水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

帰省を待つ

2015-07-29 | 息子たちの青春
もうすぐ夏休みで、お盆過ぎには高知にいる息子も帰って来る。
いっつもすぐに戻って行くのに、今回は一ヶ月近くいれそうなんて嬉しい電話。
就職したらもうそうそう一緒にはいれないかと思うと…毎日思い切り美味しいものをお腹に詰め込むぞ!と、気合が入る母である。


息子の収穫

2014-11-10 | 息子たちの青春

ある日、一緒に暮らす長男が「ええもんもろてきた」と嬉しそうに車から運び出したのは百科事典のような大荷物。それはビクターのLPレコードのクラシック全集だった。会社の人がいらないから捨てるというのでもらってきたらしい。中学生の頃、リサイクルショップの前で「ご自由にお持ち帰りください」と書かれた一枚のレコードを、大事に抱えて帰ってきたことがあったな。クラシックが好きでいた息子は、大人になってこんな大きな収穫を手にした。Imgp4606


サクラサク

2012-03-26 | 息子たちの青春

まだ粉雪が舞うような寒い日が続いているけれど、我が家には遅い春が来た。大学浪人中の息子に、桜が咲き始めた南国から合格通知が届いた。「おめでとう!」よくがんばったなぁと思ったらジ~ンと胸が熱くなった。嬉しいやら寂しいやらの春の訪れである。
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*4月1日(日)より5日(木)まで十色屋は臨時休業します。


バースデーラーメン

2011-04-09 | 息子たちの青春

先日の息子の誕生日、どんなご馳走が食べたいか聞いたら「ラーメン」という答えがかえってきた。料理長としては手抜きが出来て楽チンなので、夕飯は家族そろってラーメン屋へ行くことに。出かけた場所は息子達がお気に入りの松本の寸八。「こってり」も「あっさり」も面の太さも選べて、何よりテキパキと働くお店の若者が感じいい。誕生日を口実に久々の家族で外食も楽しかったな。

バースデーラーメン


大学入試センター試験

2010-01-17 | 息子たちの青春

昨日と今日は次男のセンター試験の日。希望する大学に入るためにはセンター試験と一般入試を受けなければならないらしい。私たちの頃にはなかったのでシステムがよくわからず、とにかくガンバレと送り出した。彼が出て行ったあと今朝の新聞に、昨日の問題と解答が載っているのを発見、チラリと見ただけで頭痛がした。こんな問題と朝から晩まで格闘しなければならないなんて…ご苦労様。たまにはワタシのように脳みそを休ませたらと思うけれど、そうもいかないらしい。めざすものがあるのなら駄目でもいいから出来るところまでガンバレ、我が子よ。
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成人式

2010-01-10 | 息子たちの青春

粉雪舞う今日の日は息子の成人式。平成元年生まれの二十歳である。
サクラ満開の京都であのとき生まれた赤ん坊がもう大人になってゆく。
一人暮らしを始めて知らない間に成長していた背中越しの、新品のスーツ姿は凛として頼もしい。
嬉しいけれど少し寂しい複雑な気分である。
成人の日おめでとう。大人になったね。
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二十歳

2009-04-06 | 息子たちの青春

昨日の4月5日は息子の二十歳の誕生日。去年の春、家を出て一人暮らしをしている彼は仕事で帰ってこない。ひとりぼっちで寂しく二十歳を迎えているかと思うとシンミリした気分だった。ところが、嬉しそうな声で電話があって周りの大人の人や友達がみんなで祝ってくれたそう。…よかった。なによりだ。暖かい人達に囲まれてちゃんと大人になってゆく。きっとこの誕生日は一生忘れない宝物になると思うよ。

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二十歳の誕生日おめでとう!





彼が生まれた日、病院に行く途中の満開の桜の下で写真を撮った。まるで祝福を浴びるように花びらがふりそそいだ。


古いレコードとピアノ

2008-04-11 | 息子たちの青春

長男が一人立ちして出て行ってから、我が家に流れるピアノの調べが消えた。毎日少しの時間でも欠かさず弾いていた彼のローランドは、共同住宅であるアパートには持って行けなかった。そして、愛蔵版のレコードもプレイヤーがないので諦めておいていった。アントゥール.ルービンシュタインによる「ラフマニノフ.ピアノ協奏曲イ短調作品16」彼が中学生の頃、通学途中の古道具屋の前に‘ご自由にお持ちください’とダンボールに入って置いてあったレコードだ。それを見つけて興奮して持って帰って来た時の、嬉しそうな顔は忘れない。渋い中学生だけど、自分の心に響くものに夢中になれる、幸せ者に育った。家の中に流れていた音楽は大切な家族の時間だったと、弾き手のいないピアノや古いレコードを見て思う…。今度帰って来たら珈琲でも入れて、久しぶりの音色をゆっくりと聞かせてもらおう。Dscf0028


門出

2008-04-01 | 息子たちの青春

かわいい息子がとうとう旅立ちました。4月生まれなので19年間、毎日そばにいたのに…
親としては「新しい門出に祝福を」というところですが、何か心のどこかに風が吹くようなキュンとした感じ。どこにいてもムードメーカーで周りを和やかにした彼が、家の中にいない…。でもね、自分の好きな事を見つけて、選んだ道に一歩踏み出したんだから、寂しいくらい早く慣れなきゃね。おふくろの味宅配便を持って時々顔見にいこうかな。Dscf0026                                                                     







旅立ちの日、安曇野にはなごり雪が降った…


ワカバの頃

2008-03-15 | 息子たちの青春

息子が運転免許を取った。初々しい初心者マークを我が家のオンボロ軽ワゴンに貼って、練習のためお抱え運転手のごとく何処へでもお伴していただく。全ての試験を一回で合格したわりには彼の運転は超安全運転で、同乗者が少し焦れるくらいの慎重派。でも、良かったこれくらいで。若さに任せてスリルを楽しむ息子であったら、きっと心配で生きた心地がしないと思う。今のところの彼の目標は、お母さんを超える事。ガンバレーと言いつつ、ふふっ、そうは安々とは抜かされません。私にだって「あなたを産んだ」というプライドがありますから…。    みなさん、トロトロ制限時速で走るワカバマークを見かけたら、邪魔にせずどうか暖かく見守ってやってください、修行中ですから。Dscf0005