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      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

コロナは「遊星からの物体X」?

2020-03-30 16:09:12 | 日記
「遊星からの物体X」という映画をご存知ですか?

南極基地を舞台に、地球外生命体の怪物との死闘を描いたSFホラー映画の傑作です。

私も怖過ぎて直視できず、手で顔を覆いながら指の間から観ていた記憶があります。

その生命体は、人間や犬の体に取り付くと同化して増殖していくのです。

だから、誰が、すでに、その生命体に乗っ取られているのか、見た目だけでは分かりません。

今、そばで優しい笑顔で話している相手が、実は、エイリアン!?

信頼していた相手でも、突然、襲って来るかもしれない恐怖!

誰が人間で、誰が恐ろしいエイリアンなのか!?

その緊迫感は半端なく、最後まで、気が抜けない展開です。


コロナの感染拡大が収まるどころか、急激に広がっている今、この映画を思い出しました。

このウイルスの厄介なところは、無症状の人が8割もいるということです。

人間の体に侵入し同化してしまう、正に、「遊星からの物体X」のようなウイルス。

感染していても、昨日と全く変わらない家族、友人、同僚・・・。

感染している本人ですら、その自覚はなく、電車内で、会社で、学校で、レストランで、病院の待合室でウイルスを撒き散らしてしまう・・・

それだけに・・・

誰でも感染者である可能性がある。

そこにいるあなたも、感染者ではない、という確信はない。

潜伏期間も長いので、明らかな症状が出るまでは、自分に危険が迫っていることすら分からない。

だから、不安になるのです。


はっきりしているのは・・・

感染が判明したら、しばらくは自由に動き回ることを禁止されること。

家族や職場の同僚などの濃厚接触者も、同じように行動が制限されること。

急速に悪化し、人工呼吸器で命を繋げないと助からない状態になる可能性もあるということ。

その間、家族との面会すら許されないということ。

運悪く、亡くなる人は、家族に最期の言葉も伝えられず、家族も遺体に触ることすらできないこと。

新型コロナウイルスに感染するとは、こういうことらしい。

だから、厄介であり恐怖でしかないのです。


「遊星からの物体X」のように、このウイルスは、突然人間に襲いかかってきました。

2カ月もしないうちに、世界は様変わりしてしまいました。

コロナにより、豪華客船のリッチさもショービジネスの華やかさもスポーツ観戦の熱狂も・・・これまで、人が当たり前のように、享受してきた娯楽の数々は、幻のように目の前から消え去りました。

今や、人々はコロナの不安と恐怖と闘いながら、家の中で萎縮して生きています。

でも、今は我慢の時です。

心を内に向け、自分を見つめるいい機会です。

自分は本当は何をしたいのか?

自分にとって、一番大切なものは何か?

これからの人生をどのように生きるべきか?

やがて、終息した暁に、再び、より大きく羽ばたく自分を明確にイメージし、その準備をコツコツ地味にやっていきましょう。

今は、自分が試されているときです。

この貴重な日々を如何に過ごすかが、今後の人生を左右するカギになることを肝に銘じ、希望をもって、大切に過ごしましょう!

そのような気持ちが、コロナに負けない免疫力を高めるのだと信じたいものです。



コロナんでも、ただでは起きぬ

2020-03-05 16:37:49 | 日記
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

突然、学校が休校になり、仕事は在宅勤務になり、イベントは中止になり、トイレットペーパーやティッシュペーパーが店頭から消え、日本中がパニックに陥っています。

テレビのスイッチを入れれば、画面はコロナ一色。

多くの人が見えない敵を前に、なすすべもなく不安におののいています。

今年初めには、予想すらできなかった状況に戸惑うばかりです。

当初は、こんな時こそ冷静に!と余裕ある態度を見せていた私も、ここへ来て、ピリピリした流れが身近に押し寄せ、恐ろしいことが起きていることを肌で感じ始めています。

会う約束をしていた友人から「あなたにうつされたらいやだから」と断りのメールが入る。

電車内で、花粉症の私が咳込むや否や、冷たい拒否の視線が注がれる。

人を見たら、泥棒ならぬ、コロナと思え、の状況。

イタリアのミラノの校長が、学校のホームページに次のようなメッセージを掲載したそうです。

「目に見えない敵から脅威を感じている時は、仲間なのに潜在的な侵略者だと見なしてしまう危険がある」

まさに、普段、仲の良い相手も、自分を脅かす敵だと錯覚してしまう心理状態が、今、私たちの心を支配しているようです。

ウイルスより怖いのはパニックなのかもしれません。

正しく怖れ、理性ある判断をしたいものです。

でも、人々の心の中に、不安感とは真逆の安堵感も見え隠れしていることに気づいているのは、私だけではなさそうです。

自分だけではなく、みんながペースを落として生きている

やるべきこともあきらめ、ゆっくり過ごしている

「あれもこれも」ではなく、「これだけ」を選んでやっている

私のクライアントさんやセミナー参加の皆さんから、次のようなメールをいただいています。

お陰で、家族と過ごす時間を楽しんでいます。

お陰で、久しぶりに読書にはまっています。

お陰で、たっぷり睡眠が取れ、肌ピカピカです。

コロナ騒動は、私たちが忘れかけていた大切な日常を思い出させてくれたような気がします。

この困難な状況を、働き方やあり方を見直すチャンスと捉え、より良い未来の実現に活かしましょう。

コロナんでも、ただで起きるな!


『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。