対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

酒を飲まない生活3 

2021-06-16 | 日記
4週間ごとに通院している。これはもう何年も続いている。特に自覚症状はないが、検査の数値が悪いのである。血圧と血糖である。

今年になって足のむくみを指摘され、酒を飲まない生活をしようと思った。前回(4月後半)、この3ヶ月で体重が9 kg 減り、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c) が6.3まで改善したことを記事にした。おなかもへこみ始めていい方向に向かっていると思った。先月(5月)から血圧の薬は飲まなくてもよくなった。

それ以降も、酒を飲まない生活を続けて、体重はさらに減り、65キロを切るようになった。近年ないことである。ピンポイントの記憶だが、18歳のときの体重が63キロだった(そのときは、太ったなあと思った)。

今日は通院日だった。いつものように耳からの簡易的な血糖とHbA1cの測定をして診断。そのとき1ヶ月前に行った総合的な血液検査の結果も確認した(この結果は楽しみにしていた)。HbA1cは5.9、今日の結果も5.9である。基準値(4.6~6.2)に入っている。空腹時血糖は119(1か月前)と96(今日)で、少し高めだが、基準値(60~109)に入るようになってきた。腎臓や肝臓の数値、コレステロール値もすべて基準値内であった。

それで、今日は3種類飲んでいる薬の1つが半分の含有量のものに変更になった。薬局で処方箋を見せると、がんばってるねと元気づけられた。そういえば、血圧の薬を飲まなくてよくなったときも、ほめられた。



『天才ガロアの発想力』を読む2

2021-06-15 | ガロア
(2次方程式でのガロアのアイデア)

本は半分ほど進んだがまた逆戻りである。

2次方程式x^2+ax+b=0の解の公式は、ふつうには平方完成をして導くが、ガロアの発想では次のようになる。

有理数体Qに2次方程式の解αを付け加えた拡大体K(2次体)を基礎とする。
1 αの自己同型f(α)が
   α(恒等写像)かβ(共役写像)であること、
2 2次方程式の判別式(α-β)^2の自己同型f((α-β)^2)が
   f(α-β)^2)=(α-β)^2 より
   (α-β)^2が有理数であることを導く。
そして、
3 α-β=±√(α-β)^2  と α+β=-a(解と係数の関係)
 を連立させて導く。

 こうして αが有理数の平方根と有理数の四則演算から求められる。

4  K=Q(α)=Q(√有理数)という流れ

千両の蕾と花

2021-06-14 | 庭の草木
千両の花には、顎も花弁もないので、ここで蕾と花の区別は便宜的なものである。緑色の花柱から緑色の雌しべで出てくる。ここには出かかったばかりのものもあれば、丸く生長したものも見える。雌しべの大きさの違いにつぼみと花の区別を見ることにする。

雌しべの柱頭は上を向いているが、雌しべの側面からクリーム色の雄しべが出ている。おしべとめしべが裸で並んでいるのが千両の花のつくりである。緑の雌しべは受粉して赤い実になる。

南天の蕾と花と若い実

2021-06-11 | 庭の草木
今年は例年になく南天の花がたくさん咲いているように思える。花びらがすでに散り始めているのもあれば、まだ蕾のものもある。白い蕾。白い花びら6枚、雌しべの周りに黄色い雄しべ6本。雄しべはバナナの房のように見える。雄しべや花びらが落ちて先端が色づいた柱頭だけのもある。これが赤い実に育っていく。

『天才ガロアの発想力』を読む

2021-06-10 | ガロア
ここ数ヶ月、数学や理科の本が読めなくなってきている。読んでみるのだが分からなくて挫折してしまうのである。
久しぶりに読み進められる本があった。『完全版天才ガロアの発想力』(小島寛之著、技術評論社、2019)である。これは方程式の解法に焦点をしぼった群論のようである(以前テレビの番組で方程式の解法と群論の関係を扱ったものがあった、NHK?)。「対称性と群が明かす方程式の秘密」(本の副題)を読み取りたいと思う。3分の1ほど読み進んできたが、剰余類で足踏みである。後ろの方をめくると、ナントカ空間とかあって、最後まで行けるかなあと思う。

