耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

それは、愛? それとも、欲?

2011-04-30 16:56:40 | 日記
GWにボランティアをしたい、という人が多いと聞きます。

困っている人のために役に立ちたい、と思う人が増えることは好ましいことと思います。

でも、自分より弱い立場にある人を助けることは、相手の益になる以上に、自分自身が多くをもらうことであると、心にとめおいて臨んだほうがいいでしょう。

自分が行動することによって、自分が何を得るのか、を前もって、きちんと把握し認識しておくことが大切ではないでしょうか。

自分が何ゆえにボランティアを志望するのか、を掘り下げてみてほしいのです。

たとえば、自分の存在価値を確かめたい、だとか、生きがいを感じたい、だとか、感謝される喜びを味わいたい、だとか、友人に自慢したい、だとか・・・
動機はそれならそれでいいのです。

心の中に少しでもそんな気持ちがあるなら、それらすべてを書き出してみてほしいのです。

そして、自分自身のために、自分のために自分はボランティアに行く、という認識をもって向かうのがいいと、私は思います。

「いや、僕は、被災者を助けたいのだ。それだけだ。」というかもしれません。

でも、「相手を助けたい」といった思いが、
「助けたら、(相手に)感謝されるはず」といった思い込みを生むこともあります。

もし、まだ、「」だけで行動するほど魂が成長していない、と自覚するなら、動機となる「」を認めて行動したほうが、相手に失礼にならないのではないでしょうか。

その「」を充たしてもらうことで、むしろ、相手に感謝できるからです。


それは、普段の生活の中にもよくあることです。

時間や費用や体力を使って相手のために頑張った行為に、相手が感謝するとはかぎりません。

そんな時、私たちは、悲しい気持ちになったり、時には、感謝を示さない相手を「恩知らず」とうらんだりすることもあります。

純粋にの気持ちで対するなら、相手に感謝を求めることはないはずです。
相手からの感謝は、結果であり、目的ではありません。

親が子どもに対して、あなたを苦労して育てた、と言って、そのことで親孝行を期待するとしたら、それは、「」ではなく「」です



腹八分目

2011-04-26 16:12:09 | 日記
2回続けて、夫のことを書いたところ、

ブログを読んだ数人の方から、

ステキな  魅力的  憧れの  理想的  仏様のような・・・

主人をよ~く知る者からは、ありえない褒め言葉を頂戴しました。

何をもって、あの夫を礼賛の対象にしてしまったのか、
ブログを読み返してみました。

わかったのです!

私は、もうひと言つけ加えるのを忘れていたのだ、ということを!

そのひと言とは

  「過ぎる」    という言葉。

つまり、わが夫は、

  1.鈍感過ぎる
  2.考えなさ過ぎる
  3.シンプル過ぎる
  4.ありのままを受け入れ過ぎる

のです。

「シンプル」っていうと、スッキリと潔いイメージがありますが、
そこに「過ぎる」がつくと、
「単細胞」、もっと直接的な言い方をすれば、「バカ」?

なんだか、妻である私がかわいそうに思えてきた・・・

こんなことを書いていると、悲しくなるばかりなので、
ちょっと、夫から目を転じて・・・

 「過ぎたるは及ばざるが如し」 について触れてみたいと思います。

この格言は、あらゆることに当てはまると言えるでしょう。

どんなことも、やり過ぎると、害にこそなれ、プラスの結果をもたらすことはないのです。

頑張り過ぎると心や体をこわすことになりかねません。

目標も高すぎると現実味に欠け、モチベーションが上がりません。

愛情も過ぎると、それが憎しみに変わったり、あるいは、相手を不幸にしたりすることもあります。

お金もあり過ぎると
、お金の有り難味が薄れ、お金から喜びを与えられることもなくなります。

運動し過ぎも、活性酸素を生み体には毒です。

食べ過ぎも食べなさ過ぎも健康には害です。

なにごとも、  腹八分目がいいのです  


  「二分を控える」  ということが、
自分にも相手にも、社会にも地球にもやさしく心地よい豊かさを生み出すような気がします










頑張らない人

2011-04-23 17:50:29 | 日記
無理をしない夫 と 無理してしまう妻

頑張らない夫 と 頑張る妻

妻とは、私です。

無理してしまう私は、無理しない主人にムカつきます。

頑張る私は、頑張ろうとしない主人にイラつきます。

そうやって、30年以上が経ちました・・・

無理し頑張る私は、食生活に気をつけているにもかかわらず、
検診でも黄色信号、すっかり、老け込みました。

無理せず頑張らない夫は、食生活に無頓着にもかかわらず、
風邪ひとつ引かず、生活習慣病とも無縁で、若々しく元気です。

なんだか、割り切れない気持ち・・・。

で、最近、思いました。

神様は、もしかしたら、
私に「主人に習え」と言っているのかもしれない、と。

前回、主人の特徴をいくつか挙げました。

   1.鈍感
   2. 考え過ぎない
   3. シンプル
   4.ありのままを受け入れる

さらに、もう一つ付け加えると、無欲

だから、無理をしないし頑張る必要がないのです。

もしかしたら、
彼は、今話題の小池龍之介氏が著書で説く釈迦の教えを、
生まれながらに実践していたのかもしれません。

私、小池氏の本を2冊ほど購入したけど、
本を読むより主人を手本にしてればよかった、ってこと?

