喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

JAP (ジャップ)

2010-11-11 | ブログ
 7年前、日米国民交流事業でアメリカに3ヶ月間滞在しました。

 ワシントンのスミソニアン博物館に行ったとき、
なぜか心にひっかかり、撮っていた写真です。

 JAP 日本人をバカにした・蔑(さげす)んだ言い方です。

写真には「NO JAPS WANTED」と赤色ペンキで落書きされています。
ようするに、「日本人は、アメリカから出て行け」
といったことです。

 心にひっかかったのです。

                  岬人
 
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ジャパニーズ・アメリカンズ

2010-11-11 | ブログ
 つまり日系アメリカ人のことです。

 先日、5夜連続でスペシャルドラマがありました。
それをすべて見たのですが、あらためて知ることも多かったです。

 そして、実はこのドラマを見る前に、
私の中に過去の不思議なつながりがあったのです。

 写真のこの案内板は、
アメリカの首都ワシントンにある
有名なスミソニアン博物館のものです。

 過去の不思議なつながりとは…

                 岬人(はなんちゅう)
           

 
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立冬

2010-11-07 | ブログ
 11月7日。
月歴では、神無月である十月二日が、
二十四節気でいう立冬。

 いよいよ冬の季節に入ります。
2月4日の立春まで。
気温も下がり、日照も日増しに短く弱くなっていきます。

 もう少し細かく自然の様子でみる七十二候では、
11月21日までの前半
第一候は、山茶始開。
山茶は、ツバキとされるが、この時期ではサザンカのこと。
サザンカが咲き始める頃です。

 中頃の第二候は、地始凍。
寒気が強まり、大地も凍り始める。

 終盤の第三候は、金盞香。
金盞花(きんせんか)つまりスイセンの花が咲いて、すがすがしい
香りをはなつ。

 日本の自然にあっている月歴を見ていると、
生活と自然のかかわりが、体で感じられます。


                     岬人(はなんちゅう)
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喜久家プロジェクト 新たなメンバー

2010-11-07 | 喜久家の情報
 11月に入り、喜久家に新たなメンバーが加わりました。
そこで、ささやかではありましたが、歓迎会を。

 新しいメンバーは、
 左:ソ・プルム (韓国の大学生)
 ご存じのように韓国の教育熱は、日本をはるかにこえていて、
高校生は、とにかく勉強勉強の毎日。
名のある大学に入学することが、名のある会社に就職することにつながり、
人生の成功の一つと考えられているようです。
 まるで、かつての日本のような。
したがって、喜久家に来てくれる韓国の若者たちは、ほとんど英語も得意で、
賢いのです。
 あわせて、伝統的な儒教思想も残っており、
礼儀や目上の人に対する気配りなどもしっかりとできています。
そんな若者たちなので、韓国人に対するイメージは、とってもよいのです。

 プルムは、大学生になり、他の人と同様、休学をとり、
アルバイトをしてお金をため、初めての海外体験として、
喜久家プロジェクトの郷づくりボランティアを選んでくれたのです。
 とても活動的で、自分の人生を多くの出会いと体験により、
前向きにしていきたいという思いが強いようです。
 本当、すばらしい。

 写真の左から2番目は、フランスの大学生、マツハラ・マリエ。
上品で、知的な女性。
おばあちゃんは、大阪に住んでいます。
両親は、フランスのマルセイユにいて、お父さんは領事館に勤めています。
 
 3番目は、韓国の大学生、クォン・ボキョン。
立正大学の留学が終わり、日本のさまざまなことを知りたいと喜久家に来てくれました。
 
 右端は、フランスの社会人、リオンデル・フィリップ。
とっても日本が好きで、何度もワークキャンプに参加しています。
好奇心旺盛な男性。
ふるさとは、あの世界遺産の街リヨン。

