耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

ストップ ザ 不機嫌!

2012-08-31 15:15:31 | 日記
前回、「不機嫌は、凶を呼ぶ」とお伝えしました。

不機嫌になっていいことは何もない、

どころか、さらに、いやなことが起こる。

いやなことが起きると、もっと、不機嫌になる。

すると、またまた、悪いことが身にふりかかる・・・

こうして、負のスパイラルに陥っていくのです。

こうした状態が長く続くと、
精神状態は、不愉快を通り越して激しい怒りか絶望モード

最悪の場合は、「うつ」という病いに・・・。

しかも、不機嫌は相手をも不快にしていくものです。

そう、不機嫌は伝染していくのです。

不機嫌な人が増えていったら、日本中が不機嫌に汚染される・・・
(汚染は、放射線だけでたくさん!)

こりゃあ、アカン。

ストップ ザ 不機嫌!!!



みなさーん

いつも上機嫌モードで過ごすことを
本気でめざしませんか、本気で!

ネガティブな気持ちを無理に抑え込むのではなく、
軽減し手放すのです。

深刻な病気にならないためには、
疲労や風邪に早めに対処し、素早く体調を整えることが必要です。

同じように、不快感を感じたら、
その気分をサササーッと心から消し去ればいいのです。

そのポイントをお伝えします。

まず~

あなたの心にイラッ!ムカッ!が生じたら、
すぐさま、一歩下がって客観視することです。

「きたぁー!不愉快くんがぁー。」みたいな。

そうそう、自分の気分に名前を付けてあげるのも面白いかもしれません。

「やあ、しばらく、ムカつきのむっちゃん」とか

「オッ、へこみのミーちゃん、こんにちは」とか。。。

そうすることによって、感情に飲まれることは避けられます

感情は、認めてあげることが大切
認められると、不思議と軽くなり、やがて退散して行くものです。

さらに、次の一手。

「で、何をする?」

と自分に問いかけるのです。

人は、質問されると勝手に考え始めます。

「ま、とりあえず、深呼吸をしよう。」

「気分転換に散歩して来るよ。」

「お気に入りの音楽聴こう。」

自然にネガティブモードを一新させる行動を選択してしまうのです

こんな簡単な方法で、あなたは不機嫌のワナにはまらずにすむのです。

シンプルすぎるからといって、バカにしないでください。

だまされたと思って、今度、不機嫌になりかかったら、
ぜひ、やってみてください。

これって、理に適った方法なんですよ。

ただし、効き目には個人差がありますから、
効果がなかったとしても責任は負いません










最終的には、重症なネガティブモード

不機嫌な人は自分をいじめてる人

2012-08-28 15:56:41 | 日記
あなたが不機嫌になるのは、どんな時ですか?


強い怒りや深い絶望感など激しい感情を伴うものとは違う、

ちょっとした相手の言動やちょっとした自分のつまずきなど些細な

ことで生じる不愉快な気分、それが、不機嫌。

空腹や体調の不具合などでも、不機嫌になります。

もう一つ質問。

不機嫌な時、何かいいことが起きそうな予感ってありますか?

100パーセントそれはないでしょうね。

ないどころか、

さらに、いやなことが起きるような気がしているはずです。

たとえば、

家具に思いっきり足をぶつけたり

大事な書類にお茶をこぼしてしまったり・・・。

(もう、いやだ!)

そして、

不機嫌になると人に厳しくなるので、日頃大目に見ていたことにもイラッときて

「なんで、ここにこれを置くのよぉー!」

と目をつり上げ声を荒げたり・・・

相手も、「ここに置いて悪いか?」と応戦してくる・・・

しなくてもいい夫婦喧嘩に発展してしまうことも~。


そう、「不機嫌は、凶を呼ぶ」のです。

実は、そんなこと本人はどこかで納得しているのです。

いいことは何もない、よくないことが起きることを

心の底で望んでいると言ってもいいかもしれません。


自分が困ることを期待している、ということは、

自分がきらい、ということなんです。

不機嫌な人=自分がきらいな人

自分のことがきらいだから、自分をいじめているのです

悲しいことですね。



では、気分を変えて、違う質問をします。

「あなたが上機嫌になるのは、どんな時ですか?」


美味しいものを食べた時?

気に入った洋服をバーゲンで手に入れた時?

頑張ったことを評価された時?

