耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

バァバはコーチです

2020-06-14 17:25:14 | 日記
二人の孫の成長を身近で見られる幸運に感謝する毎日です。

人間の原型である幼い子どもたちとの交わりは、
コーチとしての私の学びの場、実験の場でもあります。


コーチングは、人間という複雑な生き物への深い理解がないと難しい仕事です。

さらに、クライアントさんへの極めて客観的で、かつ、限りなく温かな視点がないと、
その人の人生にとって幸せをもたらす成果は得られないと、長年の経験から感じています。

私は、セミナーなどで、コーチングとは
相手を応援するコミュニケーションスキル」と説明しています。

でも、一口に「応援」と言っても、その形は様々です。

他者からの応援が、相手にプラスに働くとは限りません。

時には、応援が相手を追い詰めることすらあります。

クライアントさんが、気が弱くまじめな人の場合、
コーチの要求や期待に応えようと、自分の本当の気持ちを隠して、
偽りの目標を設定することもあり得ます。

コーチングを受けてウツになった、という話も耳にしたことがあります。

相手を応援すること、愛することが、
本当に相手の幸せにつながるかどうか、
時には、立ち止まって考えてみる必要があるでしょう。

「相手のため」が、
実は、コーチとして評価されたいという
「自分のため」になっていないか?

クライアントさんの心の奥から聞こえる声に耳を傾けているだろうか?

本当にクライアントさんのありのままを受け入れているだろうか?

クライアントさんの幸せを心から願っているだろうか?

常に、自分に問うことを怠ってはいけない、と私自身は、自分に言い聞かせています。


同様のことを、二人の孫のバァバとしても心掛けています。

指示命令はせず、必要なときのみ、そっと手助けする

どんなときでも、 あなたを応援しているからね、と温かく見守る

評価を手放し、孫のありのままを尊重する

厳しくしつけることも叱ることもないので
幼い孫たちは、わがままいっぱいに育ち、
本当にこれでいいのか?といささか不安になることもありました。

不思議なことに、
「いやいや期」を抜けた姉の方は、
見事に自己コントロールできる子ども、
自ら考え行動できる自立した子どもに成長しつつあります。

さらに、気持ちが安定しているせいか、集中力はんぱない粘り強い子どもに、

さらにさらに、相手を思いやる心優しい子どもになりました。

母のように妹の面倒を見ます。

ママのお手伝いも進んでやります。

たっぷりの愛を受けて、
安心して自分を育ててこれたのでしょう。

まだまだ、先のことはわかりませんが、
今のところ、これでよかった、
と思える結果にほくそえんでいる私です。

孫たちが、自己尊重でき、自分の人生に喜びを増やしていける力を身に着けていけるよう応援するバァバとして、

そして、
クライアントさんが、その人らしく輝き、
心地よく生きていける
よう応援できる
コーチを目指して、これからも精進していきます。






『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。