ここへきて、コロナの感染者激減という嬉しい状況が続き、長く続いた緊張感から解放されつつあります。
未だかつて経験したことのない異常な日常は、多くの人に不安やストレスを与えました。
一方、経済的な問題やDVなどの家庭環境に問題のない人たちには、立ち止まって自分と向き合い、激変した日常から多くの気づきを得られたことも事実です。
私自身も、いつも何かに追われ慌ただしく過ごす余裕のない日常が一変!
長らく、優先順位の低かった漫画やアニメやドラマを楽しむ時間をたっぷり与えられ、ミーハー魂に火がつき、20代の頃のトキメキを取り戻しました。
これまでの自分を振り返ってみても、小難しい学術書やアーティスティックな映画や難解な小説より、私に爆発的な感動を与えてくれたのは、実は、娯楽性に富んだサブカルチャーだったのかもしれないことに気づきました。
そこから得られたワクワク感、爽快感、胸熱くなる感動は、想定外のプラスのエネルギーを生み出し、私を次の行動へと駆り立てていったことに気づきました。
そういえば、20年前、次々起こる不運に傷つき落ち込んでいた私を救ってくれたのも、チケットをもらったので期待せずに観に行った「キューティブロンド」というB級映画。
正義に目覚めたヒロインの堂々とした態度や諦めない強さや勇気ある行動に大いに触発され、突如、私はヒロインに変身し胸を張って映画館を後にしたことを思い出します。
10年前に家の改築という、大きな決断を促したのも、窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」という小説の力でした。
重厚な文芸作品のジャンルには入らない、でも、全編にみなぎる「生命の全肯定」という圧倒的なパワーに心震え、半端なく気分が高揚。
今、このエネルギーを利用しない手はないと思い、勢いに乗ったところで、自宅の大改造という大仕事を決断しました。
今思うと、人生の大事な局面で力をくれるのは、「感動」という心の爆発であり、その感動は、主に、サブカルチャーから与えられていたことを、改めて認識しました。
コロナ禍でのお篭り生活によって、久しぶりに漫画やアニメやドラマを大いに楽しみました。
アマゾンプライムビデオを頻繁に視聴するようになり、かつて、世界を席巻したドラマ「ゲームオブスローンズ」に興奮し、さらに、中国ドラマ「君、花海棠の紅にあらず」に感動し、中国ドラマ「琅琊榜」(ろうやぼう)に沼落ちしました。
ストーリーの圧倒的な面白さにワクワクし、義と友情と愛に生きる魅力的な登場人物の言動に感動の涙を流し、まさに、生きていてよかった!と思える豊かな歓びを味わえた幸せな時間です。
「人間は対象において自分を意識する。美しい音楽にききほれる、スポーツに熱中する、絵画に感動する、そのようなことが自分の存在感を確実なものにする。」とは、さる高名な心理学者の言葉ですが、まさに、対象と自分との間で生じる幸せな化学変化が自分の生への肯定感そのものになることを実感した瞬間でした。
不思議なことに、感動に満たされている間は、自分に起こるネガティブな事柄に反応しなくなることに気がつきました。
今、何が起こっても乗り越えていけると思えるポジティブな心境になります。
ドラマの感動を共有する夫は、仲間であり同志のようにすら思え、いつもなら、イラっとする夫の言動に極めて寛容な自分自身に驚いています。
最近、世の中が落ち着いてくるに伴い、私の暇な時間は減ってきました。
再び、サブカルから離れる時間が長くなり、今心を満たしている感動が少しずつ失われていったら、どうしよう?と、一抹の不安がよぎる今日この頃。
夫が安泰でいられるタイムリミットが近いかも・・・
未だかつて経験したことのない異常な日常は、多くの人に不安やストレスを与えました。
一方、経済的な問題やDVなどの家庭環境に問題のない人たちには、立ち止まって自分と向き合い、激変した日常から多くの気づきを得られたことも事実です。
私自身も、いつも何かに追われ慌ただしく過ごす余裕のない日常が一変!
長らく、優先順位の低かった漫画やアニメやドラマを楽しむ時間をたっぷり与えられ、ミーハー魂に火がつき、20代の頃のトキメキを取り戻しました。
これまでの自分を振り返ってみても、小難しい学術書やアーティスティックな映画や難解な小説より、私に爆発的な感動を与えてくれたのは、実は、娯楽性に富んだサブカルチャーだったのかもしれないことに気づきました。
そこから得られたワクワク感、爽快感、胸熱くなる感動は、想定外のプラスのエネルギーを生み出し、私を次の行動へと駆り立てていったことに気づきました。
そういえば、20年前、次々起こる不運に傷つき落ち込んでいた私を救ってくれたのも、チケットをもらったので期待せずに観に行った「キューティブロンド」というB級映画。
正義に目覚めたヒロインの堂々とした態度や諦めない強さや勇気ある行動に大いに触発され、突如、私はヒロインに変身し胸を張って映画館を後にしたことを思い出します。
10年前に家の改築という、大きな決断を促したのも、窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」という小説の力でした。
重厚な文芸作品のジャンルには入らない、でも、全編にみなぎる「生命の全肯定」という圧倒的なパワーに心震え、半端なく気分が高揚。
今、このエネルギーを利用しない手はないと思い、勢いに乗ったところで、自宅の大改造という大仕事を決断しました。
今思うと、人生の大事な局面で力をくれるのは、「感動」という心の爆発であり、その感動は、主に、サブカルチャーから与えられていたことを、改めて認識しました。
コロナ禍でのお篭り生活によって、久しぶりに漫画やアニメやドラマを大いに楽しみました。
アマゾンプライムビデオを頻繁に視聴するようになり、かつて、世界を席巻したドラマ「ゲームオブスローンズ」に興奮し、さらに、中国ドラマ「君、花海棠の紅にあらず」に感動し、中国ドラマ「琅琊榜」(ろうやぼう)に沼落ちしました。
ストーリーの圧倒的な面白さにワクワクし、義と友情と愛に生きる魅力的な登場人物の言動に感動の涙を流し、まさに、生きていてよかった!と思える豊かな歓びを味わえた幸せな時間です。
「人間は対象において自分を意識する。美しい音楽にききほれる、スポーツに熱中する、絵画に感動する、そのようなことが自分の存在感を確実なものにする。」とは、さる高名な心理学者の言葉ですが、まさに、対象と自分との間で生じる幸せな化学変化が自分の生への肯定感そのものになることを実感した瞬間でした。
不思議なことに、感動に満たされている間は、自分に起こるネガティブな事柄に反応しなくなることに気がつきました。
今、何が起こっても乗り越えていけると思えるポジティブな心境になります。
ドラマの感動を共有する夫は、仲間であり同志のようにすら思え、いつもなら、イラっとする夫の言動に極めて寛容な自分自身に驚いています。
最近、世の中が落ち着いてくるに伴い、私の暇な時間は減ってきました。
再び、サブカルから離れる時間が長くなり、今心を満たしている感動が少しずつ失われていったら、どうしよう?と、一抹の不安がよぎる今日この頃。
夫が安泰でいられるタイムリミットが近いかも・・・