かつての私は、子どもは好きだったけど、それほど子どもには好かれなかったと思います。
5歳前くらいの子どもには、相手の心を読み取る動物的な勘があります。
どんなに笑顔で穏やかに語りかけようが、その中に偽もの臭さを見抜く力があるのだと思います。
そう、偽もののやさしさ
偽ものの愛情・・・
あの頃の私は、まず、その子に好かれようと媚びたのでしょう。
好かれたい、という欲が、緊張感を生みます。
緊張感は、相手のありのままを受けとめる心の余裕を奪います。
気持ちは相手より自分に向けられているのです。
そんな偽善を幼子は鋭く見抜くのです。
私は、その子の侮蔑のまなざしを感じ、ハッとたじろいだものです。
10歳くらいの子どもとは抵抗なく話せるのに、もっと幼い子どもは、どうも苦手でした。
ところが、今では、ほとんどの小さい子どもたちの心をつかむ人気者のおばさん(おばあちゃん?)になりました。
姪たちの子ども、友人のお子さんやお孫さん、近所の子どもたち・・・みんな私が大好きです。
もちろん、私もその子たちには強い愛情を感じます。
遊びに来ると、ここに泊まって行く、とママを困らせます。
近所の子は「パパに叱られた」と訪ねてきて、私に悲しい気持ちをうったえます。
「世界でいちばん好き!」と抱き付いてきます。
子どもの心をつかむコツを知らず知らずのうちに身につけたのでしょうね。
子どもの心をつかむコツ・・・
それは、「相手のありのままを受けとめる気持ちで接すること」
それは、「相手と同じ目線で接すること」
それは、コーチングで身につけたマインドです。
私は、小さい子どもに接する時は、かがんで、物理的にも目線を合わせるようにします。
初対面の子どもには、私から名前を伝え自己紹介します。
対等の存在であることを意識します。
好かれたいと媚びることも、指示命令をすることも絶対しません。
ただ・・・そのままを愛おしむ
人は、たとえ幼子であっても、相手にコントロールされることを本能的に拒否するのです。
いえ、自分の本能のままにありたい幼子であれば、よけい、拒絶反応が生じるのでしょうね。
だから、私からやさしく包み込むような愛を感じた時、幼子は安心し私に身をゆだねてくるのでしょう。
一年半前に、私にも孫ができました。
もちろん、孫に対しても、こうあってほしい、こうあってほしくない、という欲を手放し、ありのままを受容しています。
孫がやろうとすることにダメ出しも先に手を貸すこともせず、だまって見守っています。
あふれ出る愛情で温かく包み、安心して前に進めるようにしています。
生きることは楽しく、この世は、生きるに値するところだよ、と無言で伝えています。
日々を楽しく生きる、情緒が安定した子どもに、理由を説明しながら、ダメなものはダメ!と躾けることは、相手が2歳に満たない子どもでも容易にできるはずです。
人は、信頼できる大好きな相手の言葉はきちんと受けとめるものです。
それは、子どもも同じです。
5歳前くらいの子どもには、相手の心を読み取る動物的な勘があります。
どんなに笑顔で穏やかに語りかけようが、その中に偽もの臭さを見抜く力があるのだと思います。
そう、偽もののやさしさ
偽ものの愛情・・・
あの頃の私は、まず、その子に好かれようと媚びたのでしょう。
好かれたい、という欲が、緊張感を生みます。
緊張感は、相手のありのままを受けとめる心の余裕を奪います。
気持ちは相手より自分に向けられているのです。
そんな偽善を幼子は鋭く見抜くのです。
私は、その子の侮蔑のまなざしを感じ、ハッとたじろいだものです。
10歳くらいの子どもとは抵抗なく話せるのに、もっと幼い子どもは、どうも苦手でした。
ところが、今では、ほとんどの小さい子どもたちの心をつかむ人気者のおばさん(おばあちゃん?)になりました。
姪たちの子ども、友人のお子さんやお孫さん、近所の子どもたち・・・みんな私が大好きです。
もちろん、私もその子たちには強い愛情を感じます。
遊びに来ると、ここに泊まって行く、とママを困らせます。
近所の子は「パパに叱られた」と訪ねてきて、私に悲しい気持ちをうったえます。
「世界でいちばん好き!」と抱き付いてきます。
子どもの心をつかむコツを知らず知らずのうちに身につけたのでしょうね。
子どもの心をつかむコツ・・・
それは、「相手のありのままを受けとめる気持ちで接すること」
それは、「相手と同じ目線で接すること」
それは、コーチングで身につけたマインドです。
私は、小さい子どもに接する時は、かがんで、物理的にも目線を合わせるようにします。
初対面の子どもには、私から名前を伝え自己紹介します。
対等の存在であることを意識します。
好かれたいと媚びることも、指示命令をすることも絶対しません。
ただ・・・そのままを愛おしむ
人は、たとえ幼子であっても、相手にコントロールされることを本能的に拒否するのです。
いえ、自分の本能のままにありたい幼子であれば、よけい、拒絶反応が生じるのでしょうね。
だから、私からやさしく包み込むような愛を感じた時、幼子は安心し私に身をゆだねてくるのでしょう。
一年半前に、私にも孫ができました。
もちろん、孫に対しても、こうあってほしい、こうあってほしくない、という欲を手放し、ありのままを受容しています。
孫がやろうとすることにダメ出しも先に手を貸すこともせず、だまって見守っています。
あふれ出る愛情で温かく包み、安心して前に進めるようにしています。
生きることは楽しく、この世は、生きるに値するところだよ、と無言で伝えています。
日々を楽しく生きる、情緒が安定した子どもに、理由を説明しながら、ダメなものはダメ!と躾けることは、相手が2歳に満たない子どもでも容易にできるはずです。
人は、信頼できる大好きな相手の言葉はきちんと受けとめるものです。
それは、子どもも同じです。