上機嫌になると、

体が軽く快調になります。

自信がうまれ、やる気がアップします。

人にはやさしく寛容になります。

すると、相手もご機嫌になり、その場の雰囲気が活気づきます。

上機嫌なあなたは、いいことが起こる予感をどこかで感じるはずです。

自分を幸せにしたい

自分を大切にしたい

と心から思う人は、いつも、上機嫌でいます。

上機嫌は、

自分が好き!

自分の人生が好き!

自分と関わる人たちが好き!

まさに、肯定感にあふれた心の状態なんです。


だから、「上機嫌は、福を呼ぶ」のです。


とはいっても、私たちは、気分に左右されがちな生き物。

わかっちゃいるけど、上機嫌モードを維持するのは、
容易なことではありません。

時には、自分がきらいになります。

自分の運命を恨みたくなる時もあるでしょう。

では、次回は、上機嫌でいるための、ちょっとしたポイントをお伝えしますね。

乞う、ご期待!!









面白大発見

2012-08-10 18:14:31 | 日記
高校時代のこと、「面白さの研究」をしていた国語の教師がいました。
その研究が認められ東大の研究室に招かれたため、高校を去っていきました。

残念ながら、彼の研究内容は知りえませんが、「面白い」って、私たちの人生を価値あるものにする不可欠の要素であることは確かです。

ゲームや漫画

映画や小説

ワールドカップやオリンピック

面白さは、私たちの気分を高揚させ、しばし、いやなことを忘れさせてくれます。

面白すぎると感動さえします。

そんな「面白さ」を味わった時は、「生まれてきてよかった」としみじみ思います。


私の友人の両親は、時に子どもたちの前で激しい夫婦げんかをやらかしていたそうですが、彼女の妹さんは、それを目の当たりにする度に心痛め、結婚に拒否反応を示すようになり結局、独身を通しているそうです。

一方、好奇心旺盛、しなやかな(したたかな?)感性に恵まれた友人は、両親のけんかを面白がって見ていたそうです。
彼女にとって、両親のけんかは、面白い人間模様のひとつに過ぎなかったんでしょうね。
もちろん、友人は、しっかり、幸せな結婚生活を営んでいます。

子どもは、面白いことを発見する天才。

ドアを開けたり閉めたり

輪ゴムを引っ張ったり丸めたり

空き缶を転がしたり

こんなことでも面白がり夢中で続けます。

さすがに、大人になれば、空き缶ころがしに魅力は感じませんが、

でも、「面白いなぁ」と感じる心は持ち続けたいものです。

少々の不運も「なんか面白い」と思えたら、容易に乗り越えられるはず。

いやなやつも、ちょっと面白がって観察してみると、
楽しくなるかもしれません。

今日から、ぜひ、面白大発見を開始してみてはいかがでしょうか。

人生そのものが、面白だらけのような気がします。

(面白いのは、私の顔かい!?)




「悩みのるつぼ」を読んで思い出されること

2012-08-05 17:48:45 | 日記
昨日の朝日新聞土曜版『be』のお悩み相談コーナー

「悩みのるつぼ」に次のよう相談が掲載されておりました。

「62歳専業主婦。一昨年退職した主人とは、会話もなく一緒に外出をすることもない毎日。こんな生活がとてもむなしい。」

といった内容の相談に対して、解答者は、経済学者の金子勝氏。

「夫の方は会社を勤め上げ家庭を守ったので、今は『余生』。あなたは、ずっと元気なまま。これでは、ギャップが拡大するばかり。
あなたは、夫の面倒をみることから解放されたのだから、今度は、あなたが外に出て、自分がやりたいことを探してみましょう。」

という、金子氏にしては珍しくまっとうな(平凡な)解答でした。

こうした相談は、私もよく受けます。

何を隠そう、私自身がこうした悩みを抱えていて、

その解決策として

「コーチング」の勉強をスタートさせたのです。

親の介護に専念するため、仕事を辞めたので、
親の死後数ヶ月は、この相談者同様、専業主婦として過ごしていました。

土日も仕事に精を出していた多忙極まりない以前の生活とは違い、
土日祭日は、せっかく主人とゆっくり過ごせるようになったので、

私としては、一緒に映画やコンサートや絵画展を共に楽しみたいのに、

エネルギーレベルが低く、マイペースで出不精の主人は、
映画はDVDで、音楽はCDで十分という極端な内向き派。

「今日は、○○に行かない?」

「うう~ん。いいよ。」

「ええーっ!? 
 こんないい天気の日に、ずーっと、家に閉じこもっている気?」

文字にしてみると、たわいのない会話だけど、

その時の私の心の中は、

怒り・絶望・寂しさ・悲しさ・虚しさのミックスジュース

(あなたはよくても、私はよくない!なぜ、「いいねぇ。行こうかぁ♪」と明るく応じてくれないのだ!?この無気力男め!←この当時は『無気力試合』という言葉は知らなかったけど。)

