耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

一瞬では変われない

2011-08-25 16:20:20 | 日記
ある朝、目覚めたら、カブトムシになっていた

「へんし~ん!!」 と叫ぶと、巨大で無敵なウルトラマンになった

・・・みたいなチョー激変は叶いっこない。(叶っても困ります)

でも、

気が弱くて冴えない人が、颯爽としたデキる男になる

地味で目立たない人が、魅力いっぱいの美女になる

これなら、誰にでも可能性がありそうです。

ない?

いや、かなりのハードルだろうけど、可能性ありきだからこそ、

オリンピックじゃないけど、

より高く、より速く、より美しく~ならぬ、

より成長し、より幸せに、よりリッチに~ならんと努力するわけです。

ふがいない自分、悩める日々、情けない人生と手を切って、
華麗なる変身を遂げたい一心で

自己啓発の本やセミナーで真剣に学んだり、
コーチングを受けたりする人も少なくありません。

その手の本によく見られる「一瞬で変わる~」のタイトルは、

変わりたい人たちの心を鷲づかみにします。

でも、残念ながら、往々にして「一瞬で変わる~」の類の本を何冊も読むことになったり、
そのようなセミナーに何度も足を運ぶことになりそうです。

「一瞬」も何度か合算すると、もう、一瞬ではなくなります。

そう、人は、なかなか簡単には変わりません

慣れ親しんだ思い癖、思考回路を変えることは、
自分の顔を変える程の難しさがあります。


今までの自分でも、ちゃんと、生きてこれたわけだから、

脳は、

「これでいいのだー」と判断しているはずです。

むしろ、急激な変化を、脳は、嫌います。

では、変わりたいと思う人はどうすればいいのか?

それは、少しずつ変化し、脳に気づかせないようにすることです

毎日、ちょっとずつ、変わっていく

昨日と今日とでは、なんの変化もないけど、
半年、一年・・・と経つうちに、
しっかり、違っている自分に気づく・・・

たとえば、毎晩眠りに就く前に、

「私は、積極的になってよい」

「私は、幸せになってよい」

「私は、お金持ちになってよい」

などと自分に許可を与え続ける方法はどうでしょう?

そして、朝起きた時、

「さて、今日は、どんなことで、自分が幸せであることに気づくだろう?」というように、自分に問いを与えておくことも大事です。

要するに、日々、そうあるように心がける。

決して、無理せず、焦らず・・・。

いつの間にか、自分の変化に気づき驚くことでしょう。

私自身、このようにして、

年に5,6回もひどい風邪をひく、疲れやすい虚弱体質の自分と決別できました。

「私は、健康であってよい」

と毎晩つぶやきました。

毎日、健康である自分を意識し、感謝しました。

今の私は、一年に一度、軽い風邪をひく程度、
みんなに「いつも、元気そうだね」と言われるようになったんですよ



清貧だと思っていたけど・・・

2011-08-16 15:52:47 | 日記
しっかし、物の多さに驚く。

ため息・・・

ボー然・・・

実は、
自宅の改築をすることが急に決まり(といっても、自分が決めた)、
一時的に引越しをしなければならず、
連日、準備作業に追われています。
(あ~、主催するセミナーも迫っているというのに・・・)

30年間溜め込んだモノ、モノ、モノの洪水

押入れや戸棚の奥から、出てくるわ、出てくるわ

マジシャンが次々と指の間からトランプを出すがごとく、

ありえないくらいの大量の物が飛び出してくる。

そんなに豊かな暮らしをした覚えもないけど、

けっこう、いろんな物を買い込んでいたのね。

もちろん、人さまから頂いた物も大事に取ってあるし、

父や母から引き継いだ物もあります。

でも、7年前に母が亡くなり誰も住む者がいなくなった実家を
片付けた時、ほとんどの家財道具や母の着物を
手伝いに来てくださった方々にもらって頂きました。

あの時、せっかく父や母が大事にしてきた品々を
他人に譲ってしまって、はたしてよかったのか、
後に少々悩みました。

狭いわが家には、あの重厚な黒檀の座卓や大きなサイドボードは収まりきらなかったから仕方なかったとはいえ、あまりにあっさり、手放してしまったのです。

今、あれは、大正解だった、と独りほくそ笑んでいます。

父母が残した物を、みなさん、大事に有効に使ってくださっているようです。
母の着物を着て孫の結婚式に臨んだことを、うれしそうに報告してくださる方も~。

もし、あの時、実家からわが家に、その多くを運び込んでいたら、今、悲鳴を上げていたはずです。
父母の形見を恨めしく思うだけだったかもしれません。

幼い頃見た「にあんちゃん」という映画を思い出します。

確か、夜逃げするシーンだったか、家の家財道具ほとんどを風呂敷に包んで家を出るのですが、
その荷物の少ないことといったら、全部合わせても、わが家の小さな引き出し一個分くらいだったような気がします。

イランの監督キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」の登場人物たちの家にも、ホント、みごとに物がないのです。

