耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

「考えたくない」から花粉症になる?

2014-03-27 16:08:47 | 日記
かつては、春がいちばん好きだったのに、

花粉症発症以来、つらい季節となってしまいました。

今年は、花粉の飛散量は、例年より少なめらしいですが、それでも、くしゃみ、鼻づまり、涙目に悩まされる日々を過ごしております。

症状がひどいと、ひっきりなしのくしゃみに加えて、頭重、熱っぽさ、倦怠感にさいなまれ、ほぼ、思考停止に陥ります。

仕事は、強い薬を服用して、なんとか乗り切りますが、副作用で頭がボーっとするので、100パーセントのパフォーマンスは期待できません。

花粉症と無縁な方は、それだけでも幸せですよ。

でもでも、花粉症を引き寄せたのは、もしかしたら、私自身なのではないか、と密かに思ってもいます。

というのは、7年程前、NLP(神経言語プログラミング)を学んでいたとき、

先生に「花粉症は、『考えたくない』というあなたの思いから発症したんだよ。

という何やら謎めいたことを言われたからです。

その後、体と心の関係などを学び、あのときは、理解しかねた彼の言葉が腑に落ちるようになりました。

最近、心が体に、体が心にお互い大きな影響を与えていることが、明らかになってきています。

心、特に、無意識は強い力となって、私たちを動かします。

過酷な状況にある人が、それを受け入れることを拒否する表れとして、

ある日突然、記憶喪失になったり

視力を失ったり、

難聴になったりすることは、そうした例と考えられます。

もちろん、無意識の働きなので、顕在意識としては望んではいないことです。

そんな事実があることを考えると、

考えたくない → 花粉症を発症する → 思考停止状態に陥る

の流れを自分が作り出している、という見方も可能かもしれません。

もしかしたら、私の脳みそのキャパ以上のことがらを、絶えず、あれこれ考え過ぎているのかもしれません。

情報や思いを整理し余計なものは捨て去って、脳みその大きさに合わせてシンプルにコンパクトにしてみると、花粉症は、うそのように改善するのかもしれませんね。

通常、私たちは、病気や怪我は、悪いものとして嫌っていますが、

実は、私たちの必要に応じて来てくれたもの、むしろ、私たちの味方なのだ、と言ったら、

病気や怪我で苦しんでおられる方々に叱られそうですが・・・。

誰も、病気になりたい、怪我をしたいと望んでなんかいないはずです。

でも、私たちの心は、自分が考えている以上にミステリアスであることも確かです。

幸せの道と苦しい道、二つの道を選べたとしても、誰もが幸せの道を選択するとは限らないのです

自分の心のどこかで

自分は、親より幸せになってはいけない

幸せの道は、自分には合っていず、なんか居心地悪い

苦しい道を歩んでいると、人々は自分に同情し関心を向けてくれる

などの思いを抱き、時には、それが人生を決めてしまっているのかもしれません。

あるいは、こんなこともあります。

例えば、自分が骨折でもしなければ、到底、仕事を放り出すわけにはいかない状況の方でも、

実際に骨折すれば、それは、仕事を休むしかありません。

そして、休んでみると、仕事に関しては予想した程のダメージはなく、むしろ、疲労も回復し過労死を防げた、という幸運な結果をもたらすかもしれません。

そうなると、骨折は、自分の命を守ってくれたことになります。

自分自身を守るために、自分で招いたアクシデントだった、といえるでしょう。

「頑張ることは素晴らしい」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「最後まで、やり遂げなければならない」

という、人間を内側から突き動かす観念は、子供の頃から言われ続けたこと。

それを手放して、自分の本当の心のままに行動することは、難しいのです。

本当の心を無視して、頑張り過ぎるその人を、骨折という形で、その人自身が救ったといえるかもしれません。

自分の本当の心・・・

それを理解することは困難ではあっても、

それは、絶えず、自分に何かを伝えようとしています。


ときどき、立ち止まって、自分の内なる心の声に耳をすましてみてはいかがでしょうか。

胸に手を置いて目を閉じ、問うのです。

「私に何を伝えたいの?」

何らかのメッセージを感じるかもしれませんよ。

本当の自分は、本当の幸せの道を望んでいるのだから、メッセージが届いたら、

ぜひ、それに従ってくださいね、

病気にならなくていいように

怪我をしなくていいように・・・











「自分アピール」を手放したとき、あなたはもっとも輝きます!

