ある朝のお散歩途中に通りがかった「昇月」という茶会席の料理屋さん、庭先をほうきで掃いていた奥さんに久しぶりにお会いする。「ちょっと寄って行って」とお言葉に甘えて、厨房でご主人も交えてしばし談笑。お土産に自宅で飼っている鶏が産んだ新鮮な卵をいただく。シロミのとろっとした弾力のある卵で、卵焼きで食べたらコクのある深い味わいがあった。そしてそして、翌日Kちゃんから差し入れてもらったのは、佐久にあるちゃたま屋の卵だった。これはKちゃんの言うとうりに「卵かけご飯」でいただく。濃い色のキミだけをご飯にのせ醤油をたらして混ぜると、マッタリとした美味しい卵の味がした。
栄養満点、明日からも頑張るぞー!
「それは…そっと 花に 寄り添う うつわ」
友人であり師匠である陶房白露の小久保さん達の作品展がギャラリー.シュタイネで始まった。まだOPEN前の朝っぱらから準備の邪魔をしつつ観せてもらった。誰よりも早く見たかった師匠の新作、う~ん、さすがです!どうしてこの形が生まれてくるのか、どうやって花を飾るのか、不思議だらけ。とてもユニークで、おもわずニンマリ笑ってしまう作品の数々。ここで全部を紹介したら発見する楽しみが無くなるので、ほんの一部を…ぜひ本物を観に行ってほしいから。
小久保Tさんの古い皮のカバン、彼の頭の中身と同様にどうなってるのかと覗いてみた。
定休日の今日、「今日しかない!」と朝日村へ行く。お目当ては主人が作品展に参加しているスタイル.ガレと、お気に入りの珈琲屋カフェ.シュトラッセ。どちらも「えっ、こんな所に…」とわざわざ訪ねる価値のあるユニークなギャラリーでありカフェである。
スタイル.ガレの優しい瞳のF氏の工房、ドアといい棚といい絵本の物語に出てくるようで楽しくなる。七人の小人の作業場か三匹の熊の家のようで、夢のある作品がいっぱい生まれそう。
そしてカフェ.シュトラッセの美味しい珈琲で充電し、Kさん夫婦にエールをいただく。ちょっと感動したのは、初めて頼んだモカが高貴なカップで出て来たコト。少し酸味があってまろやかな味わいは、焦っていた心をほぐすのに十分のやさしい一杯だった。