カラス、なぜなくの

2021-06-09 | 日記
しばらく前からカラスが電柱に巣を作り始めた。ハシボソガラスである。部屋の窓から見えるので、しばらく観察してきた。

これは1週間前である。今朝、カラスの様子を見ていると(大きく嘴を開け目をパチパチさせていた)、卵がかえっているのではないかと思えた。

昼寝をしたあと外を見ると、作業車が巣を取り除いて、クレーンを下げていくところだった。カラスは近くの電線に止まっていた。作業を見ていたようにみえる。巣を取り去った作業者に聞いてみると、雛が2羽いたという。

しばらくして、カラスは戻ってきた。喪失感はあるだろう。

センリョウとカナヘビ

2021-06-08 | 庭の小動物
昨年センリョウ(千両)の花は多く咲いていた。しかし、知らぬ間に消えていき、赤い実は数個ほどしかならなかった。裏の年だったのだろう。今年も花が数多く咲いている(花といっても、おしべとめしべが裸で並んでいるだけである)。今年は赤い実をたくさんつけてほしいと思う。庭に出て花を見てみると、センリョウの葉にカナヘビがいた。何かを見つめているようにも見えた。

カナヘビは庭のどこにいてもおかしくはないが、センリョウで見掛けるのは初めてである。

明治・大正・昭和・平成・令和

2021-06-04 | ノート
漢字の読み方読み方には呉音・漢音・唐音の3種類ある。例えば「行」は呉音ではギョウ(修行)、漢音ではコウ(行進)、唐音ではアン(行灯)である。唐音は特殊で、漢字の読みは呉音と漢音の2種類といってよいだろう。

最近の元号の読み方を見てみよう。漢音・呉音でそれぞれ読むと次のようである。

     漢音    呉音
明治  めいち   みょうじ
大正  たいせい  だいしょう
昭和  しょうか  しょうわ
平成  へいせい  ひょうじょう
令和  れいか   りょうわ

明治(めいじ)・大正(たいしょう)は漢音・呉音である。
昭和(しょうわ)は呉(漢)音・呉音
平成(へいせい)は漢音・漢音
令和(れいわ)は漢音・呉音

平成になってはじめて漢音で統一した読み方になっている。令和は再び分裂して、明治や大正と同じ漢音・呉音読みである。(「明治・大正・昭和」呉智英『言葉につける薬』所収1994参照)

ちなみに、令和の「令」をリョウと読むのは、例えば律令(りつりょう)だが、「和」をカと読む語句はあるのだろうか。思いつかないし、調べたが、わからなかった。昭和の「和」(カ)でも同じだが。

和尚(オしょう、「和」の唐音)を宗派によって「カしょう」と読むとあったが、よく知られた言葉にはないのだろうか。和子、正和は「かず」と読むが、これは「音」ではなく「訓」だろう。それとも「カ」の読みが関係しているのだろうか。



新型コロナワクチン接種予約完了

2021-06-03 | 日記
混み合うと聞いていたので待たされるのは覚悟していた。LINEから申し込むか、PCでやるか迷ったが、PC でやることにした。

午前9時から受付だった。9時までに券番号と生年月日を記入しておき、9時直後(0分2秒ほどだろうか)に「認証」ボタンをクリックした。待つことなく、そのまま次の記入画面に進んで行った。名前や住所、電話番号等を記入した後、かかりつけ医を選択し、カレンダーを見て日時を決めた。日曜日に、1時間あたり15人、接種が予定されていた。

半月後に接種が決まった。あっけなく終わった感じである。本日分では市内で1番早く予約できたのかもしれない。PCでよかったと思った。医療機関を選択する画面がスマホだと見づらいのではないかと思った。次は妻の接種予約をすることになるだろう。