔見るのを夢見て…。
遠く離れていても繋がっているシアワセ。
先日、hitsujiの庭の田路恭子（トウジキョウコ）ちゃんが工房にやって来た。秋の終わりのイベント「安曇野スタイル2009」の相談しに。彼女は木工で小さな可愛い作品を作る人。ヒツジやヤギやミツバチまで…。関西から松本に移り住んで工房を構える、働き者なのにホンワカした人。関西弁で気持ちが通じ合い楽しいひととき。そんな時、一羽の小鳥が窓ガラスにぶつかってボ～ッと動けないでいた。「あの様子ならきっと大丈夫」と見ていたら暫くして飛び立った。あ～よかったとホッとした表情の彼女。もう一人のホンワカ系金井三和ちゃん（陶芸）も交えて、この秋は楽しくなりそうな予感…。
カラフルな色見本を使ったポップなポシェット。色合わせの時に出来る偶然の配色だから、文字通り世界に一つの可愛さ。ボタンも硝子作家Sさんに作ってもらったレアもの。
しばらくニヤニヤと眺めていることにしよう。
近くに気になっている酒屋がある。古いお宅で立派な赤い煉瓦の門があり、母屋の造りも「いったい中はどうなっているんだろう？」と、とても想像力をかき立てられる。
そしてこのお宅、いつもこの時期になると目の前の畑で採れた玉葱を分けてもらえる。目印はパラソルと花盛りのノウゼンカズラ。キリンビールの看板といい、手作り感たっぷりの野菜販売所といい、何とものどかで素敵です。本日こちらで購入した玉葱と、親切なおばちゃんにいただいたナスを夕飯に食べた。どちらも甘くて美味しかった～。また買いに行こうっと。そしていつか、酒屋さんにも入ってみたいな。
極楽浄土、お釈迦様の池に咲くという蓮の花。今、ご近所の青原寺のお庭で見頃を迎えている。小雨の降る朝に訪ねたら、なんだか神妙な面持ちになった。小さなことでクヨクヨしたりハラハラしたりしないで、心穏やかに暮らしたい…そう思わせる花。
本日、楽しみにしていた皆既日食の日。日本中で空を見上げていた皆さん、興奮しましたね！私の住む長野県安曇野市では太陽が三日月のように細く見えました。しかもイイ具合に雲がフィルターの役目をしてくれて、肉眼で雲越しの神秘的な太陽が拝めた。そして月の影に太陽が一番隠れた頃、あたりでカラスが大騒ぎして鳴いていた。野生の生き物にだけ感じる何か不思議な感覚だろうか。かつては私達も持っていたんであろうシックスセンス。だって、太陽が欠けてゆくんだもの…。
（欠け始めに秘密兵器を持って参上したSさんMさん、ネズミにかじられたような太陽も面白かったね。）
ある日夫がお散歩途中にカブトムシを拾ってきた。舗装道路を歩いていたらしい。息子達が小さかった頃は、夏が来るたびに飼育ケースが登場し、カブトやクワガタの世話に追われた。でももう卒業。小さな角の若いカブちゃんは森に返してあげよう。大きな手にしっかりと捕まるカブトムシを彼はやさしい瞳でみていた。
静岡に住むOさんご夫婦から依頼を受けて夫が作ったパネルは、夜の海に月の光が映る幻想的な作品だった。じっと見ていると、夜の海の静寂と月から伸びる一本の光の帯に吸い込まれるようで…ちょっと感動的だった。海が大好きなO氏はどう思われるだろうと、お送りした後反応が気がかりだった。そして数日後、Oさんから丁寧なお手紙が届いた。荷物をほどいてお二人で「言葉を失った」と。それはそれは気に入っていただいた様子が文面から読み取られて、ワタシも感動！この月の光に包まれて眠る幸せがずっと続きますように…。
ひつじ屋でやっていた「ふくろ展その三」が昨日で終わりました。みなさんどうもありがとうございました。初日と火曜日（十色屋のお休み）はずっと、それ以外は朝夕なるべく行っていましたが、それでも見にきて下さって会えなかった方、ごめんなさい。そして、ワタシのふくろ達を買って下さった希少な方々、ささやかなプレゼントを準備してお迎えお待ちしていますのでどうぞよろしくです。
美味しかったモノ
ひつじ屋でのお昼ごはんは豆のカレーとチャイset。
そして感動の味、季節限定ブルーベリーのフレッシュゼリー。朝採りの大粒ブルーベリーがそのまんまゼリーになってシアワセな味。
是非おためしを！
梅雨明けしました。いつもより早くて「ええっもう？」と戸惑い気味。まだ心の準備が出来ていなかった。そういえばこの数日、雲の流れが速くて不思議な形だったな。夕方、買い物に行く途中に車を降りて見とれていたもの。さあ、これから暑い暑い夏がやって来る。
