喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

未来に残したいふるさと・みさきの風景プロジェクト

2010-11-17 | ブログ
「未来に残したいふるさと・みさきの風景プロジェクト」
これは、三崎中学校が昨年から取り組んでいる活動。
この三崎地域の貴重なモノを写真におさめています。

 見る気になって見れば、すばらしいものの宝庫。
大自然、貴重な文化財、伝統行事など。
写真で撮るとまたちがって良いものです。

 今年が昨年と違った点は、
中学生の思いと目線で残していきたいと考え、
その名も昨年の「三崎百景」から
「未来に残したいふるさと・みさきの風景」に変えました。

 中学生たちは、実におもしろいモノを撮りました。
簡単にまとめると、
私たち大人がとても「貴重なモノ」を多く撮るのに対して、
「日常のモノ」を撮っています。
家の近所の夕日・朝日・路地・石垣・空・雲・集落・港など
とても身近なモノばかり。

 子どもたちの「未来に残したいふるさと・みさきの風景」とは、
ふだんからよく目にするあたりまえの風景が多いようです。
このことは、新たな発見でした。
地域づくりにおいて、未来を担う子どもたちの
こんな思いをくみとっていきたいものです。

 そして、子どもたち自身が、
「自分でやってみよう」「自分がやったんだ」という
思いが持てるような活動を創っていきたいと思います。

 写真は、今日11月17日の愛媛新聞に
大きく取り上げられたものです。
 地域は、しばらくこの話題で盛りあがりそうです。
 
 愛媛新聞の阪和記者はじめ編集長さんには、
中学生のふるさとへの思いを取り上げていただき、
とてもうれしく思っています。

「子どもが地域を創る・変える」
そんな力を子どもたちは持っています。

                岬人(はなんちゅう)