 こんなさまざまな個性を持った若者たちが、
毎日みかん作業と喜久家での共同生活を通して、
平礒に元気な風を吹かせてくれています。

 13日(土)は、
大洲青少年交流の家で開かれる、
地域教育実践交流集会で喜久家プロジェクトのことをプレゼンテーションします。

 まだ、申し込みはOKなので、興味ある方はぜひ参加してください。
問い合わせは、大洲青少年交流の家です。

                     岬人                       


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もち拾い

2010-11-06 | ブログ
 三崎高校創立60周年を記念して、
「餅まき」をしました。

 保護者、一般の方もけっこう来られていて、
袋いっぱいに拾われていました。

 私も生活がかかっていますから、
必死で拾いました。
 結果、2つ入りの袋を4袋。

 それでも今晩は、めでたい餅が食べられます。
「餅ひろい」という習慣もなくなってきたので、
とてもうれしいことです。


               岬人
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愛媛県立三崎高校 文化祭

2010-11-06 | ブログ
 スローガンは、

「四国最西端の高校」三崎高等学校 創立60周年 
~花橘 夢へつながる道しるべ~

 花橘というのは、みかんの花のことです。
白く、とってもさわやかな香りがします。

 その花橘が、自分の夢をめざす道しるべとなっている。
言いかえると、
「ふるさとをしっかりと感じておくことが、
自分の夢をかなえる大きな力となる。」
ということでしょうか。

 暖かい1日、丘の上の三崎高校はにぎやかでした。

           岬人(はなんちゅう)
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初めて見る虫

2010-11-06 | ブログ
 昨日、午後のことです。

 いきなり1匹の虫が、家の中に入ってきました。
何もめずらしいことではなく、はらいのけたところ、
「キラッ」と光ったので目で追いました。

 すると、初めて見るめずらしい虫。
見た目がカメムシのようで、
でもあまり触ると、あの臭い匂いの洗礼を受けると嫌なので、
そっと指にのせました。

 最近、地球温暖化によって生物が北上しているようなので、
興味あるところです。

 どなたか知っていたら、教えてください。

                 岬人(はなんちゅう)
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三崎高校創立60周年

2010-11-05 | ブログ
 今日、愛媛県立三崎高校創立60周年記念式典がありました。

 佐田岬の高等教育をにない、
数多くのすばらしい先人たちを育ててきました。
 三崎高校を巣立った卒業生は、6000名を超えています。

 地域の人たちや卒業生、在校生、恩師の方々の支えにより。
60年という年輪を刻んできたわけです。

 1学年50人に満たない生徒数の減少で、
さみしい気がしますが、
多くの人が母校を応援しています。

 明日は、高校の文化祭。
現在の様子にについて、もう少し聞いてみたいと思います。

                岬人(はなんちゅう)
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未来に残したいふるさと・岬の風景 ~名取、岡の川の水くみ場~

2010-11-05 | ブログ
 名取シリーズの最後は、「岡の川の水くみ場」。

 山が深くない佐田岬半島は、昔から水はとても貴重なもの。
各集落に湧き水や井戸が掘られ、人々の命の源となっていました。
 上水道が整備され、さらに野村ダムから南予用水が引かれてからは、
そのほとんどは使われなくなりました。

 そんな中、今もなお使われている岡の川水くみ場。
かつてはここで野菜を洗ったり、洗濯したり、
人々が集う場所だったのでしょう。
 この日もおばちゃんが、何かで利用していたようです。

 平礒にも下の川や清水と呼ばれた水くみ場がありました。
そこから湧き出る冷たい天然水のおいしいこと、おいしいこと。
忘れられない感覚です。

 日本は、世界的にみても森と水に恵まれた国。
未来に残したいふるさと・岬の風景です。

               岬人(はなんちゅう)

 
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未来に残したいふるさと・岬の風景 ~名取の石垣~

2010-11-05 | ブログ
 どうですかこの石垣。
きれいに切りそろえられ、しっかりとした工法で積み上げられています。
 石の一つ一つにも味があり、
白っぽい石灰岩から青みがかった緑泥片岩などなど。
アートといってもいいくらい。
名取は、石垣の郷として有名です。