不謹慎だけど、今の私には彼らがうらやましい。

自分では、欲ばりじゃないと思っていたけど、
あれもほしい、これもほしい、とそれなりに買い込んできたのでしょうね。

反省ッス






人生進行中

2011-08-15 17:41:17 | 日記
今、わけあって、家中にあふれるモノ、モノ、モノを大整理中。

このお盆休みを有効活用すべく、朝からクローゼットや押入れの奥に体を突っ込み、カビくさい品々を引っ張り出す日々です。

4畳半の一室を占拠していた、塾をしていた時使用した膨大な量の問題集や参考書も、この際、潔く断捨離することに~。

私の手作りの問題集も段ボール箱数個分もあります

もう二度と使うことはない、と思っても、
その一枚一枚を、生徒たちの実力に合わせ徹夜しながら丁寧に作ったことを思い出すと、捨て去ることが忍びない。

その時その時、子どもたちの成績向上を願って、一生懸命手作りしたプリントだったけど、長い年月の間に、こんなにもおびただしい量になっていたことに驚くばかり。

私の人生の足跡がしっかり形になって残っていることにも感慨ひとしお。

私の熱意が、愛がこもったプリントの数々

でも・・・

これらのプリントに取り組んだ生徒たち一人ひとりに、

私の生きた証しのかけらが

今も、なんらかの形として残っているかもしれません。

だから・・・

もう、プリントは捨ててもいいでしょう。


終わりは、新しいことの始まり

現在、別の部屋がコーチングや心理学の本や資料などで埋め尽くされつつあります。

やがて、

これらも、処分される日がくるのでしょうか?

次は、何が始まるのでしょう?

こうやって、人生は進んでいく・・・

こうやって、人生は終わりに近づいていくものなんですね。




だから、私も生まれてきました

2011-08-11 10:52:55 | 日記
今月初投稿です


諸々の事情(目の病気、落雷・・・etc.)から、ご無沙汰しておりました。

スイマセン

にもかかわらず訪れてくださった方々には、感謝です。

ありがとうございます!! 

さてさて、『ふがいない僕は空を見た』(窪美澄作)の感動は、いまだ、薄らぐことなく、
著しい視力低下や落雷によるOA機器故障、株価大暴落などの不運にもめげず、

私は、元気です

そう、生きていることだけで幸せ、と感じられる根源的な喜び

悲しんだり

笑ったり

空腹だったり

お腹いっぱい食べたり

けんかしたり

仲直りしたり

落ち込んだり

ウキウキしたり

憎んだり

愛したり・・・・・・・・・・・・

その一瞬一瞬が、すべて愛おしく大切に思える自分が、今、ここにいます

人は、もともと、生きることを楽しむために生まれてきたように思います。

だって、小さい子どもたちを見てください。

見るもの聞くもの触るもの、何もかもが珍しく、
あらゆるものを吸収しようと意欲満々。
旺盛な好奇心のまま動き回り、ママを困らせます。

きっと、人間としてこの世に生まれるチャンスを長い間待っていたのかもしれませんね。

心をときめかしながら、命の旅をスタートさせるのです。

ママと手をつなぎながら歩く幼子の笑顔

道端に小さな花を見つけた時の目の輝き

彼らは、この世に悪意や不幸があることを知らずに生を受けたのだろうか、と思ってしまいます。

でも、おそらく、知っているのかもしれない、

この世には、楽しいことよりつらいことが、
幸せなことより不幸せなことが圧倒的に多いことを・・・。


「そんなこと、チってるよ~。」と彼らは言うのかもしれない。

「じゃー、どうして生まれてきたの?」ときいてみたら、
彼らは、きっと、こう言うでしょう。

「だって、生まれたかったんだもん。」と~。

「だから、どうして生まれたかったの?」

「おもしろそうだから。」

「おもしろい?」

「うん。いろんなものを見たり、感じたりできる。
 あ、そう、美味しいものを食べることもできるよ。」

そういえば、「生きている間に美味しいものを食べよう。」が私の口ぐせ。

つらいことがあって、そこから学んで、
私ってちょっとばかし、成長したかな、と思えた時の自分も悪くない。

ふがいないあなたが好き
ふがいない私も好き、って思えた時の自分も悪くない。

梅雨の頃のつかの間の晴れ間・・・
あの時の太陽の明るさ
新鮮な空の青
透明な風のさわやかさ・・・に感動。

長い人生の中で感じる一瞬の喜びは
その前の苦しさを消し去ってしまうくらいまばゆいのです。
梅雨の晴れ間の太陽のように・・・。

今日も、クライアントさんのつらい話に耳を傾ける。

テレビで津波の被災者の悲惨な映像を目にする。

生まれたことをうらみたい、と嘆く人も~。

でも・・・

いつの日か、生まれてきてよかった、と思う日が来るはずです、きっと!

「ふがいない・・・」の最終章、
第一話でコスプレをして人妻とセックスする高校生の斉藤君、
助産婦をしている、斉藤君のお母さんは言う。
「・・・この窓からの風景が一瞬で消えるようなことが起こっても、私はこの世界に生まれてこようとする赤んぼうを助けるだろう。だから、生まれておいで。」

だから・・・

私も生まれてきました


『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。