大きな木々に囲まれて建つ、大正ロマンの香り残る木造建築「旧制松本高等学校」。彫像の建つ広い芝生の中庭には、所々に木のベンチやレトロな街灯がある。ちょっとタイムスリップしたような ゾクゾク感。映画のロケや小説の一場面に使えそうな素敵な空間。秋になったらこの大きな銀杏の下のベンチにまた来よう。黄金色の銀杏の葉っぱに埋もれて、しばし止まった時間に酔うのもいいかも…。
先日、東京の友達Aちゃんが遊びに来た。嬉しいタイミングでちょうどブルーベリーの実る頃だったので、いそいそと摘み取りに。この黒い果実は食べるのも好きだけど、木になっている姿がとってもきれい。ひとつの枝の姉妹が、順番に一つずつ色を変えてゆく。房で採ると上品なブローチのよう。ひと枝ほしいなぁーと思いながら、熟した黒い実だけをせっせと収穫。一緒に行った三人組で合わせて1710g。あとは美味しく季節のデザートを堪能。都会から来たAちゃんには、安曇野の畑と風とお日様が、何より御馳走だったようす。またおいでよね、きっと。
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