明日は六月三十日、京都では水無月という和菓子を食べる日。「みなづき」って響きがとても好き。おりしも梅雨まっただ中で、こんなにたくさん雨が降るのにどうして水無月なんだろう…なんて思いながら、毎年食べていたような。 最近知り合ったチャイとカレーのお店「タビビトノキ」のお二人も、京都に住んでいたつながり。お店の玄関の屋根の上、風情ある草の茂みに、水無月の雨がしとしとと降っていた。緑が深みを増してとてもきれい。今度ゆっくりと渋ーいお茶飲みながら、京都時代の話をしましょう。
夜のテニスコートが好き。暗闇の中、そこだけ照明に浮かび上がる白線の四角も、暗くなってから外で遊ぶ感覚も、なんだかワクワクする。週に一回だけど、高校生になってテニスを始めた息子と行くナイターのテニススクール。親子で夜遊びしてるみたいで、ちょっとない楽しい経験。むかし就職して会社の寮に入り、そこから見えるテニスコートの照明の明かりに誘われて、飛び込みでテニスサークルに入れてもらった。仕事が終わると夕食もそこそこにスッ飛んでテニスコートに行ったあの頃…。門限が10時だったので、9時すぎにテニスが終わると走って寮に帰ったなぁ。きっとその時の何かに夢中になれた感覚が、今でも私に残っているのかも…。空の神様、今週も夜のテニスの日に、梅雨の晴れ間をくださいな。
森の中を歩くと「モミジイチゴ」という黄色いイチゴがたわわに実ってる。トゲトゲに気をつけながら、そ~っとつまみ食い。プチプチしてて甘ーい。でも、昨日もどこかで熊が出たっていうし、蛇はこわいし…。「こないでこないで」と道の真ん中を、リンリン鈴を鳴らしながら歩く小心者には、いちご摘みはちょっと冒険。こんなに大人になってから、赤ずきんちゃんの気持ちがちょっとわかるかも…。
ずっと行きたかったカフェ「七ヶ月」にとうとう行けました。それというのも、その名のとうり一年のうちの七ヶ月だけ週末のみの営業という、私にとっては遠い遠いカフェだったのです。今週からお試し期間の「水、木曜日のopen」!ここぞとばかりYちゃんとランチに出向いたのです。6月の初夏のような晴れ間に、日よけのあるテラスの席は旅人気分で気持ちよかったぁ。(仕事を抜け出してのお昼休みなのに)
今日のランチは豚肉のカツレツ(ウインナーシュニッツェルのような)スープ、サラダ、焼きカレーと後二品ついていました。あっ、コーヒーも。時々吹き抜ける6月の風と美味しいごはん、至福の昼休みでした。
オーダーしてくださった暖簾も、お洒落な七ヶ月さんにとっても似合っている様子。うれし~。