有名でもないし、
りっぱな肩書きがあるわけでもない私の
セミナーに来てくださる方々やクライアントの方々は、
総じて、「いい人」です。
でも、「いい人」って、今や、世の中では、評価の基準としては、
低位置に甘んじてます。
「いい人ではあるけど・・・」
そう言って、若い女性は、恋愛対象からはずします。
「性格だけは、いいんです。」
とママが、わが子のことを謙遜して言います。
そう、「いい人」という響きの中には、
どこか、ネガティブな意味合いが感じられます。
「いい人」の反対は、「悪い人」ではなく、
ものごとや人間関係などに、あれこれ悩まず、
無駄と思うことはバシバシ切り捨てていく
合理性を持っている人だったり、
状況を冷静に判断し、情に流されることなどなく、
グイグイとものごとを推し進める実力者だったり、
相手に対して躊躇なく、
言いたいことをズバッと言える人だったり・・・
うう~ん、確かに、ちょっと、かっこいいかもしれない。
ということは、「いい人」は、その反対。
ものごとや人間関係などでも、
無駄とは思っても、情に流され、切り捨てるなんてことはできず、
不満があっても、相手に遠慮で口には出せず、
頼まれると、NO,とは言えず、
自分のことより相手の気持ちを優先し、
結果、あれこれ悩みを抱えて前には進めず・・・
うう~ん、確かに、颯爽としたかっこよさはないかもしれない。
いい人をやめたほうが楽に生きていけそう。
だから、世の親たちは、わが子に気立てのよさより、
強さや要領のよさを期待するんですね。
社会的に成功する人は、「いい人」ではむずかしそうですもんね。
でも・・・
もともと「いい人」に生まれた人が、
そう簡単に「いい人」をやめることはできないようにも思います。
相手が傷つくことを恐れず、自分の気持ちをはっきり言ったり、
自分には得がないと判断したら、義理ある関係を切ったり・・・
そんな自分になることを決意しても、
そんな自分であろうとすることが、大変な努力を要するわけです。
むしろ、ストレスにさえなるかもしれません。
しかも、今までと違った態度を示す人を、周囲が受け入れない
ことも考えられます。
そして、結局、グジグジ悩むことに・・・
無理はしないことです。
私は、「いい人」は、やっぱり「いい」のだ、と思います。
「いい人」は誠実です。
人を傷つけないように、と気を遣う心優しい人です。
相手を幸せな気持ちにします。
最近、香山リカさんが『「気だてのいいひと」宣言!』(東京書籍)
という本を出版しました。
やっと、こんな本が出たか、と喜んでいる私です。
りっぱな肩書きがあるわけでもない私の
セミナーに来てくださる方々やクライアントの方々は、
総じて、「いい人」です。
でも、「いい人」って、今や、世の中では、評価の基準としては、
低位置に甘んじてます。
「いい人ではあるけど・・・」
そう言って、若い女性は、恋愛対象からはずします。
「性格だけは、いいんです。」
とママが、わが子のことを謙遜して言います。
そう、「いい人」という響きの中には、
どこか、ネガティブな意味合いが感じられます。
「いい人」の反対は、「悪い人」ではなく、
ものごとや人間関係などに、あれこれ悩まず、
無駄と思うことはバシバシ切り捨てていく
合理性を持っている人だったり、
状況を冷静に判断し、情に流されることなどなく、
グイグイとものごとを推し進める実力者だったり、
相手に対して躊躇なく、
言いたいことをズバッと言える人だったり・・・
うう~ん、確かに、ちょっと、かっこいいかもしれない。
ということは、「いい人」は、その反対。
ものごとや人間関係などでも、
無駄とは思っても、情に流され、切り捨てるなんてことはできず、
不満があっても、相手に遠慮で口には出せず、
頼まれると、NO,とは言えず、
自分のことより相手の気持ちを優先し、
結果、あれこれ悩みを抱えて前には進めず・・・
うう~ん、確かに、颯爽としたかっこよさはないかもしれない。
いい人をやめたほうが楽に生きていけそう。
だから、世の親たちは、わが子に気立てのよさより、
強さや要領のよさを期待するんですね。
社会的に成功する人は、「いい人」ではむずかしそうですもんね。
でも・・・
もともと「いい人」に生まれた人が、
そう簡単に「いい人」をやめることはできないようにも思います。
相手が傷つくことを恐れず、自分の気持ちをはっきり言ったり、
自分には得がないと判断したら、義理ある関係を切ったり・・・
そんな自分になることを決意しても、
そんな自分であろうとすることが、大変な努力を要するわけです。
むしろ、ストレスにさえなるかもしれません。
しかも、今までと違った態度を示す人を、周囲が受け入れない
ことも考えられます。
そして、結局、グジグジ悩むことに・・・
無理はしないことです。
私は、「いい人」は、やっぱり「いい」のだ、と思います。
「いい人」は誠実です。
人を傷つけないように、と気を遣う心優しい人です。
相手を幸せな気持ちにします。
最近、香山リカさんが『「気だてのいいひと」宣言!』(東京書籍)
という本を出版しました。
やっと、こんな本が出たか、と喜んでいる私です。