ふと、自分の心の奥深くに魔物が潜んでいることを感じるときって、ないですか?
健全な精神を持ち
常に、家族にも友人にも愛情を示し
明るく前向きに生きる
心優しい「私」のはずなのに、
ある時、ふとした瞬間に心の奥底に凍り付くような闇を垣間見ることって、ないですか?
闇の正体はわかりません。
関わる多くの人たちが好きで、いい関係を築いてきていると思ってきたのは、幻想だったのか?
彼らと笑顔で別れた後に、じわりと不快な思いがこみ上げてくる謎。
「ありがとう」のお礼のメールを読んだ後に、モヤッとした気分が襲ってくる謎。
楽しいおしゃべりを済ませ、電話を切った後に、かすかな苛立ちが湧いてくる謎。
そうした謎の感情は、すべて、魔物が発する感情のような気がします。
自分とは本来無縁の感情のはずだから、それは自分の感情ではない
たまたま一時的に自分の心に住みついた魔物のせいにちがいない
・・・と思いたい。
その魔物から目をそらさず、じっと見つめていると、少しずつ輪郭が浮き出てきます。
ところが、ある時点から、再びぼやけてくるのです。
でも、一瞬見えたような気がします。
魔物の顔は、怒りにゆがんでいたことが見てとれました。
心の奥に潜む闇には怒りが満ちていることに、少々ショックを受けながらも、本当は、そのことをずっと昔から知っているようにも思えます。
そうだよ、自分はどこかに、怒りを抱えて生きているんだ!
魔物は、たまたま居るのではなく、魔物は、自分そのもの、自分の一部なんだよ!
と心の中から声が聞こえる。
さらに、魔物に近づき、よーく顔を見ると、魔物の目にキラッと光るものがありました。
涙です。
魔物は泣いているのです。
魔物は、怒りながら泣いていました。
「悲しいの?」
と声をかけると
魔物は答えました。
「寂しいんだ。」
「どうして?」
と尋ねました。
「孤独・・・いい人だから。」
それが魔物の答えです。
いい人って、寂しいのかもしれません。
自分が相手を思う以上には、相手は自分を思ってはくれないから。
だって、いい人の思いは、みんなにとっては当たり前になってしまい、みんなが甘える。
そんなこと分かっているはずなのに・・・
そうしてしまう自分の性にも怒りを覚える。
そして、寂しくなる。
寂しいから、悲しくて・・・怒りが生まれるんです、きっと!
なんか、よくわからん!
健全な精神を持ち
常に、家族にも友人にも愛情を示し
明るく前向きに生きる
心優しい「私」のはずなのに、
ある時、ふとした瞬間に心の奥底に凍り付くような闇を垣間見ることって、ないですか?
闇の正体はわかりません。
関わる多くの人たちが好きで、いい関係を築いてきていると思ってきたのは、幻想だったのか?
彼らと笑顔で別れた後に、じわりと不快な思いがこみ上げてくる謎。
「ありがとう」のお礼のメールを読んだ後に、モヤッとした気分が襲ってくる謎。
楽しいおしゃべりを済ませ、電話を切った後に、かすかな苛立ちが湧いてくる謎。
そうした謎の感情は、すべて、魔物が発する感情のような気がします。
自分とは本来無縁の感情のはずだから、それは自分の感情ではない
たまたま一時的に自分の心に住みついた魔物のせいにちがいない
・・・と思いたい。
その魔物から目をそらさず、じっと見つめていると、少しずつ輪郭が浮き出てきます。
ところが、ある時点から、再びぼやけてくるのです。
でも、一瞬見えたような気がします。
魔物の顔は、怒りにゆがんでいたことが見てとれました。
心の奥に潜む闇には怒りが満ちていることに、少々ショックを受けながらも、本当は、そのことをずっと昔から知っているようにも思えます。
そうだよ、自分はどこかに、怒りを抱えて生きているんだ!
魔物は、たまたま居るのではなく、魔物は、自分そのもの、自分の一部なんだよ!
と心の中から声が聞こえる。
さらに、魔物に近づき、よーく顔を見ると、魔物の目にキラッと光るものがありました。
涙です。
魔物は泣いているのです。
魔物は、怒りながら泣いていました。
「悲しいの?」
と声をかけると
魔物は答えました。
「寂しいんだ。」
「どうして?」
と尋ねました。
「孤独・・・いい人だから。」
それが魔物の答えです。
いい人って、寂しいのかもしれません。
自分が相手を思う以上には、相手は自分を思ってはくれないから。
だって、いい人の思いは、みんなにとっては当たり前になってしまい、みんなが甘える。
そんなこと分かっているはずなのに・・・
そうしてしまう自分の性にも怒りを覚える。
そして、寂しくなる。
寂しいから、悲しくて・・・怒りが生まれるんです、きっと!
なんか、よくわからん!