とても素敵な絵を描くキヌヨさんが、木で作った時計の作品展をひつじ屋さんでやっている。サンガキヌヨ展「ときのもり」。バレリーナだったり青い鳥だったり…そしてこれはガラスの靴を片ほう忘れたシンデレラ。おとぎ話の夢の中に迷い込んだようなやさしい世界に、乙女ゴコロがくすぐられる。シンデレラの時計は夜中の12時になったらどうなってしまうんだろ…。
(おまけ)
床屋さんで見つけた文字盤が逆さの不思議な時計。これは「床屋時計」と言うらしい。おもしろいなぁ!だって鏡越しに普通に時間がわかるんだもの。
「廃線の記憶」ってなんだろうと案内をもらった時から楽しみだった。
人は、いくつかの駅に降り立ち 出会いと別れを心に刻む
その展示が昨日からギャラリー.シュタイネで始まった。
何とも懐かしい鉄道や駅舎、それにまつわる人を写した日野さんのモノクロ写真が壁に貼られ、7人のジャンルの異なる作家がどこかノスタルジックで個性的な作品を並べている。
いつか何処かで見たような光景、ああそうだった…と想い出の奥の方からよみがえる記憶、そんな懐かしさであふれていた。旧友と古いアルバムをめくっているような気分で、なんだか居心地がいい空間だった。
この展示は11月28日までギャラリー.シュタイネでやってます。