耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

イヤイヤ期、万歳!

2017-02-28 11:45:15 | 日記
現在2歳半の孫がいます。

昨年秋に、彼女に妹ができ、しばらくわが家に滞在しておりました。

丁度、俗に「イヤイヤ期」と称する第一反抗期に入った孫との生活は、かなりのエネルギーを要するものでした。

「お風呂、イヤ!」

「寝るのイヤ!」

「この服、イヤ!」

右と言えば、左

白と言えば、黒

とりあえず、拒否します。

こちらの言いなりになんか、なるものか!

という、この小さな怪獣の抵抗に、周囲の大人たちは、右往左往するばかりでした。

ベビーカーに乗せて、保育園まで連れて行くまでが、闘い。

晴れ渡った日でも、

「この靴イヤ!長くつ履いて行く!」

と言ってきかない。

もう、要求をのんで、長くつを履かせ、普通の靴は抱えて行くしかない。

特に、雨の日は、ベビーカーのシートを嫌がって暴れる彼女をベビーカーに力づくで押し込み、泣き叫ぶ彼女を乗せたまま、駆け足で、徒歩20分の保育園に急ぐ。

途中、闘い疲れて、ベビーカーでぐったりしている彼女を見て、おかしいやら、あきれるやら・・・。

小柄な年寄りには、なかなか厳しい毎日でした。


でも

「イヤイヤ期」は,最初の自我の発動期。

自分の意思が芽生え、その急速な成長に、自分自身が対応に戸惑い、苦慮している様子が伺え、なんだか、愛おしさがつのるばかり。

自分でもなんだかわからないけど、

絶対、相手の意のままになんか、ならないぞ!

と自分を精いっぱい主張する彼女の姿に、心の中で拍手を送っていました。

たぶん、私たち大人も、遠い昔、通ってきた路なのに、

かつては、周囲を振り回したのに、

残念ながら、いやと思っても「NO!」と言えない今の私

おかしいと思っても、理不尽な世間のルールに従う私

それに疲れて傷つきながらも、ニコニコ笑顔で頑張る私

だって、大人だから・・・

大人になるってことは、そういうことだから・・・


最近、孫は少しづつ「イヤイヤ期」を抜けてきたようで、だいぶ聞き分けがよくなりました。

こちらの意に添う、大人にとっての「いい子」になってきました。

成長してきた証しと、周囲は喜んでいますが、

私は、この間までのヤンチャな彼女が好きです。








『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。