対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

ジョウビタキ

2015-01-22 | 庭に来る鳥
 昨日、ふきのとうを撮っていたらジョウビタキが飛んできた。

 ジョウビタキは漢字で「尉鶲」と書く。尉(じょう)には、1官位・2老翁・3炭火の白くなった灰の意味がある。この鳥のオスの頭頂部は灰白色で老人の白髪のように見えるので、2と3が関係しているだろう。
 この鳥は「カッ、カッ」と鳴くときがある。これが火打石を打つときの音に似ているので「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたといわれている。興味深いことに漢字「鶲(ヒタキ)」の「声」は翁(おきな)になっている。

 昨年はじめて名前を覚え見分けがつくようになったが、国語辞典(新明解国語辞典)にも載っている有名な鳥だった。
ひたき【鶲】 スズメぐらいの大きさで火打石を打ち合わせるような声で鳴く。ヒタキ科の「キビタキ」と、ツグミ科の「ジョウビタキ」が代表的。
じょうびたき【尉鶲】冬の初めわが国に来る小鳥。明るい茶色の翼のまん中に白い部分がある。〔ツグミ科〕
 人に無頓着である。近くにいてもあまり警戒しない。

 地面
   
 雪柳の枝
  
 物干しざお