私が主催するセミナーの参加者の方から、素敵な絵本を紹介されました。
タイトルは
『ひび割れ壺と少年』 (アートデイズ社発行)
親業インストラクターである彼女の先輩の松本純さんという方が翻訳し出版した絵本です。
私もさっそくAmazonで注文し手に入れたところ、期待以上に心にしみる美しい絵本でした。
もともとは、イギリスやアメリカで古くから伝わるお話らしいです。
水汲みに行く少年が下げているのは、ひびの入った壺。
せっかく小川から水を汲んで運んで来ても、ひびから水が漏れて着く頃には半分に減ってしまいます。
壺は、役に立てない自分を恥じ入ります。
でも、やがて、少年が通る道にたくさんの美しい花が咲き出すのです。
ひびからこぼれ落ちた水によって、道端の植物は育まれ花を付けたのでした。
シンプルだけど、なんていいお話!
静かな感動が心にジワーッと迫ってきました。
そして、なんといっても、絵が素晴らしいのです。
この物語をさらに魅力的に輝かせているのは、大村竜夫さんの色鉛筆で描かれたやさしい色調の絵です。
著者の松本さんは、この物語に魅せられ、そうとうな思い入れで出版の準備をされたはずです。
それだけに、この物語にふさわしい絵を描いてくれる人を時間をかけて探し続けたことでしょう。
そして、大村さんとの奇跡的な出会いを果たしたのです。
彼は、小学5年の時から不登校になり、26歳の頃わずらったウツがきっかけで心象風景を絵に描くようになったそうです。やがて、絵の才能にめざめ、個展も開くほどの実力をつけていったといいます。
主人公のひび割れ壺とも重なる人生を歩んできた大村さんだからこそ、物語を魅力的に彩る、こんなに美しい絵が描けたのでしょうね。
本の帯には、白抜きで大きく次のように書かれています。
「あなたは、あるがままでいい・・・」
私たちには誰でも大なり小なりひびが入っているのです。
どんなところにどんなひびが入っているか、それは一人ひとり違います。
ひびは個性です。
相手のひびを認め活かすことはもちろんですが、
まずは、自分自身のひびを受け入れ愛おしんで生きていきたいものですね。
タイトルは
『ひび割れ壺と少年』 (アートデイズ社発行)
親業インストラクターである彼女の先輩の松本純さんという方が翻訳し出版した絵本です。
私もさっそくAmazonで注文し手に入れたところ、期待以上に心にしみる美しい絵本でした。
もともとは、イギリスやアメリカで古くから伝わるお話らしいです。
水汲みに行く少年が下げているのは、ひびの入った壺。
せっかく小川から水を汲んで運んで来ても、ひびから水が漏れて着く頃には半分に減ってしまいます。
壺は、役に立てない自分を恥じ入ります。
でも、やがて、少年が通る道にたくさんの美しい花が咲き出すのです。
ひびからこぼれ落ちた水によって、道端の植物は育まれ花を付けたのでした。
シンプルだけど、なんていいお話!
静かな感動が心にジワーッと迫ってきました。
そして、なんといっても、絵が素晴らしいのです。
この物語をさらに魅力的に輝かせているのは、大村竜夫さんの色鉛筆で描かれたやさしい色調の絵です。
著者の松本さんは、この物語に魅せられ、そうとうな思い入れで出版の準備をされたはずです。
それだけに、この物語にふさわしい絵を描いてくれる人を時間をかけて探し続けたことでしょう。
そして、大村さんとの奇跡的な出会いを果たしたのです。
彼は、小学5年の時から不登校になり、26歳の頃わずらったウツがきっかけで心象風景を絵に描くようになったそうです。やがて、絵の才能にめざめ、個展も開くほどの実力をつけていったといいます。
主人公のひび割れ壺とも重なる人生を歩んできた大村さんだからこそ、物語を魅力的に彩る、こんなに美しい絵が描けたのでしょうね。
本の帯には、白抜きで大きく次のように書かれています。
「あなたは、あるがままでいい・・・」
私たちには誰でも大なり小なりひびが入っているのです。
どんなところにどんなひびが入っているか、それは一人ひとり違います。
ひびは個性です。
相手のひびを認め活かすことはもちろんですが、
まずは、自分自身のひびを受け入れ愛おしんで生きていきたいものですね。