耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

相手の話したことを覚えていますか?

2011-01-10 18:24:37 | 日記
相手が、以前こちらが話したことを
しっかり記憶していてくれると、うれしいものです。

「友達に道子さんという人がいて、
その人ピアノの先生をしているんだけど~。」

と、一度話したことがあった人に、

再び、「私の友達でピアノの先生をしている人が~」と言いかけた時に、

「あ、道子さんという人ね。」

なんて、覚えていてくれたりすると、

その人の記憶力の良さに驚くというよりは、

自分のつまらない話にちゃんと耳を傾けていてくれたことに
喜びを感じるものです。

20数年前に、児童公園で知り合ったママと
その後親友としてお付き合いするようになったのも、
そんなことがきっかけでした。

一見、華やかでナルシストっぽい女性でしたが、
何回か会っているうちに、
私の話をしっかり聞いてくれる彼女の誠実さに触れ、
信頼できる良き友ができたことを確信しました。

カウンセラーやコーチであるなら、
「聴く技術」を習得する必要があります。

もちろん、日常生活の中での「聞く」という行為にも、
知っておいたほうがいいポイントがいくつかあるでしょう。

でも、何より重要なことは、

相手の話に耳をすまし、そして、「覚えておく」ということ。

記憶力の良し悪しではありません。

しっかり聞くと、必ず、記憶として残るはずです。

人は、聞いてもらいたくて話をします。

投げたボールを受け取ってもらえなかったら、悲しいです。

でも、相手が聞いてくれたのか、聞いてはいなかったのか
確実に判断できません。

だから、自分の話したことを、相手が記憶していてくれたことが、
与えたボールを受け取った証しとなるから、うれしいのです。

しかも、ずっと、そのボールを持ち続けてくれていたことが、
うれしいのです。

自分を大切に思っていてくれたような気がして、うれしいのです。

話をちゃんと聞いてくれる夫(妻)、母(父)、友人、上司、先生、
恋愛中の彼(彼女)は、
必ず、信頼や尊敬、そして、大いなる愛情を獲得できますよ。










私は、せっかちな間抜けです

2011-01-08 17:05:28 | 日記
1月2日の投稿記事の日付が、
なぜか、12月30日になってしまっています

その前の記事のフォントもいきなり大きくなっちゃいました

ど、ど、どうしたんでしょうね?

なにか、いけない操作をしちゃったんでしょうか?

へたに元に戻そうとしても、よけい変なことになりそうだから、
とりあえず、このままにしておきます。

昨年暮れに、「あけましておめでとう」なんて、
新年の挨拶をすませてしまう

よほど、せっかちな人?

かなり、間抜けな人?

と思われても、ま、いいか・・・


でも、

実際、私は、せっかちでもあるし間抜けでもあります。

沈着冷静、理性的に見えるらしいのですが、
とんでもない!

「よほど」も「かなり」も付く、せっかちな間抜けです。

落ち着きがない、いいかげん、あわてもの、ドジ

全部私に当てはまります。

こんな私ですから、
バッグをデパートのトイレに忘れたり、

鍵を玄関に指しっぱなしで出かけたり、

横断歩道の真ん中で、あろうことか、スカートを落としたり、
(ちゃんと、ウエストの部分が留まっていなかったらしい)


ケータイで、「父が昨夜9に亡くなりました。」と打って送信してしまったり・・・

もし、「徹子の部屋」や「アメトーク」にでも出演することになっても、
話せるエピソードには、こと欠きません(笑い)

それなのにそれなのに、
私をよく知らない人たちは、真逆のイメージを抱くから不思議。

人は、見かけによりませんよ。

こわそうな人が、めっぽう「お人好し」だったり、

冗談ひとつ言わなさそうな人が、芸人並みに面白かったり、

ロックしか聴かなさそうな人が、能や歌舞伎に詳しかったり・・・


その人の本当の姿は、先入観を捨てなければ、
見えてこないこともあります。


話を聞くときも同じです。

思い込みを捨て、推測せず、
真っ白な気持ち、素直な気持ちで耳をすましてみましょう。

その人の本音、音にならない声までもが聞こえてきますよ。









「いい人」がんばれ!

2011-01-06 12:34:36 | 日記
有名でもないし、
りっぱな肩書きがあるわけでもない私の
セミナーに来てくださる方々やクライアントの方々は、
総じて、「いい人」です。

でも、「いい人」って、今や、世の中では、評価の基準としては、
低位置に甘んじてます。

「いい人ではあるけど・・・」
そう言って、若い女性は、恋愛対象からはずします。

「性格だけは、いいんです。」
とママが、わが子のことを謙遜して言います。

そう、「いい人」という響きの中には、
どこか、ネガティブな意味合いが感じられます。

「いい人」の反対は、「悪い人」ではなく、

ものごとや人間関係などに、あれこれ悩まず、
無駄と思うことはバシバシ切り捨てていく
合理性を持っている人だったり、

状況を冷静に判断し、情に流されることなどなく、
グイグイとものごとを推し進める実力者だったり、

相手に対して躊躇なく、
言いたいことをズバッと言える人だったり・・・

うう~ん、確かに、ちょっと、かっこいいかもしれない。

ということは、「いい人」は、その反対。

ものごとや人間関係などでも、
無駄とは思っても、情に流され、切り捨てるなんてことはできず、
不満があっても、相手に遠慮で口には出せず、
頼まれると、NO,とは言えず、
自分のことより相手の気持ちを優先し、
結果、あれこれ悩みを抱えて前には進めず・・・

うう~ん、確かに、颯爽としたかっこよさはないかもしれない。
いい人をやめたほうが楽に生きていけそう。

だから、世の親たちは、わが子に気立てのよさより、
強さや要領のよさを期待するんですね。

社会的に成功する人は、「いい人」ではむずかしそうですもんね。

でも・・・

もともと「いい人」に生まれた人が、
そう簡単に「いい人」をやめることはできないようにも思います。

相手が傷つくことを恐れず、自分の気持ちをはっきり言ったり、
自分には得がないと判断したら、義理ある関係を切ったり・・・

そんな自分になることを決意しても、
そんな自分であろうとすることが、大変な努力を要するわけです。

むしろ、ストレスにさえなるかもしれません。

しかも、今までと違った態度を示す人を、周囲が受け入れない
ことも考えられます。

そして、結局、グジグジ悩むことに・・・

無理はしないことです。

私は、「いい人」は、やっぱり「いい」のだ、と思います。

「いい人」は誠実です。
人を傷つけないように、と気を遣う心優しい人です。
相手を幸せな気持ちにします。

最近、香山リカさんが『「気だてのいいひと」宣言!』(東京書籍)
という本を出版しました。

やっと、こんな本が出たか、と喜んでいる私です。



『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。