そして、頑張らない夫には、頑張らなくていい状況が用意され、

頑張る私には、次々と試練が与えられる。


これって、「引き寄せ」の法則





最強の男

2011-04-19 17:17:19 | 日記
今回の大震災は、私たちに精神的な変化をもたらした、とブログにも書きました。

あってはならない大災害、未知の状況に大きく揺さぶられ、
価値観や人生観が根底から覆った、と言う人の声をよく耳にします。

でも、まったく変わらない人がいます。

わが夫です

震災後も、彼の気持ちにも行動にもなんら変化はありません。

どんなに大揺れしようが
西武線が使えず苦労して通勤しようが
計画停電で真っ暗闇の中で過ごすことになろうが

おびえもせず、イライラもせず、たんたんと平常心でいるのです。

真夜中に地震が起きても、知らずに眠り続けます。

寝る時には、懐中電灯や非常用バッグを枕元に持って行ったり、
水の汲み置きに神経質になったり・・・
そんな私が、なんだか、とんでもなく小心者に思えてきたりします。

どんな状況でも泰然自若というと、
なんかクールでかっこよさげ、大物といったイメージですが・・・

要は、鈍感なんです。

そして、彼の強みは考え過ぎないということ。

考え過ぎない、というより、
「考えることが苦手」と言ったほうが当たっているかも~。


もう一つ、シンプルであるということ。

ケータイに登録している人数は、たったの5人。
そのうちの2人は娘と私。
メールは、毎日帰宅時、駅に到着後、「着きました」のみ。
(ちなみに私の登録者数は653人)
日々、よけいなことは、いっさいせず。


さらに、もう一つ、あるがままを受け入れるということ。
このままでいい、とも、これではダメだ、とも思わない。
ただ、あ、そう、そうなんだ、って感じなのかね?

無理することは決してありません。

だって、これ以上を望まないから。

震災ですべてを失ったとしても、「ま、仕方ないか」・・・。
そして、すぐ、立ち直れそうな気がします。

なんだか、書いているうちに、

すごい人

に思えてきた・・・(ちょっと、むかつく)






中途半端な悟りは人生の○○

2011-04-17 13:31:02 | 日記
○○にはどんな言葉が入ると思いますか?

答えは、【猛毒】です。

中途半端な悟りは人生の猛毒

これは、ベストセラー作家の宮部みゆきさんが、最近気に入っている言葉らしいです。(朝日新聞3/27)

彼女は、50歳を迎え、
「悟らなきゃ、落ち着かなきゃ」と思っていたところ、
この言葉に出会い、中途半端に達観するのは止めにしたそうです。

「元気なうちは、『何をわがまま言ってんだよ』と思われることでも
やってやろう」と考え直したそうです。


先日、私は、知り合いのセラピストに、

「マヤ暦診断」というものをやっていただきました。

生年月日で、その人の運勢や特質や天命などを診断する占いです。

そこで、最初に言われたのが、

「バタバタした人生」のひとこと。

人一倍使えるエネルギーがあるらしく、
その分、次々と人生にいろんなことが起こり、
いつも、バタバタ忙しく動き回っている、ということ。

どうせなら、人一倍使えるお金に恵まれる、と言われたほうが
うれしい気がしますが、
彼女は、金運には触れなかったので、
たぶん、そっちは期待できないのでしょう。

どうやら、

多めのエネルギーを世のため人のために有効活用しなさい、
ということらしいのです。

これは、天の命令ってこと?

実は、宮部みゆき女史より年上の私は、

いい年になったのだから、
静かな生活を送り、悟りの境地を目指したいもの
と、少々焦っていたのでした。(焦る時点で、あきらめるべき?)

マヤ暦診断は、そんな決意を、あっさり捨てさせてしまったのです。

だって、私の特性のほとんどを、ズバリ当てられたのですから、
信じないわけにはいかないでしょう。

育つ環境や出来事などにより、性格や思い癖などに違いが生じるかもしれませんが、人は、生れ落ちた日時によって、特性、天命がおおむね決まってしまうのでしょうか?

そうであるなら、
性格を変えるのは難しい、と言われるのもうなずけるし、
そういう自分を受け入れ、その特性を活かして人生を生きていけばいいわけです。

こんな私は、おそらく、中途半端にしか悟れないはず。

バタバタした日々が、当分、続きそうです






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『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。