心で悪態をつく私

こんな日々がしばらく続き、さすがに、てこでも動かぬ夫のしぶとさに根負けして、

「鳴かぬなら鳴かせてみよう作戦」は断念

自らが鳴くことを選択したのです。

今は土日だけのイライラが、主人の退職後は連日続くことになることを予感。

それなら、主人を当てにすることは止め、

自分が生き生きと活動する老後を目指す道を選択すべきである、と決意したのです。

母の介護を通して痛感した、自分に寄り添い心の叫びに耳を傾けてくれる存在の必要性

それをライフワークとして形にしていこう、と心に決めていたではないか。

そうだ、一日も早く、その夢に向かって準備に取り掛かろう!

そうして、その第一歩としてスタートしたのが

コーチングの勉強だったのです。

一年半、コーチング教室に通い、プロコーチの資格を取得。

続けて、NLPやカウンセリング、シータヒーリング・・・

必要と思うものを片っ端から学び、

個人セッションを開始し

さらに、自分でもセミナーを開く機会にも恵まれ、

気がついたら、土日はほとんど家にいることのない多忙な日々。

様々な人と出会い、多くの本を読み、沢山の知識を得て

人生数十年分の気づきがもたらされ、

けっか、私の夫を見る目が変わりました。

不満から感謝へ

怒りから喜びへ

苛立ちはなくなり優しい気持ちに満たされたのです。

夫自身に大きな変化はありません。

パワーアップして、

「今度の夏休みは、ハワイで過ごそう!」

な~んてことはないです。

相変わらず、土日は、家でゴロゴロ。

超省エネモードの生活をしております。

でも・・・

いいんです。

それで、いいのだ

彼が彼らしくいて、

私が私らしく生きる


お互いのありようを、公平に認められれば、人間関係はたいがいうまくいくことを知ったのですから。

こうして、夫に期待することは止めて、自分自身が生きがいを見つけるという選択は、思いがけず、わが家に平和と幸せをもたらしました。

主体性をもって生きること

どんな時代、どんな状況、どんな年代になっても

この姿勢さえ忘れずにいれば、満足できる人生が生きられると確信します。

金子氏の答えは、正解です












選手たちよ、泣いていいんだよ

2012-08-01 16:03:28 | 日記
ロンドンオリンピックが始まってからテレビを見る時間が増えました。

驚異の技の数々や勝負の行方を見守りたい、
という気持ちはもちろんのこと

ドラマ以上のドラマが展開され面白さや感動を
味わえる楽しみがあるからです。

悲願のメダルを獲得できて流す歓喜の涙

不本意にも負けてしまって流す悔し涙

どちらも、命がけで勝負した選手たちだからこその美しい姿に、
努力が苦手な凡人の私は魅せられるのです。

選手が勝負に負けて泣く姿が、私たちの心を揺さぶるのは、

その悔しい思いが、他ならぬ自分自身に向けられたものだからです。

誰かを恨むのではなく、自分のふがいなさを責める涙

そして、私たちは、

彼らが血の滲むような努力を積み重ねてきたことを知っているから

彼らが、決して、ふがいないわけではないことを知っているから

彼らの涙に感動するのです。

もちろん、想像を超える悔しさをひたすら心の奥にしまい込み、

泣きたいのをこらえて無表情の選手たちもいます。

私は、そのような選手の姿を見ると、心の中で願います。

(どうか、せめて、仲間や家族、あるいは、コーチの前で悔しさをぶつけて思いっきり泣いてほしい!)・・・と。

涙は自分を癒してくれます。

自分のその時の思いを、涙という体液に託して流すことが大切です。

喜びも悲しみも怒りも悔しさも、「泣く」という行為を通して、

満足するまで味わうことが、次のエネルギーを呼び込みます。

抑えていると、抑えることに身体は緊張し、
心身は無駄に疲れます。

「男は、泣くんじゃない!」

なんて、言っているあなたは、心と体が一つであるという真実に目をそむけていることに気がつくべきです。

うれしい時・・・

悲しい時・・・

悔しい時・・・

怒っている時・・・

寂しい時・・・

人目もはばからず、泣いてみませんか

泣くと心がスーッと軽くなりますよ

(「不安な時」は泣けないから困るんです。)






『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。