耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

ガミガミ怒らず「やる気」を引き出す

2012-09-19 22:32:50 | 日記
「怒らない技術」の著者嶋津良智さんと
「魔法の質問」で有名なマツダミヒロさんとの
コラボ講演に行ってきました。

子育てにおいて
いちばん、知りたい情報

子どもをガミガミ怒らずに
「やる気」を引き出す効果的なコミュニケーションのあり方を

たった1000円で学べる機会を逃すわけにはいきません。

子育てはほぼ卒業したけど、
「やる気アップ!コーチングセミナー」を開いている私としては、
一つでも、役立つ情報を手に入れたかったのです。

それなりの知識はすでに持ちえているので、
欲張らず一つでも持ち帰られれば、という気持ちで
足を運んだのですが・・・

結果は、一つどころか、沢山のおみやげを頂きました。

その中から二つご紹介します。

嶋津さんからの

「伝える」コミュニケーションから、
     「伝わる」コミュニケーションへ!


というメッセージ。

たとえば、

子どもに対して、
「なぜ、それをしてはいけないのか」など理由も含めて
きちんと説明したつもりでいても、
実は、相手は分かっていないことがある、というのです。

「わかった!?」と親は子どもにきくと、子どもはたいがい

「わかった」と答えます。

でも、

「何がわかった?」と尋ねてみると、

「わかんないよ~。」と答えることが多いのです。

つまり、こちらは、しっかり話したつもりでも、

子どもは、話の中身を理解していないことが多い、ということです。

それは、子どもに限ったことではありません。

相手が大人であっても、往々にしてこんなことがあります。

コミュニケーションは、伝わらなければ意味がありません。

「伝わる」コミュニケーションを意識することが大事です。

そして、マツダさんからの

「なぜ、~できないの?」から
        「どうしたら、できるかな?」へ


というメッセージ。

たとえば、

寝坊してしまう子どもに

「なんで、すぐ、起きられないの!?」

と言うのは、質問ではなく責めているのです。

責められれば、子どもは、

「だって・・・、夢を見てて・・・。」

などと、反省するどころか、まず、言い訳を考えます。

言い訳は、後ろ向き。

でも、そこを、

「どうしたら、時間通り起きられるかな?」

という質問に変えると、自分の頭で解決策を考え始めるのです。

質問は、「脳」のスイッチです。

考えるスイッチが、ONになるのです。

そして、自分で考えたことは、指示命令されたことより、
積極的に取り組もうとするものです。

つい、「なんで、~!?」と声を荒げてしまうけど、

これって、効果ゼロ、何も生み出さない会話ですよね。

こちらも、相手が大人でも同じことです。

私も、よくまあ、あきずに、夫と不毛の会話を重ねていることか。

伝えたのに、夫の耳には届いていない話

「なんで、ごはんの時、すぐテーブルにつかないのよ~!?」

ときつく言ってしまう日々・・・

学んだコツをさっそく実践して、不毛の会話はやめよう。

不毛は、彼の頭だけでたくさん!!!


感動!『ニッポンの嘘』

2012-09-15 19:22:35 | 日記
久しぶりに映画館に足を運ぶ。

91歳の報道写真家福島菊次郎~彼の生き様に迫ったドキュメンタリー

 『ニッポンの嘘』 

を観た。

91歳の今に至るまで、巨大な権力にカメラとペンを武器に
揺るぎない信念を持って立ち向かう彼の姿は

「かっこいい」というしかない。

「かっこよさ」に年齢は関係ないということを改めて痛感させられた。

彼の原点は原爆にある。

被爆し原爆病に苦しむ中村杉松氏との出会いが彼の人生を変えた。

「ワシを写しワシの仇を討ってほしい」と言われ、10年近く、彼の写真を撮り続ける。

高熱やだるさに苦しむ中村氏のやせ衰えた肉体を容赦なくカメラに収める。

地獄の責め苦のような苦しみを紛らわすために
自分の内ももを刃物で傷つける中村氏~

無数の傷跡をアップで写した写真に私の心も切り刻まれる。

作品「ピカドン」は、日本写真批評家賞の特別賞を受賞する。

時には、自衛隊や兵器産業の現場を取材し軍備拡張批判のキャンペーンを展開する。

そのため、暴漢に襲われ重傷を負ったり、自宅に放火されたり・・・

文字通り命をかけて闘い続けた。

90歳を超えた彼は、山口県で愛犬と一人暮らしをしながら、

今なお、被災地「フクシマ」を撮り、原発を糾弾する本を執筆中というから、驚くほかない。

そして、彼のハンパない「かっこよさ」は、

「闘う相手の恩恵にあずかるわけにはいかない」

と、決して楽な生活ではないにもかかわらず、

年金受給を断り、自活している潔さである。

そう、彼は、老いてなお、自力で力強く前に進んでいる。

そして、穏やかでユーモアを忘れず、

とてつもなく、オシャレだ。

こんな素敵なおじいさんに恋してしまいそう
(あちらは、お断りだって

こんなとてつもない魅力を放つ人物の存在に触れた時、

私は、「感動」というエネルギーを得て元気になる。

生まれてきてよかった!と思える瞬間

再び、人間を信じたくなる瞬間

人間を(だから、自分も)好きになる瞬間だった






『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。