 地中海の白い石造りの家々が有名ですが、
石垣の郷、名取も本当、すばらしいです。

 写真中央に穴があいていますが、
あそこには、水が湧いていて、命の水として利用されてきました。

 この写真も名取に住む中学3年生の女の子が撮ったものです。
未来に残したい1つです。

                 
            岬人


 
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未来に残したいふるさと・岬の風景 ~絶景名取の朝日~

2010-11-04 | ブログ
 名取シリーズ3枚目は、「名取の朝日」。

 この写真も、名取に住む中学3年生の女の子が撮ったものです。
朝起きて自分の家のバルコニーデッキから1枚。

 こんな朝日を毎日見られる人は、
1日の始まりが晴れやかで、エネルギッシュでしょうね。

 コーヒーを飲みながら、しばらく。
太陽の恵みに感謝の心がふくらみます。

 名取は、リゾート地ではありません。
この風景が、日常なのです。

 日常でありながら、とびっきり最高の風景。
未来、忘れられない風景。

             岬人(はなんちゅう)
     
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未来に残したいふるさと・岬の風景 ~絶景の名取~

2010-11-04 | ブログ
 この絶景、心を奪われるようです。

 これが、名取。
眼下に広がる宇和海。
向こうに見えるのは佐田岬半島のつけ根である八幡浜。
もう少し右に目をやると、写真では見られませんが宇和島の鬼ヶ城、
そして藤原純友の本拠地で有名な日振島(ひぶりじま)。

 空の蒼さと海の碧さ。
青にもさまざまな趣があるようです。

 こんなすばらしい景色を毎日、家から見られるのです。
この写真を撮ったのも名取に住む中学3年生の女の子。

 自慢できるふるさとの風景ですね。

                    岬人(はなんちゅう)
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未来に残したいふるさと・岬の風景 ~群青の宇和海~

2010-11-04 | ブログ
 群青の宇和海が太陽の光に照らされて、
まるで銀盤のような、鏡のような。

 この写真は、名取に住む中学3年生の女の子が撮ったものです。
さぞ、まぶしかったことでしょう。
 私にも幼きころの記憶があります。
海に反射した太陽の光があまりにもまぶしくて目が開けられないような。
なぜかそんな風景が記憶の奥底にのこっているのです。
忘れられないふるさと・岬の風景。

 宇和海に面した名取は、まるで地中海に面したまちのような。

 すてきな1枚です。

                 岬人(はなんちゅう)


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長月(ながつき) 

2010-11-03 | ブログ
 今日の佐田岬は、風も弱く、陽の光が暖かい昼間です。

 いつものように午前中は、部活動をして、
追われている仕事や、やり残した仕事をしています。

 ふと窓の外に目をやると、
山は色づき始めていることに気づきます。
紅く染まっているのは、きっとハゼでしょう。
山吹色は、クヌギかな?

 自然は、着々と冬支度。

 11月5日までは、月歴でいうと九月。
長月(ながつき)。
 
 11月6日からは、神無月(かんなづき)に入り、
7日はいよいよ立冬で冬の季節に入ります。
太陽の光も日増しに短く、弱くなっていくことでしょう。

 山を歩きたいな~。
その後は、あったかい温泉。
 そんな楽しさが、ふと、わいてきました。
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佐田岬の裂織り

2010-11-02 | ブログ
 旧大佐田小学校の校舎を利用し、
オリコの里として、佐田岬裂織り保存会のみなさんが、
裂織りを織っています。

『古布やはぎれを細かく裂き、よこ糸にして織る裂織りは、
手織りの素朴さと布の持つ独特の風合いがあります。

 裂織りは、貧しかった岬の暮らしの中で、
リサイクルとして生まれた織物です。
 私たちは、これを先人の残してくれた宝物として守り、
後世に伝えたいと思っています。
              佐田岬裂織り保存会』

 三崎文化祭で、すばらしい作品が展示されていました。

 私たちは、もっと昔のものに注目していくべきなのかもしれません。


                   岬人(はなんちゅう)


 
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