2014-03-17 09:59:43 | 日記
かつて、「人に嫌われる」といった悩みを持つ人のセッションをしたことがあります。

お会いした感じでは、ごく普通の女性で、特別にいやな感じは受けませんでした。

「どんな時にそう感じるのですか?」と質問すると、

「ママ友などの集まりの時に、自分が拒否されているような気がする」とのこと。

「そんな時のあなたは、どんな風に振舞っているのですか?」との質問には、

「けっこう、ひとりでしゃべっています。みんなが興味ありそうな話題を提供しているのに・・・。」

「その時のあなたは、どんな気持ちがしていますか?」

「みんなの反応が気になってしまい、実は、楽しくない。」

「楽しくない?」

「そう。だから、疲れるんです。」

「楽しませようと頑張れば頑張るほど、空回りしてしまう・・・。」

この方は、人に好かれようと思って、気を引くようにおしゃべりします。

むだに気を遣い・・・疲れます。


パーティや食事会などの集まりでは、どの方も自分の存在をアピールしたいと思っています。

自分のことに関心を持ってもらいたい。

面白い話題に大笑いさせて場を盛り上げたい。

「素敵な人。また、会いたいな」と思ってもらいたい。

ほとんどの人は、そんな気持ちでそういう場に臨みます。

そして、そういう思いが強いほど、緊張します。

どんな風に思ってもらえるだろう?

自分に関心持ってもらえるだろうか?

自分の魅力がアピールできるだろうか?

不安を感じ、表情も身体もこわばります。

緊張し、気の利いた言葉が口から出てきません。

誰もが「自分アピール」に四苦八苦している時、

あなたは、余裕でニッコリと自然体でその場を楽しんでいられるなら、最高ですよね。

いい方法があります。

それは、意識を自分から他の人々に移せばいいのです。

自分がどう思われるか?ではなく、

相手は、どんな人だろう?

この人からどんな話が聞けるのだろう?

と相手に関心を向け、相手の話に耳を傾ければいいのです。

どんな話題もよく聞くと、

そこには、自分に必要な情報が隠れていることもあります。

面白くて大笑いするかもしれません。

興味のない話題でも、何かしら役に立つことが見つけられるかもしれません。

とにかく、「ええーっ!?そうなんですかぁ!」「それは、すごい!」と

「傾聴」と「承認」を心をこめて示すのです。

自分の話を一生懸命聞き、反応してもらえた相手は、

自分の存在を受け止めてくれたあなたに好意を感じ、

その場にいる誰よりも、あなたのことを忘れないはずです。

もしかしたら、あなたともっと親しくなりたい、友だちになりたい、と思うかもしれません。

相手からどう思われるだろう?という不安

相手に自分をアピールしたい、という欲

を手放したあなたは、もう恐いものなしです!

気楽で自由に自然体でそこにいられるのです。

緊張感は、あなたから「あなたらしい輝き」を奪いますが、

自然体でのびやかな感性は、あなたの魅力を最大限に引き出します。

人々の「自分を認めてほしい」という思いを満足させるあなたは、
意図せずして、あなた自身の存在を確かなものとするのです。



冒頭のクライアントさんも、セッションの中でそのことに気づきました。

「私、自分にしか、目を向けていなかった。これからは、『自分アピール』をやめて、もっと、相手に関心を向けるようにしたい。」

と自分に言い聞かせるように、きれいな笑顔で力強く言って下さいました。

きっと、彼女、ますますチャーミングになりますよ!


















『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。