ここ数ヶ月、数学や理科の本が読めなくなってきている。読んでみるのだが分からなくて挫折してしまうのである。
久しぶりに読み進められる本があった。『完全版天才ガロアの発想力』(小島寛之著、技術評論社、2019)である。これは方程式の解法に焦点をしぼった群論のようである(以前テレビの番組で方程式の解法と群論の関係を扱ったものがあった、NHK?)。「対称性と群が明かす方程式の秘密」(本の副題)を読み取りたいと思う。3分の1ほど読み進んできたが、剰余類で足踏みである。後ろの方をめくると、ナントカ空間とかあって、最後まで行けるかなあと思う。