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      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

「受容」という幸せ

2012-10-18 22:46:36 | 日記
鹿児島の与論島に8月から3つの台風が襲来。

高波のため、本土からの物資の輸送が滞り、今なお苦しい状況が続いているという。

夕方のニュースで、
住宅が半壊しても修理することもできず、ガソリンや食料も不足するという与論島の困難な状況を報じていました。

そんな苦しさの中でも、住民は、笑顔でインタビューに応じていました。

あるおばさんは、
「お天とさまに逆らっても仕方ないから、(この状況を)受け入れてしばらく我慢します。」
とやはり笑いながら話しておりました。

受け入れる

私が、コーチングを学んで手に入れた最大の収穫が、

この「受容」です。

相手をまるごと受け入れることが、
コーチに求められる基本的なスタンス
です。

「あなたは、まちがっている!」

「なんで、そういうことをするの!?」

「私が、なんとか、あなたを正してやらねば。」

そうした気持ちを完全に手放すことが必要です。

相手の考え方や感じ方に同意賛同することではありません。

まずは、相手の話をすべて受け取り相手の気持ちに寄り添うのです。

それが、コーチがクライアントとの信頼関係を築くために欠かせないマインドです。

こうした関係からクライアントのみならず、コーチも安心感が得られます。

なぜなら、この人を正さねば、と思いながら接することは、
緊張感や焦燥感を生み出します。

そうなんです!

受容される側のみならず、

受容する側も気持ちが楽になるのです。

そして、このことは、対象が人に限らず、

ものごとに対しても、同様のことがいえます。

つまり、自分に襲いかかるネガティブな状況に対しても、

「なんでぇ!?」

と認めず、抵抗したり逃げたりしていると事態は絶対好転することはありません。

そして、疲れます。

・・・が、しかし、

一旦、受け入れる覚悟を決めると、
不思議と気持ちが楽になると同時にエネルギーも湧いてくるのです


受け入れることは、あきらめることとは全く異なります。
あきらめることは、エネルギーを失うことですから。

コーチングを学んでから、

自分自身のいやな部分も受け入れることができるようになりました。

自分の人生もまるごと受け入れるようになりました。

本当の幸せは、そこから始まるような気がしています




立派さばかり追い求めると立派にはなれない

2012-10-02 15:55:40 | 日記
立派であること

正しいこと

頑張ること

どれも、誰もが自分にあるいは相手に望むことです。

さらに、

優秀であること

明るいこと

心やさしいこと・・・などなど

限りなく多くを望みます、特に、自分に!

理想の人間を目指して能力や人格を磨くことは、
素晴らしいことです。

人によっては、
それが、生まれてきた目的なのだ、と思うかもしれません。

でも、残念ながら、私たちの心の中には、

怠けること

ずるいこと

憎むこと・・・などなど

おびただしいネガティブな要素も潜んでいるのです。

子どもはみな穢れなく清らか、と思いたいけど、
それは違います。

けっこう、うそをついたり、自分より弱いと感じた友達に意地悪をしたりします。

うそをつく

意地悪をする

どちらも好ましからぬ要素ですが、
時には、自分を守るために必要なものでもあります。

私たちは、生きるために必要な性質や能力を備えて生まれてくるのです。

この厳しい世の中を生き延びるには、
優しさや立派さばかりではどうにもならないこともあるのです。

光は闇があるから輝くのです。

自分の中のネガティブな部分を否定せず、
それも含めてまるごと受け入れましょう。

ありのままの自分を愛しましょう。

そして、
自分の中の「こうあるべき」を減らしていきましょう。

無理な「立派さ」を目指すあなたより

自分の思いを大切に生きる

そのままのあなたのほうが

ずっと、魅力的でパワフルだと思います。

ありのままを生きているうちに
自然に、立派さが備わるような気がします。





『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。