喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

日系パラグアイ人

2010-11-18 | ブログ
 最近、日系アメリカン人に関心を持っていますが、
他の国の日系人はどうなんだろう?
 かなりの日本人が渡った南米は?

 そこで、パラグアイにいるもと喜久家ボランティア、市前寛子ちゃんに
聞いてみました。
すると初めて聞く事実が。

 『喜久家ブログ、見ました。
ちょっと恥ずかしいですが、コメント下さった方もいて嬉しく感じました。


11月のパラグアイは夏に向かっているはずですが、
異常気象でまだまだ朝晩は寒いです。
でも、昼間は35℃近く上がるので1日の温度差が10℃以上あって体調管理が大変です。
日本は、どんどん冬に近づいているそうですね。

 日系人のドラマのこと知ってました。
実は、インターネットで今日本でやっているドラマが見れるんです。
Yahooのトピックで見て、日系人に関してはもちろん興味があるのでドラマのHPは見ました。

 横浜での研修時にパラグアイだけでなく、
日系人の移住に関しての勉強もします。
ブラジルに関しては、「ハルとナツ」で、ああ、聞いたことがあると言う人も多いですが、
アメリカやブラジル以外の南米、東南アジアの日系人のことを知っている人は、本当に僅かだと思います。

 私も、応募するまでブラジル以外は知りませんでした。
パラグアイは戦前に移住した方もいますが、
親日国なので特に迫害はなかったそうですが、
アメリカやブラジルは、大変だったそうです。

 愛媛からも、大勢の方が移住しています。
ピラポにも宇和島の方がみえます。
ここに来る前に、平磯にいたんだよと言うと「ああ!!」と言ってくれます。

 移住に関してはお年寄りはもちろん、
2世の方からも普段から色んな話を聞くことが出来ます。
 任地ピラポは、今年移住50周年だったので、
1世の方がまだまだ現役で活躍されているので、
今回、移住資料館を作りました。

 日本から持ってきたものがほとんどそのまま残っていたり、
移住当時開拓に使った斧などが展示してあります。

 私も1年5ヶ月近く活動していて、
パラグアイで日本人よりも日本の心を持った人たちがどのように生活しているのか、
日本に紹介したいと思っていました。

 色々と情報は提供できますが、例えばどのようなことが知りたいですか??
 
 あと、私は青年海外協力隊員ではなくて、日系社会青年ボランティアと言います。
現地の方の支援するのが、協力隊員(もっちゃん)で、
対象が日系人なのが、日系社会青年ボランティアです。

 すいません。説明不足で。お手数ですが訂正していただけたら有難いです。

それでは、またメールしますね。
ピラポ 市前寛子』

 何ともすごい話です。
人がつながるって、本当すばらしいですね。

 こうなったら直接、パラグアイの日系人とつなげてもらいましょうかね。
何か行ってみたくなりました。

                      岬人
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パラグアイからの返信

2010-11-18 | ブログ
 おぎさんのコメントに対して、
パラグアイにいる寛子ちゃんから返信がありました。

 これって、地球の反対側で今つながっているんですね。
驚きです。感動です。

 紹介します。

『おぎさんへ
 コメントありがとうございます。
パラグアイにいる市前寛子です。

 W杯はパラグアイ人と一緒に見てましたが、
PKで勝利が決まった瞬間、部屋の中でいっせいにダイブして全身で喜んでいました。

 バルデス、とても良いこと言っていたんですね。
私は監督同士が抱き合っていたのが感動しました。

 私はずっと施設で働いていましたが、今は在宅をやっています。
もちろん不安もありますが、お年寄りの笑顔を見ると頑張ろうと思います。

 体が資本の仕事なので、自分も大切にしながらお互いがんばりましょうね。』

 ぜひ帰国して、喜久家で出会ってほしい2人です。

 私にとって、見知らぬ国パラグアイが、
身近に感じる国になってきました。

                   岬人
コメント (4)
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親日的なパラグアイ

2010-11-18 | 感動
 先日、パラグアイにいる市前寛子ちゃんの話を書きましたが、
それに対しておぎさんからコメントがありました。

 新しく知った驚きとコメントのあたたかさ。
紹介します。

『パラグアイは昔、開拓のため多くの日本人が渡ったと
うちの近所の人でもパラグアイに行った人もいるみたいで…

 南アフリカワールドカップ日本vsパラグアイ戦見てて、
親がそんなこと言ってました。

 PK戦で敗れてましたが…
試合後、バルデスが泣いている駒野に近づいて
声をかける様子がTVカメラに収められていました。
 その内容は「頭を上げよう。(負けたのは)君のせいじゃない。」「気落ちするな。」
ってこと言ってたシーンに、パラグアイにはすばらしい選手がいるんだなと思い感動しました。

 そのパラグアイで頑張っている人がいらっしゃるんですね。
おいらも介護の仕事やってますが…
言葉も通じない所で福祉の仕事をするのはホント大変だと思います。
不安もあると思いますが、がんばってくださいp(^o^)q 』

 おぎさんは、おだやかでまじめな好青年。
野村で介護の仕事を生きがいを持ってやっています。

                            岬人
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