喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

立冬

2010-11-07 | ブログ
 11月7日。
月歴では、神無月である十月二日が、
二十四節気でいう立冬。

 いよいよ冬の季節に入ります。
2月4日の立春まで。
気温も下がり、日照も日増しに短く弱くなっていきます。

 もう少し細かく自然の様子でみる七十二候では、
11月21日までの前半
第一候は、山茶始開。
山茶は、ツバキとされるが、この時期ではサザンカのこと。
サザンカが咲き始める頃です。

 中頃の第二候は、地始凍。
寒気が強まり、大地も凍り始める。

 終盤の第三候は、金盞香。
金盞花(きんせんか)つまりスイセンの花が咲いて、すがすがしい
香りをはなつ。

 日本の自然にあっている月歴を見ていると、
生活と自然のかかわりが、体で感じられます。


                     岬人(はなんちゅう)
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喜久家プロジェクト 新たなメンバー

2010-11-07 | 喜久家の情報
 11月に入り、喜久家に新たなメンバーが加わりました。
そこで、ささやかではありましたが、歓迎会を。

 新しいメンバーは、
 左:ソ・プルム (韓国の大学生)
 ご存じのように韓国の教育熱は、日本をはるかにこえていて、
高校生は、とにかく勉強勉強の毎日。
名のある大学に入学することが、名のある会社に就職することにつながり、
人生の成功の一つと考えられているようです。
 まるで、かつての日本のような。
したがって、喜久家に来てくれる韓国の若者たちは、ほとんど英語も得意で、
賢いのです。
 あわせて、伝統的な儒教思想も残っており、
礼儀や目上の人に対する気配りなどもしっかりとできています。
そんな若者たちなので、韓国人に対するイメージは、とってもよいのです。

 プルムは、大学生になり、他の人と同様、休学をとり、
アルバイトをしてお金をため、初めての海外体験として、
喜久家プロジェクトの郷づくりボランティアを選んでくれたのです。
 とても活動的で、自分の人生を多くの出会いと体験により、
前向きにしていきたいという思いが強いようです。
 本当、すばらしい。

 写真の左から2番目は、フランスの大学生、マツハラ・マリエ。
上品で、知的な女性。
おばあちゃんは、大阪に住んでいます。
両親は、フランスのマルセイユにいて、お父さんは領事館に勤めています。
 
 3番目は、韓国の大学生、クォン・ボキョン。
立正大学の留学が終わり、日本のさまざまなことを知りたいと喜久家に来てくれました。
 
 右端は、フランスの社会人、リオンデル・フィリップ。
とっても日本が好きで、何度もワークキャンプに参加しています。
好奇心旺盛な男性。
ふるさとは、あの世界遺産の街リヨン。

 こんなさまざまな個性を持った若者たちが、
毎日みかん作業と喜久家での共同生活を通して、
平礒に元気な風を吹かせてくれています。

 13日(土)は、
大洲青少年交流の家で開かれる、
地域教育実践交流集会で喜久家プロジェクトのことをプレゼンテーションします。

 まだ、申し込みはOKなので、興味ある方はぜひ参加してください。
問い合わせは、大洲青少年交流の家です。

                     岬人                       


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