デフレは悪くない 2015-09-26 | 日記 8月の消費者物価指数は、前年同月比0.1%下落し、日銀が金融緩和に踏み切った2013年4月以来のマイナスに転じた。原油価格の下落が主な原因である。これを不安視する傾向がみられるが、国民の生活水準を考える場合、大事なのは「名目(賃金)」ではなく「実質(賃金)」である。物価の下落、良いではないか。2%の物価上昇を目指す日銀の「異次元緩和」がそもそも間違っているのである。「物価の上昇→所得の増加→消費の拡大」という順序は成立しないのである。