水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

白い道

2008-12-10 | 日記・エッセイ・コラム

Dscn0416 Dscn0420 先日の氷点下の朝、澄みきった冷たい空気と晴れわたった空。犬の散歩道がシャリシャリと凍っていた。氷の縁取りで覆われた道端の草がとてもきれいで、しゃがんで魅入っていたら犬においてかれそうになった。子供の頃のように「ハ~ッ」と白い息を吐いてみる。まっ白な気持ちで凍った道を歩いた。


働く女たち

2008-12-07 | 日記・エッセイ・コラム

とある取材で都会からやって来たのは、カワイイ4人の女の子だった。仕事道具や機材の入った大きなカバンを抱えて彼女たちはタクシーから下りて来た。思わず肩の力が抜けて顔がほころんだ。女性取材陣はそれぞれが、企画側責任者、デザイナー、ライター、カメラマンとまぎれもなくプロフェッショナル。その仕事っぷりが美しくカッコ良かった。彼女たちの興味の鉾先は「おお、こうきたか!」と思う何気ない物に向けられ、質問は多方面におよび、カメラのアングルは意外な場所に向けられた。そしてそのマニアックなカメラやレンズも、それを扱うカメラマンも素敵だった。プロの働く女ってなんてカッコイイ!
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気分転換

2008-12-06 | インポート
気分転換
久しぶりに髪を切った。ちょっと前に長くのばした前髪が我慢できなくて、自分でバッサリやっちゃってから今に至るで、とうとうIちゃんの種萌に行った。髪を切ってもらってる間、床屋使用の赤い椅子に座って障子の間から見える田んぼや山を見ていた。軽くなってゆく頭と比例して気持ちもゆるんでゆく。まだ理想の髪型になるには数カ月先だから、それまでくせっ毛と格闘しなくっちゃ。でも、まぁいいか、寒い冬にはお気に入りのニット帽もあるし…すっかり気分転換になったもの。


発見!オート三輪

2008-12-04 | ノスタルジー

所用で松本方面に出かけた道すがら、視界の片隅にチラっと入って来た懐かしいヤツ。「あっ、オート三輪だ!」思わずUターンして車の周りをぐるぐると観察。懐かしーなぁー、可愛いなぁー。「これ、昔うちにあったんだ」と夫が言う。うわぁ~いいなぁ、乗ってみたかった。正面からのルックスはまるで「鉄人28号はコイツがモデルかも」と思うような厳ついお顔。後ろ姿といい、内装のシンプルでレトロな器械といい、ほれぼれしてしまう。こんな斬新なデザインで新しい車はもう生まれないものかとため息をつく。マツダT2000通称オート三輪トラック、歳のわりには綺麗な外観で、大切にされていたんだと思うとなんだか嬉しくなる。
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月桂樹の12月

2008-12-03 | 日記・エッセイ・コラム

今年もまた、大きな大きな月桂樹のリースを作った。ツンと尖った香りと濃い緑の葉、魔除けになるというのもうなずける気がする神聖な月桂樹。12月だけのにわかクリスチャンのワタシは、クリスマスを迎える準備が大好きである。小さい頃にカトリックの幼稚園に通ったお嬢様(?)は、「父と子と精霊と…」と十字をきり、クリスマス前のイエス誕生の馬小屋の飾りにため息をもらし、キャンドルの灯りの中で賛美歌を歌った。せめて今は12月だけでも心おだやかにクリスマスを祝おうと思う。我が家の小さな天使は青年になり誰もはしゃいではくれないけれど、やっぱりツリーも飾ろうかな…小さなワタシのために。Dscn0406_2


ドロップスなカバン

2008-12-01 | ワーク

Dscn0274にじんだ◯をランダムに染めて、ドロップ模様のバッグができた。ボタンはいびつな形のビー玉のようなガラス玉。青いステッチの入った持ち手をつけて「超カワイイ!」と思う。このバッグ下げてスキップして出かけたいと思う。お気に入りのコイツを、熱い眼差しで見つめて下さるお客さんも何人かいて、その度にドキドキする。どんな人のハートを射止めるのかという期待と、誰かの物になってしまう不安と…。だって自分のにしようかと心揺れてるんだもの、あ~どうしよう。